日帰り入浴レビュー:日帰り温泉 富士の湯

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JR只見線 会津若松駅付近
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会津若松 日帰り温泉 富士の湯 身障者入口

会津若松に行ったジーン吉本は、一日温泉でゆっくりすることにしました・・・と言っても、行ったのは日帰り温泉 富士の湯さんです。

場所は、会津若松駅のすぐ近く、歩いて1分のところにあります。建物の外観は、まるでホテルか温泉旅館みたいです。

営業時間は10:00~深夜0:00で、入浴料は大人450円、小学生150円、幼児(3歳以上)90円と、なんと東京都内の銭湯よりも安いです。もちろん、これにはからくりがありまして…

まず、サウナを利用する場合は、料金が加算されます。サウナ加算料金は、木の湯が250円(休日・繁忙期は350円)、石の湯が200円(休日:繁忙期は300円)です・・・ということは、土日祝日に木の湯でサウナを利用する場合の料金は800円でして、フツーにスーパー銭湯に行ったぐらいの料金がかかるんです。

更に、タオルセットのレンタルが250円、館内着セット(館内着+タオルセット)のレンタルが、350円です・・・ということは、手ぶらで土日祝日に行って、木の湯でサウナに入ったときの料金は1,150円と、うかうかすると一日ゆっくりできる健康ランド並みのお値段になるんです。

玄関を入ったら靴を脱いで、下駄箱へ入れます。次に、フロントへ行って入浴料を支払い、下駄箱の鍵を引き換えに、ロッカーの鍵を受け取ります。ここで、サウナを利用する場合や、タオル・館内着のレンタルをする場合は、その料金も支払います。サウナを利用する場合、サウナ料金を支払ったことを示す、黄色いロッカーの鍵がもらえます。館内はロッカーの鍵で利用でき、帰りにロッカーの鍵を返却し、代金を精算した後に下駄箱の鍵がもらえます。

ちなみに、ジーン吉本が行ったときは、男湯が木の湯、女湯が石の湯でした。

大浴場は、内湯がサウナ、水風呂、天然温泉、漢方薬湯、ジェットバス。露天エリアに行くと、高濃度炭酸泉の寝湯とジャグジー。奥に行くと休憩エリアがあって、更にその奥に露天風呂があります。これだけお風呂があると、はてどこから入っていいやらという感じになります。

お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩泉で、無色透明のお湯です。見た目にも、入ってみても普通のお湯と区別がつかないので、大浴場内にはくどいぐらいに「天然温泉」と書いてあります。ジーン吉本の体感温度的には、サウナが約90℃、水風呂が約20℃、寝湯と漢方薬湯が約40℃、その他のお湯(すべて天然温泉と思われる)が約42℃でした。

まずは、内湯の天然温泉に入ります。無理すれば7~8名入れそうですが、普通のお風呂よりもやや熱めに感じました。なので、漢方薬湯に入っている人の方が多い感じです。

続いて、サウナに入ります(もちろん、サウナ料金を払っています)。サウナは、かなり広いです。また、セルフロウリュウができまして、サウナ室内にお水が置いてあります。ロウリュウをするときは周りの人に配慮して、水を入れすぎないよう、また砂時計が落ちるまで時間を開けるように注意書きがあります。「黄色いバンドを付けていないと入れません」としつこいぐらいに書いてあるので、代金を払わずにサウナに入っている人はいないみたいです。

サウナの後は、水風呂。ここはなぜか、水風呂が2つあります(温度はどちらも同じ)。水風呂の後は、休憩エリアで休憩です。休憩エリアは広くて、しかも畳敷きの場所やサウナチェア、足を伸ばせるビーチチェアまであって、十分お昼寝できます。これは非常にありがたいポイント。

続いて、露天風呂へ。結構な広さはあるものの、入っている人はそれほど多くありません。入ってみると、その理由がわかりました。熱くてゆっくり入れないんです。やはり大きめのお風呂はぬるめにして、ゆっくり入れるようにした方がいいのではと感じました。ちなみに、あとで入ったジャグジーも、やっぱり熱めでした。

サウナ→水風呂→休憩の後、寝湯に入ります。寝湯は高濃度炭酸泉になっているのは嬉しいポイントなのですが、炭酸泉にしては温度が高めでした。(ここの経営者は、熱湯が好きなのかしら?)

更にサウナ→水風呂→休憩の後、漢方薬湯に入ります。ここはぬるめのお湯で、ジーン吉本が好きな感じのお湯です。事実、ここが一番混んでいました。これだと、落ち付いて入れます。

館内は、1階がフロントと大浴場。2階がボディケア、喫煙室、カラオケコーナー、休憩室、ゲームコーナー。3階がお食事処です。2階の休憩室は、館内着をレンタルした人のみ利用可能です。館内は昭和の空気感が満載で、まるで健康ランドに来たような感じです。

会津若松 日帰り温泉 富士の湯 3階 お食事処から見たJR只見線

3階お食事処には、鉄道ファンなら座りたくなる席があります。なんと、窓から会津若松駅と、JR只見線がすぐ目の前に見えるんです。もちろん、JR只見線を走る列車も見えます。

会津若松 日帰り温泉 富士の湯 3階 お食事処から見たJR只見線 キハ110系とキハE120形が来ました

ただし、JR只見線はローカル線でして・・・西若松から会津鉄道に行く列車と、西若松から先もJR只見線を通って会津坂下方面に行く列車が走ってくるとはいえ、1時間に2本ぐらいしか列車が来ません。これは、ちょうど運よく列車が見えた感じですね。

3階のお食事処は、セルフサービスです。なので、食べた後は食器を返却所に戻します。

ソーセージ 会津若松 日帰り温泉 富士の湯にて

・・・で、おつまみ3つで1,000円という、とってもお得なセットがあったので、頼んでみることにします。おつまみは自分で選べるのですが、まずはソーセージです。

結論から先に言うと、これはごくごく普通のソーセージ。それでも、皮はパリッとして、なかなかうまかったですよ。

たこ焼き 会津若松 日帰り温泉 富士の湯にて

続いて、たこ焼き。これ、明らかに冷凍食品をあっためて出したでしょって丸バレなんですけど。ま、3つ1,000円と安いので許します。

鶏の唐揚げ 会津若松 日帰り温泉 富士の湯にて

続いて、鶏唐揚げ3つ。これ、結構ジューシーでうまかったです。3つ1,000円のおつまみの中では、これが一番うまかったかな。

ハンバーグドリア 会津若松 日帰り温泉 富士の湯にて

最後にご飯ものが食べたかったので、ハンバーグドリアを注文。大き目のカップに入ったドリアが出てきました。しかし、この容器が問題でして。なぜかと言うと、ハンバーグが蓋をしてしまうので、下にあるライスにソースとかチーズとかが行かないんですよ。結果、あったかい白ご飯を、ハンバーグをおかずに食べることになるという、残念な結果に。

呑みの後は、2階休憩室でお昼寝します(もちろん、館内着セットをレンタルしています)。

この休憩室には毛布と枕がありまして、ゆっくりお昼寝できるのですが・・・休憩室のすぐ近くにカラオケルームとゲームコーナーがありまして、しかも休憩室に扉が付いていないので、騒音が容赦なく入ってくるんです。なので、寝た気がしなかったです。

会津若松 日帰り温泉 富士の湯 玄関と建物

ここの最大のメリットが、銭湯みたくお風呂だけ入れればいい人と、ジーン吉本みたく1日ゆっくり過ごしたい人と、両方のお客さんに対応できるという点です。また、会津若松駅からも近いので、車がなくても行けます。

欠点を挙げるとすると、ここは昭和の時代の建物と思われ、(ジーン吉本は気になりませんでしたが)それなりに老朽化が隠せない点と、休憩室がうるさくてゆっくり眠れない点です。そこさえ目をつぶれば十分いい施設だと思いますし、ジーン吉本的にもお勧めできます。

なお、駅前フジグランドホテルに泊まると、富士の湯へ無料で入れます。こちらも併せてご検討くださいませ。




ぴえんのイラスト 女性
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