この記事の写真は、写真ACからダウンロードできます
ジーン吉本が今回お世話になったのは、横須賀温泉 湯楽の里さんでした。場所は、京急本線の馬堀海岸駅から歩いて15分ぐらい、横浜横須賀道路の馬堀海岸ICの真横にあります。
営業時間は9:00~0:00(最終受付23:00)です。入館料はフェイスタオルとバスタオルのレンタルが付いて、平日は大人1,180円、子供(4歳~小学生)600円。休日は大人1,450円、子供700円特定期間(お盆期間など)は大人1,550円、子供750円です。館内着のレンタルが250円、岩盤浴が平日550円、休日600円です。岩盤浴を付けると、岩盤浴着と大判タオルのレンタルが付いてきて、後述の岩盤浴エリアの利用ができます。シャンプーとフェイスタオルは備え付けのものがあります。
玄関で靴を脱ぎ、下駄箱にしまいます。次に、フロントでタオルなどのレンタル品と、手首に付けるICタグを受け取ります。下駄箱のカギはフロントには預けず、退館時まで自分で管理します。
館内施設の利用料金は、ICタグで精算します。帰るときは、フロントにICタグを返却して、入館料や館内施設の利用料金などを精算すると、退館用のQRコードがもらえます。出口にゲートがあるので、ここでQRコードを読み取るとゲートが開いて外へ出られる仕組みです。
大浴場は、内湯が高温サウナと塩サウナ、水風呂、白湯、高濃度炭酸泉で、高濃度炭酸泉の湯舟の一部が寝湯になっています。露天風呂は展望風呂になっていて、加温かけ流しの上の湯と、循環ろ過の下の湯、寝転び湯(景色は見えない)があります。
・・・と書くと、かなり充実した施設に聞こえるのですが、大浴場が狭いので、小さい湯舟がずらりと並んでいる感じで、まるで幕の内弁当のような施設になってしまっています。また、日帰り温泉には珍しく塩サウナがある代わりに、ジェットバスがありません。ここはマイナスポイントかなと思っています。
天然温泉は含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉で、茶色い色のお湯です。塩化物強塩泉ですが、そこまでしょっぱくない感じです(加水しているからかも知れませんが)。ジーン吉本の体感温度的には、高温サウナ約90℃、塩サウナ約70℃、高濃度炭酸泉約38℃、白湯と展望露天風呂が約41℃でした。
まずは白湯に入ります。5~6人も入ればいっぱいいっぱいの大きさです。個人的には白湯の代わりにジェットバスを付けて欲しかったのですが、恐らく狭すぎて付けられなかったのでしょう。
続いて、高温サウナに入ります。ここは15~16人は入れそうで、十分広いです。サウナから上がったら、水風呂に入った後、露天エリアで休憩します。露天エリアには椅子がいっぱい置いてあって、ここで休憩できます。足を伸ばせるタイプのものもあるのですが、4つしかないので常にいっぱいです。露天エリアの広さを考えると、これ以上椅子の数を増やせない感じです。
休憩した後、展望露天風呂に入ります。展望露天風呂は、この施設が海沿いにあるという地の利を生かして、露天風呂に入りながら東京湾が見えるようになっています。無理すれば、上の湯が7~8人、下の湯が15~16人は入れそうな感じです。上の湯がかけ流し、下の湯が循環ろ過で、見た目は上の湯の方が浮遊物が多い分、茶色が濃いです。ただし、実際に入ってみると、あまり差はないです。露天風呂から眺める海は、サイコーですね。
続いて、塩サウナに入ります。その名の通り、サウナの真ん中に山盛りの塩が置いてあって、この塩を身体に塗って入ります。塩サウナを出たら、シャワーかかけ湯で塩を洗い流します。ここは高温サウナよりも温度が低いので、低温サウナの代わりに入っている人もいました。
水風呂→休憩の後、高濃度炭酸泉に入ります。高濃度炭酸泉は狭くて、5~6人も入ればいっぱいです。また、一部が寝湯になっているのですが、ここは4人しか入れません。高濃度炭酸泉はぬる目のお湯でゆっくり入れるので、もう少し広ければ・・・と思うのですが、何しろ大浴場自体が狭いので、これ以上広くはできなかった感じです。
お風呂もサウナもとってもいいのですが、(特に土日は)広さの割に人が多くて、どこのお風呂へ行っても芋の子状態で、ゆっくり入れなかったのが残念なところです。
では、お風呂上がりの呑みです。湯楽の里は、お店によってメニューが大きく異なるので、遠くの湯楽の里へ行ったとき、何が食べられるか楽しみだったりします。ちなみに、つくば温泉 喜楽里 別邸でいただいたミニうな丼とざる蕎麦は、ここにも夏季限定メニューになっていました。
せっかく横須賀まで来たんだから、横須賀らしいものを食べたいですね・・・というわけで、横須賀のお隣、三崎マグロのお刺身です。赤みのマグロの切り身が、6つ出てきました。色合いも新鮮そうで、おいしそうですね。
ところが、お味はというと至ってフツーのマグロで、言われなかったら三崎マグロだってわからなかったです。もっとも、ジーン吉本が期待しすぎたから、そう感じたのかもしれません。
続いて、長芋の唐揚げを注文。長芋のオーブン焼きなら知っていたのですが、唐揚げは珍しいからと注文してみました。長芋のスライスに、唐揚げのスパイス(?)をまぶして揚げた感じです。
まず、食感がほくほくした感じで、うまかった感じです。また、衣はスパイシーな感じではないものの、確かにビールのおつまみには丁度いい味付けになっていました。
一番食べたかったのはこれ。横須賀海軍カレーです。牛乳とサラダが付いてきます。また、ジーン吉本は頼みませんでしたが、チーズや豚カツをトッピングすることもできます。
やや小ぶりのカレー皿に乗って出てきました。お味はというと、
「そう言えば、お家で作るカレーって、こんな感じだったよね。」
・・・という感じで、辛さは控えめ。ゴロゴロと野菜が入った、優しいお味のカレーでした。恐らくは、大抵の日本人だったらこの味のカレーは好きなんかじゃないかと思います。どこか懐かしさを感じるおいしさでした。
館内は、1階がフロントと岩盤浴エリア、お食事処、ゲームコーナー、お休み処。2階が大浴場です。お食事処とお休み処は海に面していて、東京湾が見えます。
ジーン吉本は、このお休み処でお昼寝していました。ただ、タオルケットがないみたいで、岩盤浴の大判タオルをかぶって寝てました。このお休み処、お食事処のすぐ隣の、大浴場への階段の前にありまして、しかも扉が付いていないので、子供の騒ぎ声や大人の話し声が容赦なく入ってきます。なので、寝心地は今一つだったりします。
岩盤浴エリアは、岩盤浴着を着ている人でないと入ってはいけません。岩盤浴エリアには、岩盤浴のほかに、専用のお休み処とテラス、漫画コーナーがあります。
日帰り温泉としてはややお値段が高めなのですが、タオルのレンタルが付いている点を考えると、こんなもんでしょう。また、最寄駅から歩けること、絶景を眺めることができる露天風呂があること。お食事処のメニューが充実していること。ゆっくりお昼寝できるお休み処があること。これらを考えると、至れり尽くせりの施設で、一日過ごせます。
残念なのは、これだけ充実している施設だけに人気があり、休日はどこへ行っても人でいっぱいで、ゆっくりと過ごせない点。今更無理なのは百も承知ですが、敷地は十分に広いので、建物ももう一回り大きく造って欲しかったな・・・というのが感想です。
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です