JR宇都宮駅から歩いて行けるところに温泉があるらしいと聞いて、行ってみました。ザ・グランドスパ 南大門です。
場所は、JR宇都宮駅から歩いて10分ほどのところ。JR宇都宮駅と東武宇都宮駅から無料送迎バスが出ています。もっとも、JR宇都宮駅からであれば大抵の人は充分歩けると思います。
料金はコースによって異なります。大雑把に分けると、入館、宿泊、食事のみの3パターンに分けれまして、食事のみの場合は入館料はかかりません。宿泊は、プライベートキャビンと称するカプセルルームと、デラックスタイプのキャビンルームの2種類があります。
入館料金は、日帰りコース（館内着・タオルセットのレンタル込み）、ショートコース（90分 タオルセットのレンタル込み）、深夜風呂（120分 タオルセットのレンタル込み）、朝風呂（90分）の4種類で変わりまして。日帰りコースが平日は大人1,980円、子供660円。土・休日は大人2,200円、子供770円。岩盤浴に入った場合は600円（館内着と専用着のレンタル付き）が別途かかります。
入館するときはまず、靴を下駄箱に入れます。下駄箱の鍵にバーコードが付いていまして、自動受付機で受付を済ませた後、下駄箱の鍵のバーコードをゲートにかざして入ります。次に、フロントに行って、タオルと館内着を受け取ります。宿泊するときや、JAF会員の割引を受けるときは、このタイミングでフロントに申告します。
脱衣所のロッカーには鍵が付いていて、空いているところを適当に使います。館内の精算は、下駄箱の鍵のバーコードを使います。
退館するときはまず、自動精算機で入館料などを支払います。すると、退館用のQRコードが発行されるので、このQRコードをゲートにかざして外へ出ます。
お風呂に入ると、まずどこから入ろうか悩みます。何せ、内湯だけでも乾式サウナ、スチームサウナ、水風呂、天然温泉、檜風呂、高麗人参風呂、漢方薬湯、高濃度炭酸湯、寝湯、プールがあります。ジーン吉本の体感温度的には、高濃度炭酸泉が約38℃、プールが約30℃、その他のお風呂が約41℃でした。
天然温泉は無色透明無味無臭で、泉質はナトリウム－硫酸塩・塩化物温泉（含食塩・芒硝泉）です。身体があったまる塩化物泉と、切り傷・やけどに効く硫酸塩泉の2種類の性質を持つらしいです。確かに、鬼怒川温泉って硫酸塩泉ですよね。上がった後、お肌がつるつるになりました。もっとも、無色透明であるが故、ここが温泉と言われなければ気づかないかもしれません。
まずは、漢方薬湯へ。たまに肌がひりひりするぐらいに効く薬湯温泉もあるのですが、ここは大丈夫でした。ちなみに、漢方薬湯とは別に、高麗人参風呂があります。漢方薬湯がある健康ランドはたまにあるのですが、高麗人参風呂は珍しいですね。お湯はやや黄色い色をしています。
続いて、サウナに入ります。北関東最大級を謳うだけあって、かなり広いです。しかも、室内が高温と中温に分かれています。高温が約90～100℃、中温が80～90℃です。高温サウナと中温サウナがあるところはたまにありますが、同じ室内で温度が分かれているところはちょっと見たことがないですね。
サウナから上がったら、水風呂に行きます。ここの水風呂が低温と中温がありまして、低温が約18℃、中温が約28℃です。これ、すごくありがたくて、低温だと一気に身体が冷え切ってしまうのですが、中温だとちょうどいい感じでクールダウンできるんですね。ジーン吉本はかけ湯は中温で体を慣らして、低温に入る感じでした。
水風呂に入った後、休憩をしに露天風呂へ行きます。ゴロンと横になって休憩できるスペースがあるのがありがたいです。
露天風呂は湯舟が3段に分かれていまして、すべて天然温泉です。上段の湯舟にお湯が投入されまして、下の湯舟に順に流れていくことで、順々にお湯がぬるくなる仕組みです。ジーン吉本の体感温度的には、上段が約42℃、中段が約41℃、下段が約37℃ぐらいでした。上段が一番広くて、しかもテレビが見れるのですが、下段のぬる湯が心地よくて、時間を忘れてのんびり入っていました。
再びサウナ→水風呂→休憩と行った後、高濃度炭酸泉に入ります。露天風呂の一番下の湯と同様、ここもややぬるめになっています。しかも、湯舟が他のお風呂よりも小さめでして、いつも混んでいます。
再びサウナ→水風呂と→休憩のあと、天然温泉の露天風呂の中段へ。上段と中段は湯温は普通かやや熱めで、お風呂に入りながらテレビが見れるのが嬉しいです。
その他、プールがありまして、子供が結構ここで遊んでいました。プールは内湯にあるので、水着は不要です。
館内は、1階がフロント、2階がお食事処とレストルーム（男女共用）と漫画コーナー、3階がプライベートキャビン（つまりカプセルホテル）とレストルーム（男女別）です。ちなみに、プライベートキャビンは、ネットで予約ができます。
さて、南大門という名前を聞くと、どうにも焼肉が思い浮かんでしまうのですが、ジーン吉本の想像を裏切らず、館内に焼肉屋さんがあります。しかも、カウンターがありまして、一人でも心置きなく焼肉が食べられます。ちなみに、館内にはお食事処があと1つ。和洋中のお食事処があります。ジーン吉本は、お食事処の方へ行きました。ちなみに、この写真は過去に焼肉コーナーへ行った時の写真です。
まずは、イカのお刺身を注文。栃木県には海がないので、お刺身を頼むのは間違っているのではという説もあるのですが、このイカのお刺身はうまかったです。
続いて、マルゲリータピザを注文。恐らくこれは、冷凍食品をオーブンか何かで温めたのだろうと思うのですが、お味はそれなりにという感じでした。ただ、そもそもピザが置いてあるという時点で珍しく、お腹にたまりそうな感じだったので注文しました。
続いて、盛り合わせプレートを注文。鶏のから揚げ、ポテトフライ、ソーセージの盛り合わせです。これらは単品で注文することもできるのですが、1人で来た時に「全部単品で頼んだら、お腹いっぱいになる」というときに頼むと便利ですね。
最後に、春巻きを注文。ここはどういうわけか、中華系のメニューが充実していまして、この春巻きもうまかったですよ。
呑みの後は、レストルームでお昼寝です。レストルームは2階がテレビ付きリクライナーが並んでいまして、まったりと過ごしたい人向け。3階がテレビなしのリクライナーが並んでいまして、ひと眠りしたい人向けです。3階レストルームは扉が付いていて、室内は照明が控えめになっています。
ジーン吉本は3階でお昼寝したのですが、どういうわけか「カッコー、カッコー、・・・」「ピヨ、ピヨ、・・・」と信号機の音が入ってきます。ま、一定のリズムがある音なので、あまり気にはなりませんでしたが。
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まず、JR宇都宮駅という、県庁所在地の駅で、しかも新幹線が停まる駅から歩いて行けるという時点でポイントが高いです。ちなみに、宇都宮市の繁華街は東武宇都宮駅の近くなのですが、頑張れば歩けますし、無料送迎バスも出ています。
しかも、あれだけたくさんのお風呂に入れて、お食事処も休憩所も充実しているので、一日ゆっくり楽しめます。また、カプセルルームがあるので、お泊りもできます・・・とこれだけ充実した施設は、そう多くはないと思います。ジーン吉本的には、おススメです。
なお、プライベートキャビンは人気があるらしく、休日ともなると満席で当日申し込みできないケースがあるので、事前に予約しておくことをお勧めします。
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