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西武鉄道の特急レッドアローです。レッドアローというのはこの車両の愛称です。(本来は車両の愛称なのに、あたかも列車名のように案内されている例として、西武特急レッドアローの他に、東武特急スペーシアや、近鉄特急アーバンライナーがあります)
西武池袋線・秩父線の池袋-西武秩父間を走るのが特急ちちぶ、池袋-飯能間を走るのが特急むさしです。停車駅は、所沢、入間市、飯能、横瀬です。快速急行に乗ったとしても、飯能駅から先は各駅停車。急行に至っては、なんと所沢駅から先が各駅停車です。なので、特急レッドアローって所沢駅より西側をさくっと移動するにはとってもありがたかったりします。
この特急レッドアロー、普通はこんな顔をしています。
ところが、レッドアロークラシックと言って、この1つ前のレッドアローと同じ塗り分けをした列車がたまに走っています。
横から見ると、こんな感じ。「RED ARROW CLASSIC」と書いてあります。
シートはこんな感じです。シート間隔は結構広めで、足置きのバーがついています。ただし、使っている人はほとんどいません。シート間隔が結構広い上に、小柄な女性だと足が届かないからかも知れません。シートの方向は、ペダルを踏めば変えられます。
テーブルはシートの背面についています。テーブルはかなり大きめ。お弁当と飲み物が十分置けます。しかも、ドリンクホルダーも付いています。かなり使い勝手がいいのですが、シートを向い合せにするとテーブルが使えないという欠点があったりします。
そこで、窓側にささやかながらではありますが、テーブルがあります。ペットボトルであれば十分置けます。
なお、トイレと自動販売機が、1号車と7号車にあります。車内販売はありません。池袋から飯能まで乗っても40分ぐらいなので、どうしても車内販売が欲しいというわけではないですけどね。(池袋から秩父だと1時間20分ぐらいなので、ちょっとビミョー)
さて、特急ちちぶにも泣き所がありまして、それは飯能駅でのスイッチバックなんです。ここで協力的な人達が乗っていると、飯能駅でみんなシートの向きを変えるのです。しかし、誰一人としてシートの向きを変えようとしないケースもありまして、この場合は飯能駅から後ろ向きに走る感じになってしまうんです。
それにしても特急レッドアロー、モーターの音が室内にとっても響くのはなぜ???
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