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ジーン吉本が今回お世話になったのが、ホテルスパックス草津さんです・・・って、いかにもって感じのお名前なのですが。場所は、草津温泉バスターミナルから歩いて5分ほどのところにあります。
草津温泉バスターミナルの、バスが出てくる方の坂を上がっていくと、コンビニの先にこんな感じの看板が見えます。ここを右に曲がります。
曲がった先はこんな感じでして。
「これ、本当にホテルがあるのかしら???」
・・・と思うかもしれませんが、かまわず道なりに進みます。
突き当りにこんな感じの看板がありますので、ここを右に曲がった先にあります。
建物はこんな感じです。
「うわー、でっかいホテル。」
・・・と思うかもしれませんが、さにあらず。実はここはリゾートマンション併設型のホテルでして、この建物の大半はリゾートマンションなんですね。では、ホテルはというと、地下1階~2階までです。
このホテル、西の河原エリアに立地していまして、西の河原公園までは歩いて5分ぐらいで着きます。また、湯畑も歩いて7~8分で行けます。更に、草津スキー場まで近いうえ、ちゃんとスキールームもあるので、冬にスキーに行く方にもおススメです。
飲食店は、湯畑とその周辺まで歩けばいっぱいあります。ただし、草津温泉の温泉街にはファストフード店がなくて。朝ご飯が食べられるところは決して多くはありません。なので、朝ご飯はコンビニ飯でOKという人を除いて、朝食付きプランにすることをおススメします。コンビニは、歩いて2~3分のところにセブンイレブンがあります。
ホテルに着くと、まずはラウンジに通されます。で、お茶を飲みながらチェックインです。
ジーン吉本がお世話になったのは、ツインルームです。この奥が、居室です。
こちらがお部屋です。ツインルームにしては、ややコンパクトなお部屋です。特徴として、テレビが天吊り式に設置されています。ちょっと見づらいですが、右上の黒い物体がテレビです。
反対方向を見ると、こんな感じ。シャワールームがガラス張りになっているのが特徴です。
窓側には、丸テーブルと椅子が置いてあります。欲を言えば、もう少し小さめの椅子でいいので、2つ置いてほしかったですね。
窓から見える景色がこちら。正面にでっかい御殿のような建物が見えますが、これは草津ホテルです。
ベッドです。シングルベッドが2つ並んでいます。
枕元には、明かりのスイッチとACコンセントがあります。家具の配置から考えて、窓側の人がテーブルとこのACコンセント、シャワールーム側の人がデスクを使う感じになるでしょうね。
デスク回りです。シャワールームの隣にあります。窓を背にして座る感じです。
デスクの上です。PCで作業をするとき、広さは十分なのですが、ガラスなのでマウスが使えません。ここは普通に木製にしてほしかったです。
デスク上にはエアコンとテレビのスイッチ、ティッシュ、目覚まし時計があります。この目覚まし時計、暗いところでは全く見えないので、できれば時計は持って行った方がいいと思います。
もう一方には、明かりのスイッチと電話機が置いてあります。インターネットは、無線LANのみ利用可能です。部屋に置いてあるQRコードで接続できます・・・が、PCはこの方法で接続できません。フロントに申し出れば、接続情報を教えてくれます。
廊下の部分が長めになっていて、棚が設けられています。入口側が、ハンガーをかけるところになっています。
ハンガーの下に、タオルと浴衣、スリッパが置いてあります。
窓側が上から順に、グラスとマグカップ、サービスの天然水が置いてあります。
その下に、飲み物とお菓子、電気ケトルが置いてあります。
その下に、金庫が置いてあります。
一番下が冷蔵庫です。
冷蔵庫の中は空です。スイッチを切ることはできませんが、音は気になりませんでした。
トイレと洗面台です。
お部屋にはお風呂が付いていません。シャワーのみです。ま、大浴場がありますから、お風呂は必要ないかもしれません。
大浴場は、地下1階にあります。朝の5:30~6:00のタイミングで、男女が入れ替わる仕組みになっています。なぜそうなっているのかというと、露天風呂が片方にしかついていないからです。また、清掃時間は10:00~14:00で、この間と男女入れ替えの時間は大浴場を利用できません。このため、チェックイン直後に、露天風呂ありのお風呂が男女どっちになっているかは、日によって異なります。
お風呂は内湯とサウナ、水風呂です。片方にだけ露天風呂が付いています。サウナが利用できるのは、14:00~22:00です。深夜時間帯にサウナが利用できないのは理解できますが、朝の時間帯はサウナを利用できるようにしてほしいです。
お湯は万代源泉を使っていまして、泉質は酸性-硫酸塩・塩化物泉です。草津温泉の中でも酸性度が高く、ほぼ透明のお湯です。ジーン吉本の体感温度的には、内湯と露天風呂が約41℃、サウナが約80℃、水風呂が約18℃でした。
まずは内湯に入ります。内湯はかなり広く、15~6人は入れそうに思うのですが、湯舟の形がいびつなので、広さの割にたくさんの人が入れません。また、お風呂に入る前にかぶり湯をしようと思ったのですが、桶が置いてなくて。洗い場の桶を使いました。
続いて、サウナに入ります。サウナはそれほど広くなく、6人も入れば一杯です。サウナ時計が置いてあるのと、水風呂があるのが嬉しいです。
サウナ→水風呂の後、休憩を・・・ということなのですが。露天風呂がある方には、露天エリアにベンチが置いてあります(狭いですが)・・・が、露天風呂がない方には、洗い場の椅子しかなく、お風呂の合間に休憩するところがありません。これだと一旦上がって、脱衣場で休憩するしかなく、大きなマイナスポイント。
で、露天風呂はというと、広さはそれほどでもなく、5~6人入れば一杯です。湯舟だけで露天エリアのほぼ全体を占めていまして、休憩スペースはベンチがちょこんと置いてあるだけです。
さすが草津温泉と言いますか、お湯は素晴らしいです。また、サウナと水風呂があるのもポイントは高いと感じました。ただ、内湯エリアのデッドスペースが大きく、内湯の配置に問題ありと感じました。
今更改築はムリだろうとは思いますが、工夫すれば両方の大浴場に(小さいながらも)露天風呂を作れたのではと思います。改築できないのであれば、せめて露天風呂がない方の大浴場の窓を開けることができるようにして、外気を取り入れることができるようにしてほしいです。
地下1階の大浴場のすぐ前に、自動販売機コーナーがあります。ただし、たばことアルコール類は売っていません。アルコール類は1階の売店か、近所のコンビニで入手できます。
大浴場の隣に、コインランドリーがあります。
地下1階には、プールがあります。宿泊客は無料で利用できますが、夏でないと利用できません。また、写真にはありませんがスキーコーナーがあり、スキー板を置くスペースも確保されています。
ジーン吉本は2食付きプランにしたので、夕食をいただきます。1日目の夕食は、こんな感じです。前菜とお刺身、鍋が置いてあります。
こちらがお造りです。マグロ、甘エビ、かんぱちの三種盛りです。
焼き物が、甘鯛のポワレです。
蒸し物が、野菜の真丈と冬瓜湯葉蒸しです。
鍋はきのこ鍋でした。醬油ベースのスープです。
台の物が、牛フィレ肉のソテーです。
一通り食事が終わったところで、ご飯と味噌汁が出てきます。
最後のデザートです。
全体的に、懐石料理ではあるのですが、和洋折衷のスタイルになっていまして、ジーン吉本的には気に入りました。欲を言えば、デザートと同じタイミングでコーヒーか紅茶が欲しかったです。
翌日の朝ご飯は、こんな感じ。典型的な旅館の朝ご飯って感じですね。
これが陶板焼きの中身なのですが、ジーン吉本的にはうーんって感じで、できれば焼き魚か湯豆腐にしてほしかったですね。
続いて、その晩の晩御飯です。やはり今回も懐石料理ですが、メニューは初日と異なりました。
お刺身は、マグロ、甘エビ、ホタテの三種盛りです。
焼き物は、銀鱈の西京焼きです。
蒸し物は、ハマグリとキャベツの酒蒸しです。
台の物は、豚のしゃぶしゃぶでした。
で、こちらがお肉とお野菜ですね。
ジーン吉本は、まずは野菜を投入します。
野菜が煮えてきたところで、豚肉を投入します。
食事が一通り終わったところで、ご飯と味噌汁が出てきます。
デザートのロールケーキです。
翌日の朝ご飯がこちら。前日と比べて、おかずが随分と変化しています。
お鍋の中身はというと、ジーン吉本の願いが通じたのか、湯豆腐でした。
草津温泉のお宿としてはリーズナブルなお値段で、これだけの料理がでてくるのであれば、ジーン吉本的には大満足です。また、建物自体は築3~40年は経過しているものの、お部屋はオシャレにリニューアルされていて、十分満足できます。
意見が割れるのが、お風呂です。ジーン吉本的には、サウナが付いているのでポイントが高いと感じました。ただ、露天風呂は男女片方にしかなく、期待しない方がいいです。
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「サウナはなくてもいいから、露天風呂に入りたい」
という人には向いていないかと思いますが、そこは草津温泉。西の河原露天風呂に行く、大滝乃湯の露天風呂に行くという手があります。
草津温泉に行ったら、温泉旅館ではなく、リゾートホテルに泊まりたいと思っている方、夏は草津温泉を避暑地として楽しむ方(草津温泉は、夏でも夕方になれば、エアコンが要らないほど涼しい)、冬はスキーを楽しむ方には、十分おススメできます。
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