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新千歳空港に温泉があるらしいということで、飛行機に乗る前に行ってみました。新千歳空港温泉です。場所は、新千歳空港(・・・て、新千歳空港になかったら看板に偽りありなのですが)の、国内線ターミナルビルの4階にあります。
営業時間は10:00~翌9:00で、料金は大人2,600円、小学生1,300円で、館内着とタオルのレンタルが付いています。深夜1:00以降は深夜料金として、大人2,000円、子供1,000円が加算されます。深夜料金が高いのは、場所柄深夜利用が比較的多いためと思われます。また、シャンプーとボディソープの備え付けがあります。
玄関で靴を脱ぎ、靴袋に入れてから入ります。フロントでロッカーキーとタオルを受け取り、館内着を選びます。館内は、すべてロッカーキーで代金を支払います。帰るときは自動精算機で精算して、レシートに印刷されているバーコードを退館ゲートに読み取ると外へ出られる仕組みです。支払いは現金、クレジットカード、電子マネー、QRコードが使えます。
お風呂は、内湯が乾式サウナ、湿式サウナ、水風呂、天然温泉とジェットバス。露天エリアには露天風呂と寝湯があります。温泉はナトリウム塩化物泉で、茶色っぽい色です。ジーン吉本の体感温度的には、乾式サウナが約90℃、水風呂が約18℃、ジェットバスが40~41℃、天然温泉と露天風呂、寝湯が41~42℃。やや熱めのお湯でした。
まずは、天然温泉の内風呂に入ります。ここはかなりの広さです。およそ15~16人ぐらいは入れそうな気がします。
続いて、乾式サウナに入ります。サウナは十分広くて、ジーン吉本は適温と感じました。サウナの中でテレビが見れるのが嬉しいです。
サウナ→水風呂の後、休憩します。露天エリアに椅子が置いてあるのですが、これは足が不自由な人用の洗い場の椅子だと思うのですが、みんなここに座って休憩しているので、ジーン吉本もここに座ります。
続いて、露天風呂に入ります。およそ7~8人は入れそうなのですが、やや浅めに感じました。寝湯のように横になる感じで入ります。
サウナ→水風呂→休憩の後、ジェットバスに入ります。ここはややぬるめになっているので、ゆっくり入れるのが嬉しいです。
サウナ→水風呂→休憩の後、寝湯に入ります。ジェットバスと一体何が違うのだろうと思ったのですが、どうやら肩の辺りにジェットではなく、やや熱めのお湯が当たるようになっています。ただ、2人しか入れないのと、お湯が熱めなのが少々残念なところです。もっとも、ここは北海道ですから、露天エリアのお湯は熱めにしないと冬に入れないのかも知れません。
館内は、4階がフロントとお食事処と客室、中4階がお風呂と脱衣場、5階が岩盤浴とリラックスルームです。お食事処はセルフサービスになっています。
で、お風呂上がりの呑みです。最初に頼んだのが、北海道らしくジンギスカンです。羊肉は漬けになっていまして、たっぷりのもやしとともにいただきます。やはり羊肉特有の臭みはややあるのですが、とにかくビールに合います。
他に北海道らしいものと言えば、味噌ラーメンですね。一品料理はジンギスカン以外は、結構よくあるメニューが並びます。ジーン吉本がいただいたのは、揚げたこ焼きです。もしかするとこれは冷凍なのかもしれませんが、まずまずうまかったです。
最後に頼んだのが、ざるそば。北海道産のそば粉を使っているそうです。麺がキラキラと光って、食欲をそそります。細めの麺で、腰が強く、のど越しが良くてうまかったですよ。
この後、リラックスルームで休憩します。テレビ付きのリクライナーチェアーがありまして、ゆっくりと休憩できます。このリラックスルーム、ものすごく広いです。恐らく、深夜早朝に発着する飛行機があり、終電や始発に間に合わない人が利用するというニーズがあるからかもしれません。ちなみに館内には、客室があります。公式サイトから予約が取れるのですが、やはり人気がありまして、土日は常に満室のようです。

「空港で温泉なんて、お風呂に入ったら終わりだろう」
・・・と思ったら、いい意味で期待を裏切られました。ここはゆっくりまったりできる日帰り入浴施設でした。下手なスーパー銭湯よりもゆっくりできます。飛行機に乗る前、降りた後にお風呂に入れるのは、正直ありがたいです。欲を言えば、タオルと館内着のレンタルは別料金にして、入館料がもう少しお安くなっていれば嬉しいです。恐らく、飛行機に乗る前後にお風呂に入りたい(でも休憩はしない)というニーズはありそうな気がしますから。
ジーン吉本的には、空港にカプセルホテルを作るぐらいだったら、日帰り入浴施設を作って欲しいと思います。なぜかと言うと、カプセルホテルは基本的にお泊りのみですが、日帰り入浴施設だとお泊りとお風呂の両方のニーズを満たせますから。
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