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JR五能線は、東能代から日本海側をぐるっと回って、河辺へ行きます。それ故、車窓から絶景が見れることで有名でして、リゾートしらかみが一日3往復運転されています。ジーン吉本も前々から行ってみたかったのですが、今回ついに念願かなって、リゾートしらかみに乗ることができました。リゾートしらかみは全車指定席なので、乗車券の他に指定席券が必要です。
秋田駅には2番線から出ています。リゾートしらかみは3種類ありまして、ジーン吉本が乗ったのは青池編成です。なんとこの列車、ハイブリッドです。
秋田-弘前はおよそ5時間かかります。このため、全線で車内販売があります。ただし、駅弁の積み込みの関係だとは思うのですが、駅弁を売っているのは秋田→弘前方向へ行く列車のみです。
秋田-東能代は奥羽本線です。秋田駅を出てしばらくは、周辺に住宅が立ち並びます。
列車は、追分駅に到着です。男鹿線は乗り換えです。(・・・て、男鹿線に行くつもりなら最初から男鹿行きに乗っていると思いますが)
追分駅を出ると、一面の田んぼが広がります。
・・・とここでアクシデント。八郎潟駅の手前で、踏切で異常を示す信号を検知したということで、緊急停止します。
およそ10分ぐらいは止まっていたでしょうか。定刻よりも遅れて八郎潟駅に到着します。
八郎潟駅を出てしばらくすると、広~い池が見えてきます。聞けば、ここでジュンサイが採れるそうです。
列車は、東能代駅に到着します。ここで進行方向を変えて、五能線に入ります。踏切トラブルの影響もあってか、発車準備が整い次第発車しました。
列車は、能代駅に到着します。ここでリゾートしらかみくまげら編成と行き違いのため、13分間停車します。停車時間を利用して、バスケットボールが行われていました。ゴールに入ると記念品がもらえます。
ここで、お昼ご飯にします。秋田駅で買った駅弁、特製牛めしです。
能代駅を出てしばらくすると、列車は日本海沿いを進みます。ここから進行方向左側に、日本海が見えます。
あきた白神の手前で、「リゾートしらかみ証明書」が配られます。これを持って行くと、五能線沿線の施設で割引があるそうです。
列車は、岩舘を目指します。海がきれいですね。
列車は、岩舘駅に到着します。
岩舘駅を出てしばらくすると、絶景ポイントを通過します。絶景ポイントでは、列車は速度を落としてくれます。
岩と日本海がきれいですね。
ちなみに、絶景ポイント通過のとき、運転台後ろの展望席はこんな感じ。写真を撮ろうとする多くの人が集まります。
十二湖駅には女性観光駅長がいらっしゃるらしいのですが、車窓からの撮影に失敗。そうこう言っているうちに、ウェスパ椿山駅に到着です。ここには色々な観光施設が集まっているようでして、なんとSLもあります。
列車は、深浦駅に到着です。ここで、運転手さんが交代します。普通列車との行き違いを待ってから発車します。
思わず気に入ってしまったのが、この写真。やはりここまで来ると、ずいぶん遠くまで来たなぁって感じがします。
深浦駅を出てしばらくすると、絶景ポイントです。列車は、速度を落として走行します。
ちなみに、車内から見るとこんな感じ。ホント一面が日本海なんですね。日本海が見えるのがA席とB席です。
列車は、千畳敷駅に到着します。ここで13分停車するので、千畳敷の上で写真撮影ができます。できます。しかもご丁寧に、発車3分前に汽笛を3回鳴らしてくれます。
せっかくなので、千畳敷に行ってみました。
日本海が間近に見えて、しかも畳を敷いたように岩場が広がって、これはきれいでしたね。
列車は、北金ヶ沢駅に到着です。ここで普通列車と行き違います。
列車は鯵ヶ沢駅に到着です。ここで車掌さんが交代します。
鯵ヶ沢-五所川原間では、3号車で津軽三味線の生演奏があります。車内放送でも流れまして、しかもモニターに映ります。
鯵ヶ沢駅を過ぎると、日本海は見納めです。
列車は、陸奥森田駅、五所川原駅の順に停車します。五所川原駅では、リゾートしらかみ橅(ブナ)編成との行き違いのため、8分間停車します。
五所川原駅を出ると、一面の田んぼが広がります。絶景が見れるリゾート列車とはいえ、さすがに終点まで乗る人は少ないようで、五所川原駅を出る頃には空席の方が目立ちます。
列車は、板柳駅に到着します。
列車は、藤崎駅、川部駅の順に止まります。この辺りになると、さすが青森県と言いますか、リンゴ畑が広がります。
列車は、川部駅に到着します。五能線はここまでです。列車は進行方向を変えて、奥羽本線に入る関係で、6分間停車します。
列車は、終点の弘前駅に到着です。秋田駅からおよそ5時間の旅でした。しかしこの列車、何と弘前駅で折り返して、また秋田駅に戻るんだそうです。お疲れ様です。
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