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西武鉄道の特急Laview(ラビュー)です。 特急レッドアローから入れ替わりました。 Laviewというのは、この車両の愛称です。
西武池袋線・秩父線の池袋-西武秩父間を走るのが特急ちちぶ、池袋-飯能間を走るのが特急むさしです。停車駅は、所沢、入間市、飯能、横瀬です。快速急行に乗ったとしても、飯能駅から先は各駅停車。急行に至っては、なんと所沢駅から先が各駅停車です。なので、特急Laviewって所沢駅より西側をさくっと移動するにはとってもありがたかったりします。
しかしこの列車、顔が完全に円形でして、「なんじゃこれは?」感がハンパないです。横から見たその姿は、まるでチンアナゴ。
この列車のもう一つの特徴が、大きな窓。窓越しにシートほぼ全体が見えるぐらい、窓が上下方向に大きいんです。
シートもすごいです。黄色いシートがずらりと並びます。このシート、身体を包み込むような形状になっています。
「これ、リクライニングできるの?」
・・・と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんとリクライニングできます。ただ、リクライニングすると肘掛も一緒にリクライニングするんですね。すると、真ん中の肘掛と、両端の肘掛で角度が違うという事態に。もっとも、キューティ吉本は気になりませんでしたけどね。
横から見ると、こんな感じ。枕は高さを変えることができます。
やはり窓が大きいだけあって、車窓から見る景色は素晴らしいです。その代わり、窓枠に物を置くことができません。ま、飲み物はボトルホルダーに置けばいいんですけどね。
シート背面です。シートテーブルとコートフック、ボトルホルダーが付いています。
真ん中の肘掛には、肘掛式のテーブルとACコンセントが付いています。
肘掛式テーブルを出すと、こんな感じ。座席を向かい合わせにしても、テーブルとACコンセントが使えるのは嬉しいですね。
この列車、デッキのスペースが広めに取られています。一体なぜだろうと思ったら、ホームドアと位置合わせするためだったんですね。納得。
注意点として、車内販売はおろか、飲み物の自動販売機もありません。池袋-西武秩父は乗車時間が結構長いので、せめて自動販売機が欲しいところですね。(進行方向が変わる飯能駅の停車時間が長めなので、飯能駅で買うという手もありますけどね)
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