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成田へ観光に行ったら、ここは絶対に外せないでしょう。成田山新勝寺です。真言宗智山派の仏教寺院で、同派の大本山の一つでもあります。JR線か京成線の成田駅から歩いて10分ぐらいのところにあります。
入り口にあるのが、総門です。平成18年(2006年)に竣工しました。
総門の先に急階段があります。その先にあるのが、仁王門です。重要文化財でして、天保元年(1830年)に建立されました。
仁王門の先には、更に急階段があります。
急階段の先に、大本堂があります。昭和43年(1968年)に建立されました。
大本堂の右側に、東翼殿があります。
大本堂の右側に、西翼殿があります。東翼殿と西翼殿が、御護摩札お渡し所になっています。
本殿の東側に、三重塔があります。正徳2年(1712年)に建立され、宝暦7年(1757年)、享和元年(1801年)、安政5年(1858年)に大修理が行われました。重要文化財でして、昭和58年(1983年)に現在の姿に復元されました。高さは約25mあるそうです。
左側が一切経堂で、享保7年(1722年)に建立されました。中央に転輪経蔵がありまして、一切経が約2,000冊収められているそうです。
右側が鐘楼で、元禄14年(1701年)に建立されました。楼上の梵鐘は大本堂建立を記念してつくられたもので、重さ1.068kgあるそうです。
一切経堂の奥にあるのが、聖徳太子堂です。日本の仏教興隆の祖である聖徳太子を奉安していまして、平成4年(1993年)に建立されました。
大本堂を左に進むと、釈迦堂があります。重要文化財でして、元々はこれが本堂でした。安政5年(1858年)に建立されましたが、大本堂の建立に合わせて、昭和39年(1964年)に現在の地に移転しました。
境内を上から見ると、こんな感じ。左から順に、釈迦堂、光明堂、平和大塔、大本堂です。
大本堂から更に左奥へ進むと、石段があります。その先に、光明堂と平和大塔があります。
光明堂の隣に、額堂があります。重要文化財で、文久元年(1861年)に建立されました。これが2番目の額堂だそうで、額堂は、奉納額や絵馬を掲げる建築物です。
額堂の向かい側に、開山堂があります。當山の開山上人寛朝大僧正を安置する堂で、昭和13年(1943年)に奉修されました。
光明堂です。重要文化財でして、元禄14年(1701年)に建立されました。釈迦堂が本堂になる前は、この光明堂が本堂でした。
光明堂の裏に、奥之院があります。奥行き約11mありまして、成田山新勝寺の本尊である、不動明王の本地仏である大日如来像が安置されています。通常は閉鎖されていますが、成田祇園際の日に限り開扉されます。
清滝権現堂・妙見宮です。京保17年(1732年)に建立され、天明8年(1788年)と安政5年(1858年)に修理されました。
ちなみに、後ろから撮るとこんな感じです。
平和大塔です。高さ58.1mあるそうで、昭和59年(1984年)に建立されました。
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