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あの化粧品と健康食品で有名なDHCが運営している日帰り温泉施設、赤沢日帰り温泉館です。化粧品にしても健康食品にしても効いているのかどうかよくわからないという説もあるのですが。営業時間は平日10:00~22:00、土曜休日は9:00~22:00です。
場所は、伊豆急行線の伊豆高原駅から車で15分ほど行ったところです。伊豆高原駅からは、無料送迎バスが出ています。ただ、平日は1時間おおむね1本~2本と少なく、土日はおおむね1時間に2本~3本と多いものの毎度渋滞に巻き込まれるため、使い勝手はあまりよくありません。
入館料は平日で大人1,230円、子供720円。土曜休日で大人1,640円、子供930円です。タオルのレンタル(ていうか使い放題)は含まれているのですが、館内着のレンタルは別料金で410円です。ただし、伊豆高原駅の案内所(この写真)で、100円割引で買える前売券を売っています。なので、伊豆急で来た人は、事実上100円割引になります。入館料と館内着レンタルは券売機で、その他館内は都度精算する方式です。また、脱衣場は100円リターン式です。
館内は、1階がフロントとお食事処。2階が休憩室と貸切風呂、タイ古式マッサージ。地下1階がエステティックサロン。3階と4階が大浴場です。大浴場は月替わりの男女入れ替え式になっていまして、今月は3階が男性、4階が女性でした。どちらの大浴場も解放感は抜群で、願望には太平洋がどーんと見えます。
大浴場は、内湯がガラス張りの展望風呂になっていまして、とにかくでかい湯船に気泡風呂、ジェットバス、寝湯があります。内湯にはこの他、展望サウナと水風呂、DHCの湯(つまり温浴剤入り)があります。露天風呂は、これまたでっかい湯船がありまして、太平洋を一望できる解放感たっぷりのお風呂です。でっかい湯船って確かに解放感があるのですが、一方でお湯は一律なので炭酸泉を作れない、湯温も一律なのであつ湯やぬる湯をつくれないという欠点があります。
天然温泉だということですが、無色透明無味無臭のお湯で、しかも循環・消毒されているため、天然温泉に入っているという感覚は限りなくゼロです。天然温泉だということですが、無色透明無味無臭のお湯で、しかも循環・消毒されているため、天然温泉に入っているという感覚は限りなくゼロです。ジーン吉本の体感温度的には、40℃~41℃ぐらい。普通にお湯に入っている分には気持ちいい湯温なのですが、寝湯にしては熱すぎる感じです。また、なぜかわからないのですが、水風呂が檜風呂になっていまして、ちょっともったいない感じがします。それだったら、水風呂は普通のお風呂でいいから檜風呂を温泉にして欲しいですね。
で、湯上りのビールなのですが、DHCのビールなのかよくわからないビールで、しかも702円も取られるという。DHCが儲かるからこのビールを出しているとしか思えず、これだったら普通のビールが飲みたいですね。
せっかく伊豆に来たんだからと、頼んだのがさざえ入り刺身盛り。3,240円といいお値段でした。目の前にやってきた時にはあまりの大きさに「マジか!」って思いましたが、食べてみると一人でも意外とぺろりとイケちゃいます。サザエのコリコリ感と、地魚のプリプリ感がたまらない逸品でした。あと、細かい話ですが付け合わせにミョウガがあったのが嬉しかったです。
その後、冷や奴を注文。324円でした。写真ではわかりにくいのですが、サラダボールに入って出てきた冷や奴を見て、思わす「でかっ!」 しかも、白ネギ、ミョウガ、芽大根がこれまた冷や奴と会うんです。
ただし、レストランは総じて高め。しかも、クレジットカードが使えるとはいえ、館内で一括精算するシステムがないため、レストランや土産物店、エステティックサロンを利用すると、その場で精算しないといけません(館内の自動販売機は現金でないと買えない)。これだと、いちいち財布を持ち歩かなければならず、不便と感じました。やはりロッカーキーで精算するシステムは必須だと思います。
また、要改善点としては休憩室。明らかに狭いです。また、普通に休憩したい人とお昼寝したい人が同じ部屋を使わざるを得ません。結果、休憩室でしゃべるまくる人、携帯電話で通話する人がいる中でお昼寝・・・と、およそ入館料だけで1,000円以上取られてる施設としてはありえない状況が起こっています。
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DHC赤沢温泉郷
ジーン吉本の結論としては、ここは温泉の効能を期待するというよりは、開放的な気分になるための施設と感じました。確かに、温泉に行く意義の一つとして「非日常を味わう」というのはあるのですが、日帰り温泉としてのコストパフォーマンスを考えると、「ここはないな」と感じました。
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