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指宿温泉に来たら、やっぱり砂蒸しに入って帰らないとダメでしょう。砂蒸しが簡単に体験できるのが、砂むし会館「砂楽」です。場所は、JR指宿駅から歩いて20分ぐらいのところにあります。
受付は2階です。階段かエスカレーターで2階に上がります。で、砂蒸しの入り方はというと・・・
- 2階の受付で入浴料を払い、浴衣を受け取って1階に降りる
- 1階の脱衣場で浴衣に着替え、砂浜に行く
- 砂浜で横になり、身体の上に砂をかけてもらう
- 10分後、1階の砂落とし場で浴衣を脱ぎ、砂を落とす
- 温泉に入って汗を流す
ざっくりと説明すると、こんな感じです。なお、砂蒸しに入るときには、タオルが要ります。
入浴料は大人920円、子供510円で、浴衣代が含まれています。ただし、10月1日から値上げになりまして、大人1,080円、子供590円です。ちなみに、そんな人がいるかどうかはわかりませんが、温泉だけの入浴料は大人610円、子供300円です。
・・・で、脱衣場で浴衣に着替え(浴衣の下には下着を含め、何も着てはいけない)、砂蒸しはこっちと書いてある方へ歩いていくと・・・
え!? これってさっきの入口のすぐ横じゃん!
この下は砂浜でして、降りてみると・・・
ありましたねぇ。
指宿温泉の砂蒸しは天然のものでして、要は砂浜の中に埋まればいいというわけです。なので、雨が降った時のための屋根が付いているところと、屋根がついていない野天の砂蒸しの両方があります。
歩いていくと、スコップを持った砂蒸し係がスタンバイしていまして、ちょうど一人が横になるのにちょうどいい穴を掘ってあります。ここで、頭に砂がつかないようにタオルを敷き、横になったらスコップで砂をかぶせてくれます。温度は約70℃。まず、最初に効いてくるのが足の裏。次に効いてくるのが、腕と足でした。そりゃあそうですよね。この部分って浴衣がないので、直に砂に触れるわけですからね。
この砂が結構重くて、当たり前なんですが身動きが全く取れません。これが、サウナとの大きな違いですか。熱いと思ったところをちょこちょこ動かして、空間を作りながら入ります。お勧めは約10分。結構きついんですけど、がっつりと汗をかけます。デトックス効果は相当なものがあると思います。
砂蒸しから出たら、建物の1階に戻ります。砂落とし場があるので、ここで浴衣を脱ぎ、シャワーで砂を落とします。後は、温泉で汗を流して終わりです。
大浴場は内湯だけで、大きな湯船とサウナ、水風呂があります。しかし、砂蒸しに入ってがっつりと汗をかいた後にサウナってビミョーなんですけどね。お湯は無色透明のナトリウム-塩化物泉です。ただし、温泉に入っているって実感はあんまりなかったりします。
建物は1階が脱衣場と大浴場と砂落とし場、2階が受付とお土産物コーナー、3階が軽食処とリラックスルームがあります。ジーン吉本が頂いたのは、豚骨ラーメン。指宿温泉って意外と食べるところが少ないので、ありがたい限りです。
砂むし会館「砂楽」のすぐ横には、足湯があります。でも、ここまで来たらやっぱり砂蒸しに入りたいですよね。
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