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東京駅から房総半島を結ぶ特急、わかしおとさざなみです。外房線を通って茂原、勝浦、安房鴨川へ行くのが特急わかしお、内房線を通って五井、木更津、君津、浜金谷、富浦、館山へ行くのが特急さざなみです。
ただし、内房線特急さざなみは、もはや絶滅危惧種状態。なぜかと言うと、東京湾アクアラインができた結果、東京駅からだと(渋滞に巻き込まれなければ)東京湾アクアラインを通る高速バスの方が速いということになりまして、しかも料金もこっち方が安いというとで、車内はがらがらという何とも悲惨な状態に。
東京駅発の特急さざなみは平日しか走っていなくて、しかも君津駅止まりです。土・休日は新宿駅発の新宿さざなみが走っています。
列車はかなり新しいです。5両編成で、グリーン車はついていません。たまに5両編成の車両を2本つないで、10両編成で運転するときもあります。
シート背面にはテーブルのほか、コートフックがついています。
また、ボトルホルダーもついています。ただし、電源コンセントはついていません。
肘掛けには、シートのリクライニングボタンと、座面のスライドボタンがついています。テーブル背面に、説明書きがあります。
特急わかしおと、特急さざなみには、車内販売がありません。また、飲み物の自動販売機もありません。なので、乗る前に買っておかないと悲惨なことになります。
しかし、この乗車率だったらいっそ全車自由席にした方がいいんじゃないかって思うのは、ジーン吉本だけでしょうか。高速バスの場合、渋滞に巻き込まれる可能性もありまして、特に海水浴シーズンとかゴールデンウィークあたりだと、かなりの渋滞でバスが1時間以上遅れるケースもあり、やはり房総半島を走る特急列車は残してほしいと思います。ちなみに、特急わかしおは海側がD席、特急さざなみは海側がA席です。
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