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今回ジーン吉本がお世話になったのは、アパホテル 高崎駅前さんです。その名の通り、JR高崎駅のすぐ横、ペテストリアンデッキで直結しています。
近隣には高崎opaや高島屋をはじめ、高崎市の繁華街があります。居酒屋さんをはじめとして、飲食店も多数あるので、晩ご飯や朝ご飯に食べるところに困ることはないでしょう。コンビニは、JR高崎駅の中をはじめ、徒歩5分圏内に数軒あるので、困ることはないと思います。
ジーン吉本がお世話になったのは、シングルルームです。
「なんか、足の踏み場もないくらい狭くないか?」
・・・と思った方、正解です。ここが、この部屋の最大の欠点でして、どれぐらい狭いかというと・・・
はい。椅子を目いっぱい引いた状態がこれ。なんと、通路の幅と椅子の奥行きがほぼ同じなんですね。でもって、椅子に座った状態から窓側へ行こうと思ったら、冷蔵庫が邪魔で行くことができず、一旦椅子をデスク下に戻さないとダメなんです。はっきり言って、この狭さは特筆ものです。
窓側から入り口方向を見ると、こんな感じです。最近だとシングルルームと称していてもセミダブルのベッドが置いてるケースがあるのですが、ここは本当にシングルベッドみたいです。
何しろJR線の真横にあるので、運が良ければ列車が見える部屋に当たります。
そうなってくると、「列車の音や、駅のアナウンスが聞こえないか心配」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、聞こえます。ただ、ジーン吉本的には、気にならない範囲でした。
枕元には、今どき珍しい埋め込み式の目覚まし時計と、照明のスイッチがあります。ACコンセントがないのが残念なところです。
デスクです。
このデスクも決して広くはないのですが、それなのに巨大と言ってもいい液晶テレビが置いてあります。ただし、この位置だと、デスクに座った状態でも、ベッドで寝ながらでも、テレビが見やすかったのは事実です。
デスクの上です。電話機とACコンセント、照明のスイッチ、メモ帳、ティッシュが置いてあります。
このお部屋は、ACコンセントが極端に少なく、ノートPCをつないで、スマホを充電したら、もうACコンセントが埋まってしまいます。できれば、テーブルタップを持って行った方がいいと思います。(もっとも、すぐ近くにヤマダ電機があるので、ここで買うという手もありますが)
インターネットは、有線・無線共に利用可能です。液晶テレビの下から、インターネット接続用のLANケーブルが伸びています。
引き出しの中には、浴衣が入っています。
液晶テレビの下には、紙コップと電気ポット、冷蔵庫があります。冷蔵庫は、スイッチを切ることもできます。
あまりの通路の狭さに、冷蔵庫の扉を開くのもままならない感じです。ちなみに、冷蔵庫の中身は空です。
デスク横には、ドライヤーとごみ箱が置いてあります。
注意点として、加湿器や空気清浄機はありません。この部屋の場合はACコンセントがない上、そもそも部屋が狭いので加湿器や空気清浄機を置けない、というのが正直なところではあります。もともと冬のホテルのお部屋は乾燥する上、上州名物のからっ風で冬は乾燥する気候なので、加湿器がないとダメな人は要注意です。
バスルームです。こちらも、決して広くはありません。蛇口がお湯・お水の二つの栓がありまして、時代の流れを感じます。
バスタブも、古き良き日本家屋にありがちな、長さはない代わりに深さがあるタイプです。深さがあると言っても、肩まで浸かれるかと言われるとビミョーです。もっとも、ここには大浴場があるので、ジーン吉本はお部屋のお風呂を使わなかったですけどね。
アメニティ類は、洗面台の横に置いてあります。
こちらは、各フロアに2部屋しかない、シングルルームの角部屋です。
角部屋にはベッドの横にも窓があります。普通のシングルルームよりも開放感がありまして、ここに泊れるとお得だったりします。ただし、広さや設備は他のシングルルームと同じです。
2階に天然温泉の大浴場があります。また、脱衣所にコインランドリーがあります。
大浴場は、天然温泉の内湯とサウナ、水風呂があります。この他に、露天風呂があります。内湯は、およそ8~10人は入れるんじゃないかと思うぐらい、広いです。サウナは3~4人は入れるぐらいの広さで、中にテレビがあります。露天風呂と言っても広さはそれほどでもなく、2~3人入ったらいっぱいです。しかも、外気が入る仕組みになっているから露天風呂というだけで、解放感はありません。
温泉は、かすかに黄色い色をしています。ジーン吉本の体感温度的には、内湯が41~42℃、露天風呂が40~41℃、サウナが90~100℃ぐらいでした。全体的に、やや熱めといった感じです。
まずは、内湯に入ります。湯舟はやや深めといったところでしょうか。十分肩まで浸かります。ただ、お湯がやや熱めで、ゆっくりと入れないのが残念なところではあります。
その後、サウナ→水風呂→露天風呂へ。ここは岩風呂になっていまして、解放感こそないものの、温泉って雰囲気はあります。で、ここって椅子がないので、休憩するところがないんですね。なので、露天風呂の石の上に座って休憩します。ジーン吉本的には、お風呂に入っている途中で休憩できるよう、椅子を置いて欲しいのですが、残念ながら、スペースがない感じですね。
とはいえ、大浴場があるというだけでも嬉しいのは事実です。しかも天然温泉で、サウナ・水風呂・露天風呂付というのは、かなりポイントが高いです。
偶数階には、飲み物の自動販売機があります。
ホテルのロビーは3階にありまして、お食事処と朝食会場の他、電子レンジがあります。
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このホテルをお勧めできるのは、(ジーン吉本みたいに)天然温泉の大浴場があると嬉しいと思っている人。でもって、大浴場があるんだったら、部屋が狭くても我慢できる人。逆を言うと、大浴場はなくてもいいので、お部屋でゆったりまったり過ごしたいという人には向いていません。
ただし、ホテルの部屋では寝るだけなので、別にお部屋が広くなくってもいいと思っている人や、お部屋が狭くても構わないからリーズナブルなお値段で泊まりたいと思っている人であれば、問題ないでしょう。なので、好みが分かれるホテルではあります。
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