では、神奈川県にはどんな温泉があるんだろう(・・・て、箱根も神奈川県なのですが)と、今日行ってみたのがここ。天然温泉 満天の湯です。
場所は相鉄線の上星川駅から歩いて0分、ていうか駅の真横にあります。ただし、駅から見ると1階の相鉄ローゼンが見えまして、ぐるりと回ったところに階段があって、玄関は2階です。一応駐車場もあるみたいですが、電車かバスで行った方がいいでしょう。
入浴料は、休日大人が880円でした。タオルは付いていませんが、150円でフェイスタオルの販売、200円でバスタオルのレンタルがあります。つまり、手ぶらで行った場合は1,230円で、「おいおいこれじゃ雅楽の湯より高いんじゃない」と思うのですが、思うに土地代が全然違うんでしょう。
前述の通り玄関は2階で、他にフロントとお食事処、ほぐし処、理髪店があります。大浴場は3階です。入口で入場券を購入し、フロントで入場券を渡した後で階段を昇って、お風呂に入るというシステムです。逆に、お風呂から上がってほぐし処やお食事処へ行くには、フロントを通過しなければいけません。これだと本当に帰る人と区別がつかないため、もう一度お風呂に入りたい人はフロントに再入場を申し出て、手にスタンプを押してもらわなければいけません。これは大きなマイナスポイント。せっかくお風呂に入ってきれいになったというのに、手にスタンプを押すってどういうことって感じですね。
お風呂は内湯に日替風呂と電気風呂、健美の湯(薬草湯)、マッサージ風呂(細々と名前がついていますが省略)、サウナ、水風呂があります。露天風呂に、天然温泉と電気風呂、壺風呂、シルク風呂、寝湯、うたた寝湯、蒸し風呂(スチームサウナ)があります。
ジーン吉本的に気に入ったのが、電気風呂。しかも、ここの電気風呂は天然温泉なんです。そもそも電気風呂自体が探さないと見つからないのに、天然温泉で電気風呂ってこれはかなり貴重でしょう。ただし、2人しか入れない(弱・強の2種類あり)ですけどね。
一番人気はうたた寝湯。ここのうたた寝湯は畳(正確にいうと、畳みたいな感じのビニール)が敷いてあって、お湯の中に浸かるというよりは、お湯であっためた畳の上にごろ寝する感じです。確かに、これはお昼寝にぴったり。ただし、あまりの混みように「15分で他の人に代ってください」と書いてあります。
次に人気なのは、マッサージ系のお風呂。湯温が約37℃と、人の体温と同じぐらいになっていまして、これまた長湯するのにぴったりの温度。「この温度だと人は熱さを感じないので、とってもリラックス」できるんだそうです。
温泉はアルカリ性で、黒いお湯でした。入るとお肌がすべすべになるお湯でした。同じ首都圏でも、東京や千葉あたりの琥珀色のしょっぱいお湯とは違う感じです。
確かに、源泉風呂と炭酸泉を除けばほぼ全部ありと言ってもいいんじゃないかと思うぐらい、いろんな種類のお風呂があります。その代わり、湯船は総じて小さめ。でもって、メインディッシュに相当するものがどれなのかもよくわからず。なので、幕の内弁当のような施設ですね。
また、大浴場の中には休憩できるよう、椅子やベンチが結構あるのはありがたいのですが、お風呂を上がってから休憩するところがなく、あるとすればお食事処ぐらいです。ま、お値段がこれなのでスーパー銭湯と思ってくださいということだとは思いますが、それにしてはやや高いかな、といったところですね。
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天然温泉 満天の湯
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