金閣寺を見たんだったら、こっちも見なききゃ・・・というわけで、銀閣寺に行きました。正しくは、慈照寺銀閣で、足利義正が建立したお寺です。拝観料は大人500円です。「なんで金閣寺より高いの?」って突っ込みを入れるのはやめましょう。
金閣寺は右京といって、京都の西側にあります。逆に、銀閣寺は左京といって、京都の東側にあります。平安京の中でも特に栄えていたのは左京なので、いっぺんに色々なところを回りやすいのは金閣寺よりも銀閣寺なのは間違いありません。場所は白川通今出川にありまして、最寄駅は京阪電車・叡山電車の出町柳駅ですが、結構歩きます。なので、市バスで行くことをお勧めします。最寄りバス停は銀閣寺道です。
金閣寺がきらびやかなイメージなのに対して、銀閣寺は日本のわび・さびを感じるたたずまいです。本堂の前には、銀沙灘という石庭があります。草木が生えているわけでないのに、美しさを感じますね。
銀閣寺はその名の通りお寺なのですが、中にはなぜか神社があります。銀閣寺の鎮守様、八幡神です。学問の神、交通安全、災難除け、土地の守り神と、いわゆる守護神みたいです。
では、お待ちかねの本堂にご対面・・・ではありません。皆さんが「銀閣」と呼んでいるのは本堂ではなく、観音殿です。錦鏡池という池のほとりに立っています。しかし、ご覧の通り金色ではありません。一説によると、銀箔を貼るつもりだったのですが、お金が足りなくてこうなったんだそうです。
では、順路に従って、展望所の方へ歩いていきたいと思います。
展望所までの道のりは、こんな感じ。決して急な坂道ではないし、長い道のり歩くわけでもないのですが、最高気温38.5℃の京都で、この石段は堪えますねぇ。
で、本堂はこれです。ちゃんと銀沙灘が見えますよね。展望所から撮ると、こんな感じです。
銀閣寺の展望所は、京都の中でも結構高いところにあります。パノラマ写真で撮るとこんな感じです。かすかにではありますが、京都の市街地が見えます。また、銀閣寺を上から見ることができます。このパノラマ写真だと、日が陰っているあたりですね。
展望所から降りてきて、出口までの間が、銀閣寺のベストショットが取れる場所だったりします。確かに、きらびやかな感じではないのですが、立派な建物ですね。なんか、日本のわび・さびを感じます。
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