日帰り入浴レビュー:新宿天然温泉 テルマー湯

このページには広告が含まれています

天然温泉 テルマー湯です。場所は、地下鉄東新宿駅または新宿三丁目駅から、10分ぐらい歩いたところ、歌舞伎町の歓楽街にほど近いところ・・・ていうか歌舞伎町にあります。

24時間年中無休で、料金は24時間制となっています。

「えー、入り放題じゃないの?」

いえいえ、24時間制ですから。ただし、12時間もあれば、終電逃してお泊りする目的で来た場合を含め、おおむね収まるかと思います。12時間を超過すると、30分ごとに900円が加算されます。

入館料が平日2,900円、休日(土・日・祝)と休前日が3,000円です。深夜に利用した場合は平日2,000円、休日と休前日が2,300円が加算されます。また、休日(土・日・祝日)は900円、岩盤浴は900円加算されます・・・というわけで、土・日・祝日の昼間に行くと、何と入館料だけで3,900円もかかります。結構いいお値段なのですが、場所が新宿歌舞伎町なので仕方ないかって感じですね。(料金はいずれも一般料金)

新宿天然温泉 テルマー湯 建物

玄関を入ると下駄箱があり、ここに靴を入れます。フロントで入館手続きをして、非接触型ICチップ入りの腕輪を受け取ります。この腕輪がロッカーキーを兼ねていて、これで館内の精算ができる仕組みになっています。

フロントの先にリネンコーナーがありまして、ここで腕輪をタッチして館内着とバスタオルを受け取ります。1階フロントの横にロッカー室があり、ここで館内着に着替え、バスタオルを持って浴室に行きます。浴室は2階で、脱衣場のロッカーは空いているところを適当に使います。フェイスタオルは使い放題です。シャンプー、リンス、ボディソープ、髭剃りは備え付けのものを使えます。

帰るときは、館内着とバスタオル、館内着が入っていた袋を、ロッカー室横の返却箱に入れます。最後にフロントで、入館料と館内の利用料金を精算する仕組みです。クレジットカードの他に、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが使えます。

大浴場は、内湯が乾式サウナとスチームサウナ、水風呂、白湯、シルクバス、高濃度炭酸泉、中性電解水風呂、寝湯、ジェットバス。露天風呂が天然温泉と寝転び湯です。このうち、高濃度炭酸泉と寝湯、ジェットバスがぬる湯、中性電解水風呂があつ湯になっています。

天然温泉はナトリウム-カルシウム-硫酸塩温泉で、無色透明無味無臭。さらりとした感じのあっさりとしたお湯です。ジーン吉本の体感温度的には、天然温泉が約41℃、高濃度炭酸泉が約39℃、寝湯とジェットバスが約37℃、中性電解水風呂が約45℃、その他の内湯が約40℃でした。乾式サウナが約100℃と、場所によっては結構な熱さです。逆に水風呂はかなりの冷たさで、16℃ぐらいなんじゃないかと思います。

まずは、白湯に入ります。ここは中がシルクバスとつながっています。もしイベント湯があるときは、ここが入浴剤入りのお湯になります。

続いて、乾式サウナに行きます。乾式サウナは十分広くて、頑張れば20人ぐらいは軽く入れそうな感じです。たまにストーブの辺りから、水が蒸発するときの「ジュ~ン」という音がしまして、もしかするとオートロウリュウ機能があるのかも知れません。

水風呂に入った後、休憩します。ここにはサウナチェアがありまして、しかも足置きまでありまして、かなり快適です。

新宿天然温泉 テルマー湯 玄関

休憩の後、露天風呂の天然温泉に入ります。このお湯は、中伊豆から毎日運んでいるそうです。中伊豆と言えば、修善寺温泉とか湯ヶ島温泉とかがあるあたりですね。ちなみに温泉は、加水あり、加温あり、循環ろ過あり、塩素消毒ありで、こうなると普通のお湯とほぼ変わらない感じです。はっきり言って、「おいおい、入浴に適した温度にするために加水しておきながら、加温ってそれはないだろ」って思うのですが。

サウナ→水風呂→休憩の後、中性電解水風呂に入ります。ここが壺湯のような感じになっていて、一人ずつ入る感じになっています。中性電解水風呂にはαトリノ水と呼ばれる、美肌効果があり、肌荒れや皮膚疾患などにも効くだけではなく、様々なウイルスに効果があるらしいお湯が使われています。では、入ってみると・・・普通のお湯とあんまり変わりませんでした。しかも、かなりのあつ湯で、ジーン吉本は1分入るのがやっとでした。もっとも、2つしかないので、そうしないと回転しないからなのではないかと思われます。

サウナ→水風呂→休憩の後、高濃度炭酸泉に入ります。関東最大級の広さをうたうだけあって、かなりの広さです。15~16人は入れるんじゃないかと思います。入っている人が多かったのはここで、やはりぬるめのお湯なのでゆっくり入れるからなのかもしれません。

後でジェットバスと寝湯に入ってみたのですが、これがジーン吉本の大好きなぬる湯。しかも、寝湯だったら寝ながら入れるんですね(ま、寝湯だから当然なのですが)。これ、サウナに入った後にゆっくり身体を冷ますのによさそうです。

館内は、地下2階が休憩スペースとボディケア、地下1階がお食事処(和食系とアジアン系の2種類あり)、1階がフロントとロッカー室とテレワークスペース、2階が浴室、3階が休憩スペース(男女兼用と女性専用があり)、4階が岩盤浴です。全体的に館内は、アジア系とも西欧系とも言えないのですが、異国の雰囲気がする感じで、しかもとっても癒される感じです。

鯛のお造り 新宿天然温泉 テルマー湯にて

では、お風呂上がりの呑みに行きます。ここはお食事処が2か所ありまして、アジアン系の居酒屋と和食系の居酒屋があるのですが、今回は和食系にします。

最初はお造りの盛り合わせと行きたかったのですが・・・高かったので鯛のお造りにしました。これはこれでうまかったりします。お魚も新鮮と感じました。

ポテカラセット 新宿天然温泉 テルマー湯にて

続いてポテカラセット。

「フライドポテトに唐揚げが付いて、生ビールかハイボールが付いて1,100円だったらお得じゃん!」

・・・という理由で頼んだのですが、なぜか鯛のお刺身の方が先に来ました。唐揚げはジューシーでうまかったのですが、フライドポテトがちょっと揚げ過ぎかなと感じました。これだと生ビール1杯では足りず、ハイボールを追加で頼んでしまいました。(まあ、これが戦略なんでしょうけど)

豚の角煮 新宿天然温泉 テルマー湯にて

続いて、豚の角煮を注文。天ぷら盛り合わせと串カツも捨てがたかったのですが、揚げ物ばっかりが続くので、豚の角煮にしました。しかし、角煮にしてはちょっと薄め。豚の角煮を食べたというよりは、分厚いチャーシューを食べた感じだったのですが、まずまずうまかったです。

鮭茶漬け 新宿天然温泉 テルマー湯にて

最後に、鮭茶漬けを注文。ご飯と出汁が別々に出てきまして、食べるときに出汁をかけていただきます。鮭もちゃんと焼き魚という形で出てきまして、見た目すっごくおいしそうです。

鮭茶漬け 新宿天然温泉 テルマー湯にて

で、出汁をかけてみたのですが、出汁が少なすぎ。なので、この後ご飯を混ぜると、ご飯が出汁を吸って出汁が見えなくなりました。もっとも、「もうちょっと出汁をください」と言ったらもらえたのかも知れませんけどね。

この後、お昼寝します。お休み処は地下2階と3階にあるのですが、3階のお休み処よりも地下2階のお休み処の方が静かなので、地下2階に行きました。テレビ付きのリクライナーがあるので、十分お休みできます。なお、PCが使いたかったのでテレワークスペースにも行ってみたのですが、各机にコンセントは置いてあるものの、Wi-Fiの入りが悪くてインターネットが遅いので使い勝手はイマイチです。

MENS TBC(痩身)

ジーン吉本的に嬉しいと感じたのが、館内の至るところに椅子や机が置いてありまして、ホントどこでも休憩できるところ。また、休憩スペースもテレビ付きリクライナーが置いてあるところの他に、ソファと机が置いてあるところもありまして、お風呂から上がった後も、ゆっくりくつろげます。休憩スペースに扉がついていないため、話し声が丸聞こえなのが玉に傷。ただし、館内全体が落ち着いた雰囲気で、全然騒々しくないので許容範囲です。

それにしても、値段が高すぎです。新型コロナで業績が大きく落ち込んだうえに、燃料価格が高騰したため、多少値段が上がるのはやむを得ないと思いますし、場所が新宿歌舞伎町だけにお値段が高くなるのもやむを得ないとは思いますが、いくら何でも入館料3,900円は高すぎ。

また、天然温泉ではあるものの、加温(ま、これはしょうがないとして)、加水あり、循環ろ過あり、塩素消毒ありで、泉質はあまり期待できません。なので、天然温泉とか露天風呂とかを期待して行くと、がっかりして帰る結果になると思います。で、ここでゆっくりくつろいて、リラックスするのが目的なのであれば、全然ありだと思います。ジーン吉本的にはこのコンセプトは大歓迎です。

「泉質は期待できません」と書きましたが、お肌がつるつるになるのは間違いないです。予算が許すのであれば、ここはおススメです。




ぴえんのイラスト 女性
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です

キューティー吉本さんのプロフィール|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
無料写真素材を提供する「写真AC」のフリー写真素材は、個人、商用を問わず無料でお使いいただけます。クレジット表記やリンクは一切不要です。Web、DTP、動画などの写真素材としてお使いください。
タイトルとURLをコピーしました