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熱海後楽園ホテルに日帰り入浴施設ができたらしいと聞きまして、ジーン吉本も行ってみました。オーシャンスパ Fuua(フーア)です。ATAMI BAY RESORTの施設の一部ですね。
ジーン吉本は熱海に行ったことがあったので、場所はアタミロープウェイのすぐ近くと想像できました。バスで行くのであれば、熱海後楽園バス停下車で、熱海駅からの運賃は大人230園、子供120円です。
また、熱海駅から無料送迎バスが出ています。おおむね、熱海駅前のマクドナルドの前あたりに止まります。
営業時間は10:00~23:00(最終入館22:00)で、入館料は平日が大人2,500円、子供1,800円。土・休日が大人2,800円、子供2,000円です。消費税と入湯税(大人150円)が別途かかります。
注意点として、4歳未満の子供は入館できません。また、4歳~小学生でも混浴はできません(つまり、同性の大人と一緒に入らなければならない)。更に、露天エリア・岩盤浴・温暖浴・展望サウナ・ロウリュウキャンプは、小学生以下は利用不可です。なので、子供を連れて行くとかなりの制約が出てしまいます。
館内は、2階がフロントとレストラン、3階と4階がアタミリビングと呼ばれる休憩スペースと岩盤浴、5階が男性用大浴場、7階が女性用大浴場です。5階と7階だと露天風呂からの景色の見え方がビミョーに違うので、ここは月替わりでもいいから大浴場を男女入替制にして欲しかったです。
玄関を入ったら、下駄箱に靴を入れます。下駄箱の鍵はフロントに預けず、退館するまで自分で管理します。入館ゲートを抜けた先にフロントがあり、ロッカーキーとタオル、館内着を受け取り、5階または7階へ行きます。アタミリビングと岩盤浴は館内着着用なので、お風呂は後で入るつもりの人も、一旦5階または7階で館内着に着替えます。
ロッカーキーはICチップ式で、タッチするとロック解除され、そのまま扉を閉めるとロックされる仕組みです。これ、ロッカーキーをロッカーの中に入れたまま扉を閉めてしまいそうで、ちょっと怖いですね。帰るときは、2階の自動精算機へロッカーキーを投入し、精算します。精算が終わるとQRコードが出てくるので、退館ゲートでQRコードをタッチすると出られます。注意点として、自動精算機は現金またはクレジットカードが利用できるのですが、AMEXとDinersは自動精算機で精算ができません。ただし、フロントで言えば使えるみたいです。
大浴場ですが、内湯がサウナと水風呂、温泉、水素風呂。露天エリアは源泉かけ流し風呂と露天立ち湯があります。露天立ち湯は身長135cm以上でないと入れません。温泉はほぼ無色透明で、カルシウム・ナトリウム塩化物泉です。塩分濃度は高く、しょっぱい感じのお湯です。キューティ吉本の体感温度的には、内湯、水素泉、源泉かけ流し風呂が41~42℃ 露天立ち湯が39~40℃でした。
まずは内湯に入ります。内湯もガラス張りになっているので、ばっちり海が見えます。続いて、サウナへ。ここのサウナが室温48℃、湿度65%の低温サウナです。確かに、これでも十分汗は出ますし、サウナ特有の息苦しさがない分、初心者でも入りやすいとは思いますが、サウナ好きのおじちゃんからすれば物足りないかも知れません。低温サウナに入るんだったら岩盤浴に行けばいいんだし、ここは普通のサウナにして欲しかったですね。
サウナから出たら、水風呂へ。水風呂よりもややぬるめのかけ水があるのが好印象です。続いて、源泉かけ流し風呂に入ります。ここのお湯がやや熱め。これってもしかして、長湯できないようにするためでしょうか。
素晴らしいのは露天立ち湯。「ここってもしかして、長湯ができるようにぬるめにしてあるのではないか」と読んでいたのですが、ビンゴでした。ここ、ぬるめのお湯なんですね。しかも、ここから熱海湾が一望できまして、景色もサイコー。更に、深さは結構あるものの、湯舟の中の段差が2段ありまして、下の段に座れば肩まで浸かれる、上の段に座ればちょうど肩がでる感じになるんです。おまけに、座った状態でちゃんと海が見えるんですね。いや、これはうまい方法を考えました。
この後、サウナ→水風呂→露天立ち湯→水素風呂の順に入りました。しかし、ここってごろ寝できるスペースがないんですね。露天立ち湯の端っこに、ごろ寝しながら入るのにちょうど良さそうなスペースがあったのですが、枕がないので頭が水没しまして。どうやらここは入ってはいけないスペースのようです。
お風呂上りは2階のレストランへ、アラカルトと言って一品料理が楽しめるゾーンと、バイキング方式になっているゾーンの2つに別れています。一品料理と言っても、和食の要素はゼロ。イタリアンがベースです。キューティ吉本が頼んだのは、トマトのマルゲリータ。何とお値段1,728円でした。で、やってきたのは宅配ピザだとMサイズなんじゃないかって大きさのピザ。男性が1人で食べると、ふうふう言いながらどうにか食べきれる分量です。女性だったら食べきれないんじゃないかってサイズでして、これはもう少し小さめにして欲しいですね。
その後、アタミリビングへ。ここ、ゴロゴロしたり、PC使ったりするのにちょうどよい感じなのですが、基本的に明るい場所なので、しゃべっている人が結構いまして、お昼寝できそうな雰囲気ではなかったです。また、テレビが見れる場所もなかったです。温暖浴の中に照明を暗めにしている場所があったのですが、ここもお昼寝できる雰囲気ではありませんでした。また、空間をかなり贅沢に使っていまして、優雅な雰囲気になれるかもしれませんが、休日だとお客さんを収容しきれないんじゃないかと思っていまして、休日になるとその辺で雑魚寝のように休んでいる人がいる姿が目に浮かぶ感じです。
最後に岩盤浴へ。岩盤浴は2つありまして、室温40℃湿度60%のお部屋と、室温48℃湿度45%のお部屋があります。このうち前者が激込み、後者ががらがらでした。ジーン吉本的にも室温40℃湿度60%のお部屋の方が好みで、こっちの方が汗が出やすくてよかったです。これだったら、どっちのお部屋も室温と湿度を同じにしてもいいのでは?
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結論。ここが向いているのは、若い女性ばっかりのグループか、カップルですね。逆に向いていないのは、家族連れとおじちゃん達。折角熱海に来たんだったら、おいしいお魚が食べたいし、飲んだ後はゆっくり寝たいしって思っている人には向いていません。
ジーン吉本的ジンクスとして、この手の温浴施設で女性をターゲットにすると短命に終わるというのがありまして、この施設も今のところは開業したばっかりで様子見の人達も来ているみたいですが、果たしてリピーター客がどれぐらいいるかなって感じです。ジーン吉本ですか? 岩盤浴があるとはいえ、お値段が高すぎで、次は行かないかな?
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オーシャンスパ Fuua
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