この記事の写真は、写真ACからダウンロードできます
津市の観光名所の一つ、津城跡です。場所は、津市役所の前です。頑張れば津駅または津新町駅から歩けるかもわかりませんが、バスで行くことをお勧めします。両駅からバスで約10分、最寄りバス停は三重会館前です。
三重会館前バス停から歩いていくと、丑寅櫓が見えます。その脇に、出入り口があります。
津城は、織田信長の弟の、信包によって築城されました。天正8年(1580年)には天守閣が完成し、城下町が形成されました。その後、富田氏が城主となりましたが、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで、戦火を受けました。
現在ではお堀の大部分が埋められましたが、天守閣があったあたりとその周辺がお城公園として整備されています。
お堀公園の中に、藤堂高虎公の銅像があります。
藤堂高虎公は、慶長13年(1608年)に伊予今治から津へ移りました。城に大改修を行い、城下町を整備しました。しかし、天守閣は再建されなかったそうです。
天守閣があったあたりは、日本庭園になっています。
入徳門です。津市の指定史跡になっています。
文政3年(1820年)、第10代藩主の藤堂高兌が藩士やその子弟を教育するための藩校として、有造館を作りました。その中心である講堂の正門が、この入徳門です。
有造館は明治4年(1871年)に廃校となりましたが、その後に創設された小学校第一校、師範学校、津中学校、三重女学校兼付属幼稚園、入徳幼稚園の正門として使われました。
前述の通り、津城のお堀は大部分が埋め立てられました。現在では内堀がわずかに残るのみです。
番外編。津市役所です。津城跡のお隣にあります。
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です