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野岩鉄道と会津鉄道の接続駅、会津高原尾瀬駅です。接続と言っても、両線は相互乗り入れしているので、大抵の列車はそのままスルーしていきます。また、尾瀬方面、たかくら・だいつえスキー場への玄関口となる駅です。このため、私鉄ではここしかない、夜行列車が発着する駅でもあります。
このためか、ホームは驚くほど小さいです。なお、野岩鉄道・会津鉄道共に、SuicaやPASMOといったICカードは使えません。
ホームを降りるとこんな感じ。緩い坂を降りたら右に曲がり、踏切を渡ったところに改札口があります。
踏切の先には、立派な駅舎があります。改めて構内踏切のある駅に着いてみると、わざわざ長い階段を上り下りしなくて済む分、かえってこっちの方が便利なんじゃないかと思えてしまいます。
会津高原尾瀬口駅の入口です。駅にはお食事処が併設されていましたが、どうやら営業していないみたいです。
駅前は、驚くほど何にもありません。大衆食堂が1軒あるぐらいです。向かって左側が駅舎、右側が憩の家への連絡通路です。
駅の入口の正面に、「バス タクシー」と書いた扉がついています。一体何だろうと思い、中に入ってみます。
通路の先は、会津高原プラザ 憩の家でした。ここには会津高原の観光案内所やお食事処、お土産物店があります。
また、近隣のスキー場や尾瀬方面行きのバスは、憩の家に隣接するバス停から発着します。ただし、一日4~5便しかなく、決して便利とはいえません。また、タクシー乗り場にはタクシーがいませんでした。ま、ジーン吉本以外にお客さんの姿が見えない状態である以上、それは致し方ないかなとは思いますが。
ちなみに、尾瀬方面の玄関口になる駅ではありますが、尾瀬へはここからバスで2時間ぐらいかかります。
会津高原尾瀬駅の待合室です。自動改札機はおろか、ICカードリーダーもない改札口です。決してお客さんは多くはないとは思いますが、それでも石油ストーブが出迎えてくれます。なかなか味のある待合室だと思います。ちなみに、ちゃんと駅員さんがいる駅でして、切符も売ってくれます。(自動券売機はないってことなんですが)
やはり今年は雪が少なくて、もう正月が近いというのにスキー場が営業で来ていないせいなのか、人影はまばら・・・を通り越して、ジーン吉本しかいない状態でした。本格的なスキーシーズンや、尾瀬へのハイキングシーズンだと、この駅は賑わっているのでしょうか。
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