ジーン吉本が今回お邪魔したのが、西武秩父駅前温泉 祭の湯です。その名の通り、場所は西武秩父駅の真横にあります。施設の前の駐車場だと、3時間無料です。
温浴施設の入館料は平日が大人1,100円、子供700円。休日が大人1,380円、子供800円です。シャンプーとボディソープは備え付けのものがありますが、タオルは入館料に含まれていません。レンタルバスタオルが200円、レンタル館内着が300円、フェイスタオル(販売)が350円です。
まず、靴を脱いで下駄箱に入れます。館内はすべて下駄箱の鍵で精算する仕組みで、フロントで下駄箱の鍵を出し、タオルや館内着をレンタルするときはフロントで受け取ります。下駄箱の鍵の番号と、脱衣場のロッカーの番号は関係ありません。ロッカーは空いているところを適当に使います。帰るときは自動精算機で精算し、出口のゲートで下駄箱の鍵をタッチすれば出られる仕組みです。
お風呂は、内湯がサウナ、水風呂、高濃度人口炭酸泉、シルク風呂、ジェットバス。露天風呂が天然温泉岩風呂と花見湯、つぼ湯、寝ころびの湯があります。うち、天然温泉なのは岩風呂だけです。花見湯とつぼ湯、寝ころびの湯は人工温泉・・・と言えば聞こえはいいのですが、入浴剤でして、いわゆるイベント湯ですね。
泉質は含ヨウ素-ナトリウム・塩化物冷鉱泉で、無色透明のさらりとしたお湯です。言われなかったら温泉だとわからないかもしれません。キューティ吉本の体感温度的には、岩風呂が約42℃、花見湯とつぼ湯が約41℃、シルク風呂と寝ころびの湯が約40℃、人口炭酸泉が約39℃でした。
シルク風呂に入った後、サウナに入ります。サウナにはマットが敷いてあるのですが、ちゃんと一人用のマットが用意されています。サウナの中は十分広く、頑張れば20人ぐらいは入れそうです。
水風呂に入った後、露天エリアで休憩します。露天エリアにはサウナチェアが6つ置いてありまして、ここで十分整えます。ただ、混雑時にはサウナチェアがいっぱいになるときがあります。
休憩した後、花見湯に行きます。花見湯と壺湯、寝転び湯のお湯はすべて同じで、この日は清涼の湯でした。やや青味がかったお湯と言ってますが、ただの白湯にしか見えません。また、入ると爽快感があると言っているのですが、爽快感はまるでなし。かすかに、すっとする匂いがするぐらいです。これだったら思い切って、爽快感抜群のマリンブルーのお湯にした方がよかったのでは???
サウナ→水風呂→休憩の後、天然温泉に入ります。しかし、この天然温泉の湯舟がどうにも狭く、しかも真ん中に柱が立っているので、3人も入れば一杯です。天然温泉の湯量が限られているからこうなっているんだとは思いますが、もう少し広くできなかったですかね?
サウナ→水風呂→休憩、高濃度炭酸泉に入ります。湯舟は広く7~8人は入れそうです。高濃度炭酸泉が一番人気のある施設が多い中、なぜかここの高濃度炭酸泉はあまり人気がなく、とっても空いていました。一体なぜだろうと思いながら入ってみましたが、やっぱり原因はわからず。敢えて困ったとすれば、時計の位置が悪く、お風呂に入りながら時間を確認できないのがいただけない・・・ぐらいです。
で、お風呂上がりの呑みです。メニューの中にかちわりワインってのがありまして、試しに頼んでみました。すると、ジョッキの中に、冷えてないワインに氷が入った状態で出てきました。普通のグラスワインの2倍ぐらいの分量はありそうです。
ここのお食事処は、厨房がフードコートと同じになっています。なので、ここのメニューはフードコートのメニューを抜粋した感じになっています。
ここへ来ると毎回頼むのが、おつまみわらじです。秩父名物わらじかつ丼の上だけですね。甘じょっぱい感じのお味で、ビールにも合います。
続いて、ホルモンの唐揚げです。秩父ホルモンが唐揚げになって出てきまして、酢醤油につけていただきます。食感が面白くて、うまかったですよ。
続いて、安かったから言う理由で、厚切りハムカツです。ハムというよりは、ソーセージに近い食感だったのですが、ハムカツって言ってるんだからハムなんでしょう。
秩父名物にこだわるのであれば味噌ポテト・・・なんですが、ここは北海道ポテトフライを注文。
「なんでやねん!」
・・・と突っ込みが来そうですが、ここのポテトフライは皮付きで出てきまして、しかもホクホクしてうまいです。
最後の〆はもりうどん。
「秩父だったら、なんとなくそばよりもうどんの方がうまいのでは?」
・・・と思って頼んでみたのですが、正解でした。麺がキラキラと光った状態で出てきまして、しかもこしがあってのど越しも良く、うまかったです。
館内は、1階がフロントとお食事処、2階が大浴場とくつろぎ処、ほぐし処(ボディケア)、個室サウナ、プレミアムラウンジです。1階には温浴施設のほか、フードコートとお土産物屋さんがあります。個室サウナとプレミアムラウンジは別料金がかかります。くつろぎ処は入館料のみで利用できまして、畳敷きの部屋と、リクライナーが置いてある部屋があります。ジーン吉本はリクライナーでお昼寝していました。ただ、大浴場よりも手前にある上、壁で仕切られていないため、うるさくて寝にくいのがいただけない感じです。
西武秩父駅から近くて、しかも1日楽しめるという点は評価できます。ただし、天然温泉が残念なことになっているのがマイナスポイントです。泉質重視の人には大滝温泉 遊湯館か秩父川端温泉 梵の湯をお勧めしますが、せっかく秩父に来たんだから1日お風呂でゆっくりしたい人には、この施設がおすすめです。
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