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「滋賀県の県庁所在地、大津市の繁華街ってどこ？」
ビミョーですね。大津市って、繁華街って言えるほどの繁華街がないんですよ。強いてあげれば、浜大津とその周辺ですね。最寄り駅は、京阪電車のびわ湖浜大津駅（以下、浜大津駅と略します）です。
浜大津駅は、大津市の観光の拠点でもあります。浜大津駅から歩いてすぐのところに大津港がありまして、ここから琵琶湖を周遊する観光船が出ています。
また、大津港に隣接して、浜大津アーカスというレジャー施設と、琵琶湖ホテルがあります。
では、なぜこれら施設が浜大津駅に隣接しているのかというと、これら施設は全部京阪電車のグループ会社だからなんです。なので、大津市内を観光しようと思ったら、重要なのは京阪電車なんですね。
また、浜大津駅は今でこそ1つの駅に統合されていますが、昔は2つに別れていまして、石山坂本線の駅が現在の駅、京津線の駅は、その向かい側に建っていました。この京津線の浜大津駅の跡に浜大津OPAができたのですが・・・閉店しまして。現在では、明日都浜大津になっています。
浜大津界隈を歩くとき、目印にするといいのが大津赤十字病院です。小高い丘の上にありまして、浜大津周辺だと大抵どこからでも見えます。これを基準にすると、方向を見失わなくていいでしょう。
で、浜大津駅から三井寺駅方向へ、京阪電車に沿って歩くと、さながら歓楽街の様相を呈してきます。この辺りに、呑む系の飲食店が立ち並びます。もっとも、滋賀県の歓楽街って雄琴にあるんですけどね。
別の通りが、こんな感じ。ちなみに、ジーン吉本が呑みに行ったやきとり仁吉さんも浜大津駅の近くでした。
こちらは、浜大津駅から上栄町駅方向へ、京阪電車に沿って歩いて行くと、菱屋町商店街のアーケードがあります。
アーケード街の中です。朝早い時間帯に行ったので、ほとんどのお店がシャッターを閉めています。
ただし、明らかに営業してないお店もあります。「ロビン」という店名が痛々しくもあります。
菱屋町商店街には、近年新しく建ったお店もあります。フレンドマートというスーパーマーケットなのですが、もう開店準備が始まっていました。
更に歩くと、ここから菱屋町商店街になるそうです。
更にその先が、長等商店街だそうです。
これらアーケード街はどちらかというと、日常のお買い物をするお店が立ち並んでいる感じですね。飲食店はあんまりなさそうです。
アーケード街の終点です。ここから南に歩くと、琵琶湖疎水や三井寺駅があります。
大津駅の近くにも、一応商店街があります。
こちらは、飲食店が多い感じです。また、大津駅は新快速が止まるので、京都・大阪方面への通勤にも便利です。このため、マンションがちょこちょこ建っています。繁華街というよりは、人が住む町という感じですね。
石畳の通りがありまして、思わず「おおっ」って感じですね。
大津駅からほど近いアーケード街、丸屋町商店街です。
こちらが、丸屋町商店街の中です。
大津駅側の出口が、こんな感じです。大津駅の周辺にはこの他、、滋賀県庁と天孫神社があります。
ご覧の通り、繁華街と言ってもビミョーな感じなんです。お店はどちらかというと日常のお買い物をする店が中心で、スーパーこそあるものの、百貨店とかショッピングモールは皆無です。また、呑む系を含め、飲食店の数も、他の都道府県の繁華街と比較すると、決して多くはありません。
では、なぜ大津市には繁華街らしい繁華街がないのかというと。（ここから先はジーン吉本の推測ですが）
大津市って百貨店とかショッピングモールとかは、琵琶湖の湖岸道路沿いにポツンと建っていて、いわゆる繁華街には建っていないんです。このため、繁華街に人が集まりにくいんです。
また、大津市と京都市は隣同士でして、JR線に乗れば京都駅まですぐ行けますし（大津駅から2駅で京都駅です）、京阪京津線に乗れば四条河原町周辺まで簡単に出られるんです。このため、
「繁華街に行きたければ、京都に行けばいい。」
という理由で、大津市には繁華街がなくてもいい、というわけなんです。
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