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日光湯元温泉の見どころの一つ、日光湯元温泉の源泉です。日光湯元温泉の源泉は、辺り一面が湿原になっています。ただし、硫黄泉が湧きだしているため、草木は生えていません。また、辺り一面硫黄臭がします。
日光湯元温泉の写真によく登場する、小屋のような建物です。大きさは、犬小屋よりは大きく、人が入るには小さい感じです。この小屋から、湯気が立ち込めています。小屋には「温泉ガスが発生するので、顔を近づけないでください」と書いてあります。これは、硫化水素が溜まっているためです。危険ですので、小屋へ顔を近づけないようにしましょう
では、小屋の中はどうなっているのかというと・・・カメラのレンズを入れてみました。湿原のあっちこっちから湧きだしたお湯が一旦小屋に集まって、湯元温泉の各旅館へ送られる仕組みになっているみたいです。
日光湯元温泉は、源泉は無色透明です。これが、乳白色になったり、緑色になったりする、とっても不思議な温泉だったります。
湯元温泉がどうやって発見されたのかは定かでないですが、一説によると勝道上人が延歴7年(788年)にこの温泉を発見したそうです。で、背後の山を温泉ヶ岳と名付け、その頂上に薬師瑠璃光如来を祀り、そこにわき出る温泉を薬師湯(瑠璃湯)と名付けたといわれています。
湯元温泉の泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)、泉温は78.0℃、湧出量は626.5リットル/分だそうです。
日光湯元温泉の源泉は、湯元温泉バスターミナルから歩いて5分ほど、温泉寺のすぐ隣にあります。なので、源泉の湿地帯の先に、温泉寺が見えます。
残念ながら、ここでは入浴できません。日光湯元温泉で日帰り入浴するには、温泉寺やゆ処山月五識の湯といった日帰り入浴施設のほか、日帰り入浴できる旅館があります。旅館にもよりますが、日帰り入浴できる時間はおおむね12:00~16:00ぐらいです。どこの旅館で日帰り入浴できるかは、湯元温泉バスターミナルのすぐ前にある、観光案内所で教えてくれます。
奥日光湯元温泉源泉の動画を撮ってきました。よかったら見てくださいね。
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