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仙台に行ったついでに温泉に入りたい。で、秋保温泉あたりも候補に挙がったのですが、仙台の日帰り入浴施設ってどんな感じなんだろうと行ってみることにしました。竜泉寺の湯 仙台泉店です。
まずは、仙台地下鉄南北線に乗って、終点の泉中央に行きます。ここから、バスに乗ります。バスは5番乗り場から、大清水行きに乗ればいいのですが・・・
何と、日中は30分に1本しか出ていません。それでも、地方都市としては便数が多い方ではあります。ちなみに運賃は300円で、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードで乗車できます。
泉中央駅からバスで15分ぐらいのところにある、明石台四丁目のバス停で降ります。ここから「ホームセンタームサシを目標に歩け」と言われたのですが、そのホームセンタームサシが見当たりません。構わずバスの進行方向へまっすぐ歩きます。
明石台四丁目のバス停から5分ぐらい歩くと、左側にあります。ちなみに、ホームセンタームサシは竜泉寺の湯と道路を挟んで反対側にある、かなり大きいホームセンターなのですが、どうやらこの施設の方はバスで通勤したことがないのか、明石台四丁目のバス停からムサシの看板が見えないという事実を知らないみたいです。
営業時間は6:00～深夜3:00。朝風呂は6:00～9:00からの入場で大人500円、小学生200円、幼児50円。通常の入館料は大人600円、小学生300円、幼児100円なのですが、これ看板に偽りありなんです。というのも、露天風呂は天然温泉でして、天然温泉に入る高校生以上の人は、70円の入湯税を払わなければならないのです。しかし、「天然温泉に入らないから入湯税は払わないよ」という選択肢はなく、中学生を除いて事実上大人670円なんです。これだったら、大人670円、中学生600円、小学生300円とするべきでは？
なお、シャンプー・リンス・ボディソープは備え付けのものがありますが、タオルは付いていません。貸タオルが200円。岩盤浴が300円です。
お風呂はかなり広いです。内湯はでっかい高濃度炭酸泉が真ん中にあって、サウナ、水風呂、電気風呂、体温風呂、ジェットバス、ちびっ子風呂（普通のお風呂よりも浅い）。露天風呂が天然温泉の岩風呂、壺湯、座湯、寝転びの湯と、（天然温泉じゃない）シルク風呂があります。
天然温泉はナトリウム・カルシウム－塩化物泉で、ほぼ無色透明です。ジーン吉本の体感温度的には、サウナ90℃、電気風呂40℃、高濃度炭酸泉39℃、体温風呂36℃、ちびっ子の湯38℃、ジェットバスと岩風呂41℃でした。
まず、電気風呂があるという時点でテンションが上がります。そもそも電気風呂があるという時点で珍しいのですが、ここは低周波に強弱のパルスがついているんです。しかも、5人も入れて、うち2人が弱、3人が強と、強さが2種類あるんです。ジーン吉本が知っている限り、これだけ充実した電気風呂って満天の湯ぐらいです。
次に、広ーい高濃度炭酸泉に感動しました。ぬる目のお湯で、ゆっくり入るにはぴったりですね。ちなみに、ここが一番混んでいました。また、露天岩風呂には、テレビが付いていたりします。
まずは電気風呂、次にサウナ→水風呂の順に入るとして、これだけお風呂があると、一体どこから入ろうか迷うのですが、岩風呂へ入った後しばらく休憩。で、シルク風呂→高濃度炭酸泉→体温風呂→ジェットバスの順に入りました。後は、サウナ入ったり、身体冷ましたかったら体温風呂入ったり、ゆっくり入りたかったら高濃度炭酸泉に入ったり・・・と色んなお風呂をちょこちょこ入っていました。天然温泉自体は言われなかったら温泉と気づかないお湯なのですが、これだけお風呂があったら十分楽しめます。
で、お風呂上りに呑みと行きたいところですが、ここで寝過ごすと新幹線に乗り遅れてしまうので、ここは自重します。頼んだのが、姫籠御膳でした。天ぷら・お刺身・冷や奴・めかぶそば・じゃこご飯がセットになって、何と1,060円です。はっきり言って、これは安い！ しかも、写真でご覧の通り、これが1,000円ぐらいとは見えない豪華さ。お味ですか？ もちろんおいしかったですよ。天ぷらと冷や奴がビールにぴったり（・・・て、結局飲んでるんじゃん）。
正直なところ、下手な温泉に行くよりも、こっちの方がよっぽど安くて立派な温泉に入れるんじゃないかって思ってしまいました。来てよかったと思いました。大満足です！
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