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四国霊場 第21番札所 太龍寺です。海抜600mほどの太龍寺山の山頂付近にありまして、「西の高野山」と呼ばれています。昔は1km以上も山登りしないと行くことができなかったそうですが、今では太龍寺ロープウェイで行くことができます。
太龍寺ロープウェイの山頂駅の目の前が、本殿への石段になっています。
本殿への石段の途中に、手水舎があります。
石段を登り切ったところに、本殿があります。現在の建物は嘉永5年(1853年)に再建されたものでして、平成3年(1991年)に大修理を行いました。
向かって右側から本殿を見ると、こんな感じです。
本殿の隣には、鎮守社の小さな神社があります。
鎮守社の横には、観音菩薩像があります。その上に、多宝塔が見えます。
本堂の先に、多宝塔への石段があります。
多宝塔です。法界虚空蔵、金剛虚空蔵 宝光虚空蔵、蓮華虚空蔵、業用虚空蔵の五尊からなる、五大虚空蔵が安置されています。文久元年(1861年)に建立されました。
多宝塔の先を歩くと、大師堂があります。
大師堂です。明治10年(1877年)に建立されました。
大師堂の御廟の先、ちょうど大師堂の奥にあるのが、御影堂です。
中興堂です。平安後期と江戸前期に荒廃した、大龍寺山を復興した上人の墓標です。
大師堂の正面には、相輪橖への参道が伸びています。
相輪橖です。金属でできた大変珍しい形式で、日光輪王寺、比叡山、太宰府天満宮、四天王寺に現存しています・・・て、そんなのあったかなぁ。(ジーン吉本が見逃しているだけだったらごめんなさい)
相輪橖の先に、鐘楼門があります。
その先にあるのが、納経所、本坊、護摩堂です。
で、こちらが本坊なのですが、その天井には・・・
竹村松嶺による龍の絵が、大廊下の天井に描かれています。
護摩堂です。
護摩堂の先に、六角経堂があります。
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