秩父鉄道には、SL以外にも特別車両があったりします。急行電車です。この時期、御花畑駅周辺の芝桜が見頃を迎えるので、列車の名前が急行しばざくらになってました。
この急行、なんと急行料金200円取られます（うそー）。いまどき急行料金を取るって、JRぐらいでしょうよ・・・ていうか、JRの急行って絶滅状態だし。
熊谷からの停車駅は、武川、寄居、野上、長瀞、皆野、秩父、御花畑、影森です。ただし、季節によって停車駅が変わるケースがあるそうです。一日3～4往復運転なので、急行が来る時間を狙わないと乗るのはちょっと厳しいかも。（言いつつ、ジーン吉本の場合はたまたま次の列車が急行だったんですけどね）
さすが急行、それも急行料金を取られるだけあって、座席はゆったりそのもの・・・ていうか、この座席どこかで見覚えがあるんですけど・・・
「そうだ！ これって確か伊豆急行の各駅停車と同じシートなんじゃ!?」
ジーン吉本の記憶に間違いありませんでした。枕の部分のカバーこそ異なるものの、まったくおんなじ形のシートだったのでした。しかし、伊豆急行の各駅停車は急行料金取られないし（当たり前だ）、そう考えると伊豆急行って太っ腹だなぁ…
しかし、やはり差はありました。伊豆急行の各駅停車って、このシートは片側だけ。しかも、リクライニングできないんです。秩父鉄道は、シートの向きを変えることはできないものの、リクライニングはできるのでした。角度はごくわずかですけどね。
しかし、急行がやってくると困るのが、秩父鉄道っておおむね1時間に2本の列車が走ってるんですけど、これは急行を入れても同じなんですね。何が言いたいかというと、急行が走ってる時間って、1時間に2本あるうちの1本が急行、残り1本が各停なんですよ。なので、各停の運転間隔が1時間以上開くケースがあるんです。急行走らせるんだったら、急行とは別に各駅停車を1時間に2本走らせて欲しいですねぇ。
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