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ヒーリングヴィラ印西が潰れてリスパ印西になり、そのリスパ印西も潰れたのですが、どうやら復活したらしいという情報が入りましたので、行ってみました。公式サイトによりますと、「アジアンSOLA SPA牧の原モア温泉」という表記と、「スパ ソラニ 千葉 印西牧の原」があって、レシートには「アジアンスパソラニ牧之原モア温泉」と書いてあって、一体どれが正式な施設名なのか不明なのですが、ここでは「アジアンSOLA SPA牧の原モア温泉」としたいと思います。(・・・ていうか、名前ぐらい統一しろって思うのですが)
リスパ印西から、駐車券をフロントに出せば8時間無料に延長されるのですが、アジアンSOLA SPA牧の原モア温泉になってもそのサービスはありました。8時間あれば、一日十分楽しめます。
ジーン吉本的に興味があったのが、さてどこが変わったか・・・でして、この施設って前々から老朽化が進んでいまして、果たしてどこが直っていて、どこがそのまんまで、どこが劣化がひどくなっているのかが知りたい感じでした。
で、玄関に入ると、さっそく嫌な予感が。確かここは水が張ってあって、滝のように流れていたと思うのですが、ご覧の通り殺風景な状態に。経費削減のために水を入れるのをやめるのはいいんですけど、これどうにかならないもんですかねぇ。
ジーン吉本が行ったときには、岩盤浴が調整中で入れませんでした。この施設の最大の売りが岩盤浴でして、「なんだよそれーーーーっ」って感じなのですが。
岩盤浴工事中の暫定料金が、入浴のみ800円、タオルレンタル200円、館内着レンタル200円でした。(金額はすべて税込)
ちなみに、入浴+岩盤浴だとタオル・館内着レンタル込みで1,700円だそうです。これ、岩盤浴を付けると入浴のみの料金の倍以上かかるわけでして、タオルと館内着レンタルが付くとはいえ、これは高すぎです。ジーン吉本的適正価格は、入浴料800円、タオルレンタルが200円で、
「あと500円出したら、岩盤浴と館内着(正確には岩盤浴着)が付いてきますよ~」
・・・で、合計1,500円ぐらいかなと思います。ちなみに、精算は現金のほか、クレジットカードや電子マネーが使えます。
とりあえず、中庭の足湯は健在でして、ほっとしました。ただ、以前飲み物を打っていたカウンターがなくなって、自販機コーナーに代わっていました。また、どういうわけかエレベーターが使用停止になっていました。
お風呂は一か所、アロマ風呂だったか一番老朽化が激しかったお風呂が使用停止になっていました。ゲンセン風呂と壺湯が源泉かけ流し式で、ジーン吉本の体感温度的には36~37℃。ステップ風呂とバリ風呂が循環式で、ジーン吉本の体感温度的には40~41℃。パノラマ風呂(内湯)が循環式で、ジーン吉本の体感温度的には41~42℃でした。
まずは、パノラマ風呂に入った後、サウナに入ります。しかし、どうも様子がおかしい。ヒーリングヴィラ印西時代には湿式サウナだったところが、リスパ印西時代に乾式サウナに代わりまして、この乾式サウナは健在なのですが、サウナの中の12分計が動いていないんですね。しかも、サウナと洗い場がどうも薄暗い。何やらただならぬ雰囲気を感じたのですが、どうやらスタッフが電気を付けるのを忘れていたらしく、いつの間にか明かりがついて、12分計も正常に動いていたのでした。(それぐらい朝点検しろって)
サウナから上がったら水風呂へ。水風呂の隣にヒーリング風呂がありまして、ここは元々水が流れる滝があって、
「滝が落ちるときの水しぶきでマイナスイオン効果があって、とっても癒されるお風呂ですよ」
・・・のはずだったのですが、老朽化のためかお金がないのか、水が流れなくなりまして。では、SOLA SPAになってどうなったのかというと・・・
「冷たーーーい」
はい。ただの水風呂になっていたのでした。「温度23~25℃」と書いてあるのですが、はっきり言って、そのお隣の備長炭水風呂と温度は変わらず。ま、水風呂が広くなったということで、これはよしとしましょう。
以前はお風呂上りにお昼寝できるよう、リクライナーのような長い椅子が置いてあったと思うのですが、なくなりまして。その代わりに普通の椅子がずらり。ま、これもお昼寝スペースはあるので、これもよしとしましょう。
休憩した後、壺湯へ。ジーン吉本好みの、ぬるめでのんびり入れるお湯で嬉しいです。ちなみに、露天風呂の中で人気があるのは、ここかゲンセン風呂。なるほど、皆さんゆっくりのんびり入りたいってわけですね。
サウナの後、ゲンセン風呂へ。壺湯にしてもゲンセン風呂にしてもそうなのですが、源泉かけ流しなので、どうしても浮遊物があります。以前よりも浮遊物が増えたような気がするのですが、これは温泉成分なのでよしとしましょう。
この後、サウナ→水風呂→休憩→バリ風呂へ。露天風呂の中で、あったまるとすればここですか。ステップ風呂は深すぎて、ちょっと落ち着かない感じです。ここでしばらく温まった後、パノラマ風呂に入って呑みに突入します。
先日、レストランがグランドオープンしたということで、ジーン吉本も行ってみました。どうやら、その前は軽食しかなかったそうです。
ジーン吉本がまず頼んだのが、パスタ。単品で頼むと800円、サラダバーとドリンクバーが付いたセットだと1,300円です。パスタも何種類かあるのですが、厚切りベーコンのカルボナーラを選択しました。どうやらパスタは生麺を使っているようで、もっちもち。厚切りベーコンとの相性もばっちりで、うまかったですよ。
ただ、サラダバーとドリンクバーを付けると500円アップはちょっと高いかな。サラダバーとドリンクバーを単品で頼むと500円で、パスタとのセットだと1,200円だったら嬉しいんですけどね。
本当だったらソーセージの盛り合わせを頼みたかったのですが、お値段1,000円とちょっと無理。そこで、おつまみフライドポテトを注文しました。こちらはお値段380円とお手頃。お味も分量も納得の一品で、これだけでハイボール2杯はいけちゃいます。
このレストランにも改善して欲しいポイントがありまして。お酒のおつまみのメニューはまずまずOKとして。お昼ご飯を食べたい人のためのメニューが、パスタとお子様セットしかないんです。やはりここは、おかず+ご飯のセットメニュー(定食とかランチプレート)が欲しいです。ハンバーグとか豚の生姜焼きがあればと思うのですが、焼き魚みたく魚介系のメニューがあってもいいと思います。
また、メニューが文字ばっかりなので、これを頼んだら何がでてくるのか想像がつかず。ここは品名と写真を一対一で載せて欲しいなと感じました。
いずれにしても、無理にアジアンスパというコンセプトにとらわれるのではなく、SPA EASみたいに沖縄料理のゴーヤチャンプルーとかソーミンチャンプルーとか沖縄そばとかがあってもいいんじゃないかって思いました。いずれにしても、もう少しメニューの品数は欲しいところです。
館内は、「まだまだこれから改良していきますよ」感がハンパなくて、廃材が無造作に置かれているエリアもありました。また、どういうわけかエレベーターが使用不能でした。
2階へ上がりますと、足を伸ばして座れるリクライナーチェアがある部屋が、どういうわけかテレビのある部屋になっていました。お昼寝しようと中に入ってみたのですが、暑すぎて退散します。その隣のごろ寝できる部屋は、新たにマンガ本が置いてありました。ただ、マンガを読む部屋の割には薄暗く、お昼寝する部屋なのかマンガを読む部屋なのかよくわかんない感じになっていました。結局、ジーン吉本は仮眠室でゆっくりすることにしました。
正直に言うと、暫定開業という感じはありありとしていまして、グランドオープン・・・ていうか完成形まではまだまだ道のりが遠い感じがしました。はっきり言って、進化というよりは、退化したんじゃないかと感じました。ま、これから徐々に改良していけばいいんじゃないかと思います。ただ、アジアンスパという形にすると、どうしても客層が限られるのではないかという気がしていまして、ここは普通に日帰り入浴施設を目指せばいいんじゃないかと思います。
後は、お風呂から上がった後に利用する施設を充実させてほしいです。幸か不幸か空きスペースはあるわけですから。ジーン吉本的には、机とコンセントを置いて、テレワークできるスペースがあればサイコーなんですけどね。
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