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せっかく館山に来たので、南総城山温泉 里見の湯に寄って行くことにします。場所は、富津館山道路を終点で降りて、ずーっと真っすぐ走ったところ。JR館山駅からですと、車で5分ほど のところにあります。しかし、車で5分ということは歩けば1時間ぐらいかかるわけで、とても歩ける距離ではありません。
館山駅から送迎バスがあるのですが、なんと1日2~3本しかありません。この他、路線バスが出ていまして、日東バスで安房白浜行きに乗って、青柳バス停で降りる・・・って、この路線バスも1日4本しか出ていません。結局あきらめて、タクシーで行きました。タクシーの運賃は870円でした。ま、タクシー代で1,000円以上かかることはないでしょう。
ちなみに、送迎バスは館山駅の西口、マラガの前から乗ります。
料金は大人1,580円で、タオルと館内着のレンタルが付きます。この他、下駄箱が100円のリターン式、岩盤浴「稲村洞」が300円です。シャンプー、リンス、ボディソープは、備え付けのものがあります。また、家族風呂と言って貸切風呂もあるそうです。なお、クレジットカードの利用はできず、現金払いのみです。
大浴場は、内湯がサウナ、水風呂、沸かし湯、イベント風呂、気泡風呂、寝湯(ジェットバス)があります。露天風呂が、天然温泉です。全体的に、やや熱めにしてあります。ジーン吉本の体感温度的には、41℃~42℃ぐらいです。
温泉はナトリウム-塩化物強塩冷絋泉で、ほぼ無色透明の、ややぬるっとした感じのお湯です。残念ながら加水しているそうですが、それでも温泉に入ってる感じにはなれると思います。さらに残念なのが、内湯です。古茂口名水を沸かしているそうですが、残念ながら違いを体感できませんでした(これが飲み水だったら体感できるのかもしれませんが)。これだったら、内湯も天然温泉にして欲しいと思います。
イベント風呂は、緑茶風呂でした。緑茶っていうほど緑ではなかったですが、確かにお茶のにおいがしました。また、ジェットバスの威力が強烈で、気持ちよかったです。また、屋外にお昼寝できるスペースがあったのが好感度大です。
今日は岩盤浴は入りませんでしたが、300円と格安で、しかも中にはいろんな岩盤があるので、おすすめできます。ただし、時間交代制で、入れる時間帯が決まっています。
施設は、1階が大浴場と岩盤浴、家族風呂とお食事処。2階が休憩所です。休憩所は、畳敷きになっているお部屋と、リラックスチェアーが置いてある部屋があります。
お食事処は、入浴しなくても利用できます。ま、高速道路から真っすぐ行った先にあるので、食事だけの利用もありだとは思います。日帰り入浴を利用している人は、帰りにフロントで後精算。日帰り入浴を利用していない人は、お食事処を出るときに精算です。JAFの会員だと、3名までソフトドリンクが無料で付きます。ジーン吉本は、ウーロン茶を選びました。
車で来なかったため、堂々と飲めるのがありがたい感じです。早速生ビールの中ジョッキを頼みました。珍しいのが突出しで、ピーナッツでした。うーん、さすが千葉県。でも、落花生が有名なのって、館山からだいぶ離れた八街なんじゃ…
せっかく南房総に来たんだから、地魚が食べたい・・・と、1,800円を奮発して地魚のお刺身を注文します。中身は日によって違うらしいのですが、今日は中トロとカンパチ、イサキ、スズキ、鯛などでした。さすが、身はぷりっぷり、お魚どころか付け合わせまでうまかったですぞ。
ちなみにこのお食事処、なぜか釜めしと、韓国料理が充実していまして、マッコリとかチゲ鍋とかが平気でメニューに並んでいました。なお、釜めしは注文してから炊くので、25分~30分かかるそうです。(今回は食べませんでしたが)
確かに、ここだと1日中遊べるのは間違いないと思います。しかし送迎バスの時間がビミョーで、館山駅発11:00の14:30って嘘だろって感じでした。やはり12:00~13:00の間に1本欲しいところだと思います。また、館山駅への帰りの最終が16:30発でして、確かにこのぐらいに帰らないと東京まで戻るのは厳しいのですが、18:00ぐらいに1本ぐらいあってもいいんじゃないかと思いました。ただ、この日に送迎バスを利用していたのがジーン吉本だけだったので、「送迎バスの増便を!」と言っても厳しいかもしれません。でも、日帰り入浴施設としてはお勧めできる部類に入ると思います。
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