この日のお宿は、湯村ホテルB&Bでした。実はここ、ジーン吉本がぼっち温泉旅にお勧めできるホテルなんです。また、1,200円(税別)を支払えば、日帰り入浴できます。その名の通り、場所は湯村温泉にあります。甲府駅からはバスで約10分、運賃は220円です。また、車で来た方のための駐車場もあります。
お湯は無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫化物泉で、弱アルカリ性の優しいお湯です。ホテルが自前で源泉を持っているらしく、そのままかけ流しにしています。しかも、加水・加温しなくても入れるという、珍しい温泉です。
内湯と露天風呂、サウナがあります。内湯がやや熱め、露天風呂が内湯よりぬるめ(でも十分熱い)です。内湯はそこそこ広いものの、露天風呂は4~5人入ったらいっぱい、サウナは大人二人(恰幅のいい人だったら一人)入ったらいっぱいと、狭いです。露天風呂には電気風呂が付いています。しかも、段差や腰掛けがなく、電極を患部に近づけやすいようになっています。これがかなり効きます。しかし、水風呂がないのが残念です。
ロッカーが狭く、着替えぐらいしか入りません。宿泊している人は大きな問題にならないのですが、日帰り入浴で利用するときはちょっと気を付けた方がいいかも知れません。
ここは布団の上げ下げをしなくて済むよう、洋室が主体で、シングルルームもあります。広さは、普通のビジネスホテルとほぼ同じぐらいです。やや古さを感じる部分もありますが、十分許容範囲内です。築年数の古い旅館と比べると、むしろ快適なぐらいです。
ベッドはセミダブルサイズだと思うのですが、かなり広いです。
机も十分広いです。また、写真には写っていませんが、机にはコンセントが2つついています。ただし、コンセント周りのスペースの関係で、ACアダプタだとうまく刺さらない可能性があります。
気を付けないといけないのが、インターネット接続です。各部屋にLANポートがあるのですが、LANケーブルがありません(レンタル可)。また、LANポートは机ではなく、ベッドの枕元についています。なので、そこそこ長めのLANケーブルでないと、机まで届きません。別解としては、無線LANアクセスポイントを無料でレンタルしてくれるそうなので、そっちを使うという手もあります。
冷蔵庫は空で、入口の隣に置いてあります。造りとしては変わっていますが、うるさいものが一番遠いところに置いてある感じなので、むしろ正解かもしれません。ただし、冷え具合がイマイチで、強弱を調節することもできず、ここは要改善ポイントですね。なお、部屋にはズボンプレッサーや加湿器、扇風機が備え付けてあります。
各部屋にトイレとお風呂がついています。温泉宿だとひどい場合、お風呂どころかトイレも共同なんてところもありますが、至って良心的ですね。また、細かい話ですが、コンセントの数が多いのがありがたいですね。
夕食と朝食は、1階のレストランで。フロントで予約を取ってからレストランへ行き、チェックアウト時に料金を支払うシステムです。山梨県の地元食材を中心とした、バイキングです。(写真は夕食)
館内にはこの他、コインランドリーと自炊室がありまして、長期滞在にも対応できます。また、無料のマッサージ機と、かくし湯と言って宿泊者専用の露天風呂があります。かくし湯はそれほど広くはないものの、ぬるめのお湯でして、ゆっくり入るんだったらむしろこっちの方がお勧めです。
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