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野岩鉄道の湯西川温泉駅に併設されている、道の駅 湯西川です。1階には駅のほか、レストランやお土産物店があります。2階には道の駅としては珍しく、もっと言うと鉄道の駅としては珍しく、日帰り入浴施設があります。
営業時間は9:00~20:00で、料金は大人510円です(前回行った時より、10円値上げされていた)。フェイスタオルは別料金で、100円です。脱衣場と下駄箱は100円ですが、コインリターン式なので鍵を開けると100円玉が戻ってきます。
で、あんまり人がいないので、まさか誰もいないのかと思ったら・・・
なんと、誰もいませんでした!
大浴場は、内湯と露天風呂のみ。露天風呂が檜風呂になっている大浴場と、露天風呂が岩風呂になっている大浴場の2種類がありまして、男女入れ替え制になっています。恐らく、岩風呂より檜風呂の方が展望が良いので、男女入れ替え制にしているんだと思います。
この写真の大浴場は岩風呂で、向かって右側にあります。内湯は十分広いのですが、露天風呂はやや狭く、5~6人入ったらいっぱいです。また、大浴場の川側が大きなガラス張りになっていまして、展望風呂になっています。
サウナや水風呂はありません。その代わり、岩盤浴があるらしいのですが休止されていました。ま、大浴場への入浴料込みとはいえ、1,540円じゃ誰も入らないでしょう。500円アップぐらいに値段を抑えないと、難しいと思います。
お湯はアルカリ性単純温泉で、ほぼ無色透明です。温泉成分表によると無味無臭とあるのですが、大浴場の扉を開けますと硫黄のにおいがぷんとしまして、恐らくごくわずかなのかもしれませんが、硫黄臭があるんだと思います。ジーン吉本の体感温度的には、内湯が41~42℃、露天風呂が40~41℃ぐらいです。
お湯はやや熱めにしてありまして、内湯→休憩→露天風呂→内湯→休憩・・・の順に、代わる代わる入っていました。個人的にはサウナや水風呂があると嬉しいのですが、お値段が510円なので、お風呂しかないのも納得できると思います。むしろ、これだけ立派なお風呂に510円で入れるのはありがたいと思います。
2階の日帰り温泉には大浴場と岩盤浴(休止中)の他、休憩室があります。ただし、飲食物の持ち込みは禁止です。ここでお風呂上りに軽くお昼寝できるとありがたいのですが、畳敷きとはいえ長座卓と座布団が並んでいるのでお昼寝は厳しいと思います。
大浴場とは別に、無料で入れる足湯がありまして、これがその写真なのですが、ご覧の通りお湯は無色透明です。
正式には湯の郷 湯西川観光センターというらしく、温泉成分表の施設名もそう表記されていました。野岩鉄道の駅からも近く(・・・ていうかここが駅なのですが)、駐車場も十分広いので、気軽に立ち寄れる日帰り温泉施設として十分お勧めできる施設であると思います。ただし、列車はおおむね1時間に1本しか来ないので、列車ダイヤには要注意です。
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