ジーン吉本の一押しだった、東京メトロの一日乗車券が生まれ変わりまして、24時間券になりました。どういうことかと言いますと、一日乗車券は一日丸ごと東京メトロ乗り放題・・・ということは、夜7時に当日券を買った場合、たったの5時間ぐらいしか使えないというわけです。しかし、24時間券であれば、入場してから24時間有効なので、夜7時に当日券を買って、そのまま改札に入った場合、次の日の夜7時まで乗り放題になるんです。なので、正しい意味で一日乗り放題というわけなのですが、それだとわかりにくいということなのか、一日乗車券と言わず、24時間券と名前が変わりました。
前述のとおり、東京メトロ24時間券は、最初に入場してから24時間、東京メトロが乗り放題になる切符です。このため、乗り放題になる日付と、何時まで乗り放題になるのか、有効時間を記載する仕組みになっています。このため、切符を買ったときは、有効時間が印刷されていません。
最初に改札機を通すと有効時間が印刷されまして、翌日のこの時間まで乗り放題になる仕組みです。ちなみに、自動券売機で買うと日付が印刷されまして、この日に使い始めないとダメな仕組みになっているみたいですが、どうせ有効時間を初回利用時に設定する仕組みなんだったら、利用日も買った日じゃなくて、初回自動改札機を通した日にしてほしいと思うのは、ジーン吉本だけでしょうか。
しかし、問題はこの切符で相互乗り入れ区間まで乗った場合。ジーン吉本はこの切符で半蔵門線に乗りまして、そのまま東急田園都市線の宮前平駅まで乗ったの(この場合、渋谷駅まで乗ることができて、渋谷-宮前平間が乗り越し)ですが、自動精算機に入れたら・・・
「この切符では精算できません」
・・・だそうです。結局、駅員さんに行って、渋谷-宮前平間の運賃220円を支払って、改札口を出ました。なので、相互乗り入れ先まで乗ると、ちょっと面倒くさいです。
逆に、相互乗り入れ区間から東京メトロに24時間券で乗る場合、境界線となる駅までの切符を買えばOKです。例えば、東京田園都市線の宮前平駅から東京メトロの浅草駅まで行く場合、境界線となる駅は渋谷駅なので、渋谷-宮前平間の220円の切符を買えばOKです。ちなみに、出口ではそのまま24時間券で出られます。
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では、他社線への連絡改札口を通過できるのか・・・というわけで、試したのが西船橋駅。ここは、東京メトロ東西線とJR線の連絡改札口があります。東京メトロ東西線を24時間券で乗って、西船橋駅からJR線に乗り換える場合、連絡改札口を通過する必要があります。結論は、セーフ。先に24時間券を入れて、次にSuicaをタッチすれば通過できました。
いずれにしても、東京へ観光に行くんだったら便利でお得な切符であることは間違いありません。東京メトロの場合、初乗り運賃が170円(ICカードだと165円)なので、単純計算で一日4回乗れば元が取れる計算です。(東京メトロの場合、初乗り運賃で結構遠くまで乗れる)
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