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初めにお断りしておきますと、ここは天然温泉ではありません。しかし、スーパー銭湯にして絶景が見れる施設でして、一度行く価値はあると思います。
場所は、常陸多賀駅から歩いて20分ぐらいのところにあります。ジーン吉本が歩いて15分ちょっとでした。常陸多賀駅から跨線橋を渡りまして、日立製作所沿いにずーっと坂を下りていきます。
つきあたりにセブンイレブンがありまして、左に曲がると看板が見えます。この看板に従って右に曲がると、すぐわかります。ちなみに、バスもあるらしいのですが、便数が少なく、お勧めできません。どうしても20分歩くのが嫌な人は、タクシーに乗ったほうがいいと思います。
営業時間は9:00~翌1:00。入館料は、平日は大人690円、子供330円。休日は大人790円、子供430円。岩盤浴は別料金で410円です。タオルと館内着は別料金になっています。貸タオルが70円、貸バスタオルが130円です。
大浴場は、内湯が展望サウナ、水風呂、白湯、シルク風呂、ジェットバス、寝湯、座湯。これに、露天風呂が展望露天風呂と壺湯と寝ころび湯です。ジーン吉本の体感温度的には、40℃~41℃ぐらいでした。
展望露天風呂からは、眼下に太平洋が一望できるという、絶景を堪能することができます。それ故、露天風呂は海が見える方向を向いて入る仕組みになっています。これがスーパー銭湯だというのですから、驚きです。せっかくなので、展望サウナも海向きに座る仕組みにして欲しかったです。
ジーン吉本は、まず白湯に入りまして、サウナ→水風呂→壺湯→寝ころび湯→露天風呂の順に、繰り返し入っていました。海からの距離が近くて、寝ころび湯でお昼寝していても波の音が心地よく聞こえてきます。
また、ここはジェットバスの種類が多く、寝ながら入るもの、座って入るもの、身体の横にジェット水流が来るものなどがあります。ただし、天然温泉じゃないのと、炭酸風呂がないのが残念なところです。(炭酸風呂って湯楽の里には大抵あるのに)
お食事処はセルフサービスになっています。それ故、お値段もお手頃です。ただし、お酒のおつまみ系はあんまり充実していません。恐らくここへ車で来る人が多く、飲む人が少ないからかもしれません。
最初に頼んだのがカツオのたたき、490円でした。受け取ったときポン酢がかかっていなくって、「あれっ」と思ったのですが、備え付けの調味料置き場にポン酢が置いてありました。しょうががおろししょうがではなく、刻みしょうがなのが珍しいですね。焼き上げた部分も香ばしく、鰹の臭みもなく、うまかったですよ。ただし、お刺身がないのにカツオのたたきがあるっていうのも不思議なんですけどね。
続いて、フライドポテト。260円でした。ごらんのとおり、ポテトが太め。なので、ホクホクした感じでうまかったです。
最後の〆が、磯のりあさりラーメン。650円でした。魚介系の塩ラーメンでして、ここに磯のり、あさり、たけのこががどーんと乗っています。ご覧の通り、トッピングがすごくて、麺が見えません。食べてみると、まず海苔の口の中に入ってきて、次にあっさりスープの味が来て、肉系が一切出てこないラーメンにして、これだけおいしくなれるのかっていうぐらい、うまかったです。ただし、だしが少なめで、麺を食べるのに少々苦労しました。
この後、お休み処でお昼寝。しかし、お休み処は一応お昼寝できる仕組みになっているものの、かなり狭く、ブランケットの貸し出しはなし。しかも、お食事処のすぐ隣で仕切りもなく、人の話し声や、廊下を走り回る子供の足音が、容赦なく聞こえてきます。なので、ゆっくり眠れるという状況からは程遠い感じです。ただし、ここは入館料約700円ぐらいのスーパー銭湯ですから、ゆっくりできる場所があるだけでもありがたいと思ったほうがいいと思います。ただし、これだけ子供がいっぱい来るんだったら、ゲームコーナーじゃなくて、子供が自由に遊べるキッズスペースが欲しいと思います。
確かに、ゆっくりのんびり過ごすためためだったら、天然温泉があって、休憩施設が充実している施設へ行くと思います。しかし、スーパー銭湯の域を超えているんじゃないかと思えるのは確かで、この展望露天風呂を目当てに、わざわざ首都圏から特急ひたちに乗ってでも来る価値は、十分あると思います。
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