今回、久しぶりに大滝乃湯に行きます。ここは、草津温泉でもテルメテルメと並んで、ゆっくり入れる感じの施設です。
料金は、大人800円、子供400円だったのですが、2015年4月1日から大人が900円に上がるそうです・・・て、今日からなのですが。この他、貸タオル(バスタオル+フェイスタオル)が200円です。Suicaでも支払えます。
これだけの料金を取っておきながら、なんとコインロッカーは有料で、100円です。しかも、数があんまりなくて、大半が脱衣かごです。大人料金が900円に上がったわけですから、コインロッカーを使うと1,000円、それに貸タオルを上乗せすると1,200円でして、それだったらせめてコインロッカーを増設して、100円返却式にして欲しいです。しかし、それでもなお大滝乃湯に行きたくなるのは、合わせ湯に入りたいからだったりします。
お風呂は、露天風呂と内湯、打たせ湯、サウナ、水風呂があります。お湯は煮川の湯と同じ、煮川源泉から引いていまして、強酸性の白いお湯です。ただし、湯温によってはほぼ透明色にもなるし、湯船の底が見えないぐらい真っ白にもなるという、不思議なお湯です。強酸性なので殺菌力が強く、痔や切り傷には特効がありますが、肌の弱い人はダメかもしれません。
やはり大滝乃湯へ行ったら、合わせ湯に入らないとダメです。合わせ湯は、湯温の違う湯船が並んでいるお風呂でして、お湯が源泉から順々に湯船をめぐる仕組みになって、お湯がめぐっている間に自然にぬるくなっているので、湯船によって温度が違うというわけです。一番ぬるいお湯が約39℃、一番熱いお湯が46℃です。お勧めの入り方は、ぬるいお湯から順に1分ずつ順番に入って行く、ということなのですが、最熱の46℃、次に熱い45℃のお湯ともなると人によっては一瞬足をつけただけで断念、というケースもあります。
ジーン吉本は、一番ぬるい湯→二番目にぬるい湯→二番目に熱い湯→中間の湯→一番熱い湯の順に入った後、うつぶせになって休憩・・・を3回繰り返しました。これが肩こりにとってもよく効くんですねぇ。もっとも、ここまでがっつり合わせ湯に入る人はあんまりいなくて、熱いお湯が全然ダメな人は、一番ぬるいお湯に入っておしまい、という人もいます。ま、合わせ湯のもう一つのメリットとして、水で埋めなくてもぬるめのお湯に入れるという点があるのは事実なのですが。
合わせ湯に入ったら、今度は露天風呂に行きます。露天風呂は湯船が3つに別れていて、これも合わせ湯同様にお湯が順繰りにめぐる間にぬるくなっている仕組みになっています。といっても合わせ湯みたいに極端に熱いお湯ではなく、一番熱いところでも大体41~42℃ぐらいです。で、ぬるい方のお湯は人肌ぐらいの熱さで、サウナや合わせ湯に入った後に火照った身体をゆっくり冷ますのにはちょうどいいんです。ジーン吉本は、このぬるめの露天風呂で身体を冷まします。この湯温、ホント気持ち良くて、このままお昼寝してしまいそうな感じです。
この他、内湯→サウナ→水風呂→露天風呂なんて入り方も繰り返していまして、気付けばなんと2時間もお風呂に入っていました。おかげで、お風呂から上がる頃には、帰りのバスの出発時間が近づいていまして、お食事処でご飯を食べる予定が、残念ながら見送りに。今度来たときは、ぜひお浴時処にも行きたいですね。
なお、館内には浴場とお食事処の他、貸切風呂と休憩室とお土産物コーナーがあります。欲を言えばお昼寝スペースが欲しいところですが、結局は合わせ湯に入りたくて大滝乃湯に来てしまう、という感じですね。草津温泉に来たら、ぜひ一度は行っていただきたいと思います。
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