湯畑のすぐそばにできたのは前々から知っていたのですが、なかなか行く機会がなくて。今回ようやく行ってみました。草津温泉 御座乃湯です。
ご覧の通り、かなり立派な建物でして、およそ高級旅館のような雰囲気。さぞかしお高いのかと思ったら…
料金は、大人500円、子供300円・・・と、とってもリーズナブルです。どうやら、大滝乃湯みたくゆっくり入れるお風呂ではなく、普通に銭湯の高級バージョンみたいです。この他、フェイスタオルが200円。貸切休憩室が1時間2,000円です。
中に入ると、銭湯でおなじみの下駄箱があります。料金を支払って、脱衣場へ。しかし、ここに置いてあるのは脱衣かごのみ。貴重品ボックスはあるものの、コインロッカーは脱衣場の外にしかなく、やはりここは脱衣場に鍵のかかるロッカーを入れて欲しいです。
浴室は、石造りのものと、檜造りのものがあります。どちらも内湯のみで、大きな湯船が2つあるだけです。なぜ2つあるのかというと、お湯が違うからでして。一つは万代源泉のお湯、もう一つは湯畑源泉のお湯です。どちらもほぼ無色透明で、湯畑源泉の湯はさらりとした感じのお湯、万代源泉の湯はややとろみのある感じのお湯でした。人気があるのは、万代源泉のお湯でした。どちらのお湯も、草津温泉にしては刺激が少ない感じで、これだったら肌が弱い人でも入れるんじゃないかと思います。また、草津温泉特有の熱いお湯ではなく、普通のお風呂と同じぐらいの温度でした。温度計がなかったのでわかりませんが、恐らく41~42℃ぐらいだと思います。
シャンプーやボディソープは置いてあるものの、洗い場はかなり狭いです。恐らく、お湯を楽しむのがメインで、頭や身体を洗う想定にはなっていないんでしょう。また、本当に内湯があるだけで、サウナや水風呂はありません。
1階がフロントと浴室、2階が休憩室になっています。この休憩室がかなり広くて、湯畑を眺めながらゆっくり休憩できます。逆を言うと、お風呂と休憩室しかないわけで、食事をするところや、お昼寝をするところはありません。
確かに、湯畑のお湯に入れるのは大きなメリットだとは思います。ただし、白旗源泉のすぐ隣に建っているのに、なぜか白旗源泉のお湯じゃないんですね。外湯に入る勇気のない人にはお勧めできますが、ジーン吉本的には1回入ったら十分ですね。ただし、老朽化が進んだ旅館の内湯より、よっぽど立派できれいな温泉に入れるのは間違いないです。
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