埼玉県の大宮に近いところに、新しい日帰り温泉ができたらしいということで、行ってみました。美楽温泉 SPA HERBSです。
場所は、JR大宮駅から宇都宮線で一駅、土呂駅から歩いて10分足らずのところにあります。営業時間は10:00~23:00です。料金はタオル+館内着のレンタルがついて、平日昼間で大人1,296円。子供864円。休日で大人1,512円、子供756円です。更に岩盤浴がつくと、大人が平日で1,512円、休日で2,052円です。
下駄箱に靴を預け、フロントで受付を済ませると、精算用バーコードと館内着引換券がもらえます。この引換券と、館内着+タオルとを交換します。脱衣場のロッカーは自由で、空いているところを適当に使います。
お風呂は、内湯がサウナ、水風呂、炭酸泉、シルク風呂、電気風呂、ジェットバス。露天風呂が天然温泉が2つと壺湯、寝転び湯、源泉洞窟風呂です。泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明で無味無臭です。ジーン吉本の体感温度的には、シルク風呂(電気風呂)と露天風呂(広い方の湯船)が41℃、露天風呂(狭い方の湯船)が40℃、壺湯と炭酸泉と寝転び湯が38℃ぐらいでした。
面白いのが、源泉洞窟風呂。湯温が約35℃。中は薄暗い造りになっていまして、中は一人ずつ座れるようになっています。で、熱さ冷たさを感じない微妙な温度で、ゆっくりと入りましょうというわけです。確かに、温泉はあったまるもんだと思っている人にとっては「何これ?」だと思いますが、ジーン吉本的にはこれはあり! ここで目を閉じていると、ほんとリラックスできます。
また、電気風呂があるのもジーン吉本的にはポイントが高いですね。しかもここの電気風呂、とってもよく効きます。ただし、天然温泉と言っても、別にこれといった特徴のあるお湯ではないので、言われなかったら天然温泉だと気づかないと思います。
館内は全体的に、日帰り温泉施設というよりは、フィットネスクラブのような雰囲気で、1階が駐車場。2階がフロントと岩盤浴、お食事処。3階が大浴場とカフェ、キッズコーナーと休憩スペース。4階がゲームコーナーとトレーニングジムです。
今日は呑みと言っても、ちょっと控えめ。(その理由は、後で説明します)
ジーン吉本がオーダーしたのは串揚げの盛り合わせ。820円(税別)でした。この手の施設で串揚げってありそうでないなって思いまして、頼みました。衣はさっくりで、うまかったです。ただ、ソースが入っている器が小さすぎて、串揚げ全体がソースに浸らないのがちょっと残念。
この後、ちょっとお昼寝・・・て、この施設。なんとお昼寝するスペースがないんです。正しく言うと、3階の休憩スペースはごろごろできる感じになっていまして、ブランケットも置いてあるので、これでお昼寝できるスペースを作ったつもりなのでしょう。しかし、こんな明るいところで、しかもお隣がキッズコーナーとカフェ。こんなところでお昼寝しろなんて、ありえない!
(注:キッズコーナーとお食事処、フロントは、日帰り温浴施設の中でも3大騒音源でして、休憩するスペースとは離れたところに配置するのが常識だと、ジーン吉本は思っています)
ブランケットも短すぎて足まで入らず、ここでのお昼寝は断念しました。お風呂上がりの呑みを控えめにした理由がこれで、こんなところでお昼寝できないんじゃないかと感じたからなのでした。
この施設のターゲットは女性、しかも若年層だと思われます。しかし、女性をターゲットにした温浴施設って、最初こそはやるものの、男性客と家族連れを確保することができず、短命に終わるケースが多かったりします。ここもその可能性は高いのではないかと思っていまして、健康ランド的な施設で一日ゆっくりしたい人からは「休憩スペースがない」という理由で敬遠され、スーパー銭湯に行きたい人からは「料金が高すぎる」と言われそうな気がします。そうなると、一体誰が行くんだろうという話なんです。
お風呂とお食事処は十分合格点を出せるだけに、休憩スペースのなさで大幅減点というのは誠に残念だと思います。ジーン吉本的にも、今回は試しに行ってみましたが、次はないと思います。
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美楽温泉 SPA-HERBS
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