日帰り入浴レビュー:ふじやま温泉

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たまには山梨県に行ってみようかな、というわけでおよそ1年ぶりに行ってみました。ふじやま温泉です。

富士急行線 富士山駅 ふじやま温泉の案内看板

場所は、富士急ハイランドのすぐ横にあります。なので、最寄駅は富士急行線の富士急ハイランド駅なのですが、駅は富士急ハイランドを挟んで反対側にあるので、かなり歩かなければならず、お勧めできません。

無料送迎バスが富士山駅から出ていまして、駅前バスターミナルの2番乗り場から出ているのですが、はっきり言ってお勧めできません。まず、一日に4本しか出ていません。しかも、富士山駅の発車時刻が9:40、10:40、14:40、16:40。ふじやま温泉の発車時刻が9:32、10:32、14:32、16:32なんです。

ふじやま温泉 送迎バス

正直に言うと、この送迎バスのダイヤ設定は大いに疑問です。いくらなんでも、朝の9:40にふじやま温泉まで行く人がいるとは、ちょっと考えられません。また、富士山駅10:40発の次が14:40発って、いくら何でも間隔があき過ぎです。やはり12:40のバスがないとだめでしょう。挙句の果てに、16:32に富士山駅行きが終了ってこれは早すぎるでしょう。少なくとも18:32発のバスが欲しいです。どう考えても、ふじやま温泉の都合ではなく、お隣のハイランドリゾートホテルの都合に合わせてダイヤ設定されているとしか思えません。(実は無料送迎バスは、ハイランドリゾートホテルの無料送迎バスを兼ねている)

ふじやま温泉 河口湖駅からのバス

また、河口湖駅からも路線バスが出ています。河口湖駅からの料金は170円です。しかし、こちらも一日5便しかありません。ちなみに、キューティー吉本はこのバスで来たのですが、お客さんはキューティー吉本たった一人でして、これ以上便数を増やして欲しいとは言えない感じです。

ふじやま温泉 ハイランドリゾートへの連絡通路

なので、東京からふじやま温泉に行く場合、高速バスがお勧めです。富士急ハイランド行きの高速バスは、新宿駅ヨドバシカメラ前にある高速バス乗り場から、およそ2~30分ごとに発着しています。(送迎バスより頻度が高い高速バスって一体…)

また、公にはアナウンスされていないのですが、富士急ハイランド高速バス乗り場のすぐ横に、ハイランドリゾート ホテル&スパがありまして、ここから連絡通路を通って、ふじやま温泉に行くという手があるんです。ちなみに、この写真が連絡通路で、左側の白い建物がハイランドリゾート ホテル&スパです。

ふじやま温泉 建物 大浴場は右側にあります

フロントに下駄箱の鍵を預けたら、ロッカーの鍵がもらえます。ロッカールームで館内着に着替え、大浴場へ行くシステムになっています。大浴場の脱衣所は、空いているロッカーを自由に使えます。館内は、ロッカーの鍵で精算します。小田原 万葉の湯と同じシステムです。ただ、近年は館内着のレンタルが別料金になった結果、ロッカールームを使う人があんまりいなくなり、直接大浴場へ行く感じになりました。なので、ロッカーの鍵はロッカーキーとして機能していなくて、館内の利用料金を精算するシステムとして使われている感じで、雅楽の湯のシステムに近い感じです。

大浴場は内湯がサウナ、水風呂、天然温泉の大湯船、高濃度人口炭酸泉、バナジウム湯、ジェットバス、寝湯があります。これとは別に、天然温泉の露天風呂があります。天然温泉はマグネシウム・カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物塩というかなり珍しい泉質で、無色透明のお湯です。重曹泉だそうですが、トロッと感はなく、さらりとしたお湯です。白い湯の花がこびりついていまして、なるほどいいお湯だと感じました。

キューティー吉本の体感温度的には、内湯・露天風呂の天然温泉が42~43℃、ジェットバスと寝湯が40℃、バナジウム湯と炭酸泉が38~39℃です。欲を言えば、ぬる湯の天然温泉が欲しいところです。この天然温泉が熱いと感じたのはキューティー吉本だけではないらしく、他のお客さんも口々に「熱い、熱い」と言っていました。これだと熱すぎてゆっくり入れません。(内湯か露天風呂かかどっちかをぬるめにするという手もありますが)

湯上りセットB ビールと冷や奴 ふじやま温泉にて

ふじやま温泉の2階に、お食事処があります。ここでいつもの呑みに入ります。お食事処はセルフサービスで、入口でオーダーして、受け取り口で受け取るシステムになっています。

湯上りセットなるメニューがありまして、生ビールとおつまみがセットになっているメニューです。キューティー吉本は、冷や奴のセットを頼みました。870円です。冷や奴は普通のお豆腐なのですが、結構おいしかったです。

ほうとう ふじやま温泉にて

山梨県に来たんだったら、これを食べないとダメでしょう。ほうとうです。ほうとうは山梨県の名物で、例えて言うなら名古屋のきしめんの麺を太く大きくした感じです。キューティー吉本の大好物なのですが、ここのほうとうは「うーん」って感じです。なぜかと言うと、かぼちゃが1切れしか入っていなかったからです。やはりかぼちゃをもっといっぱい入れて、だしと相まってクリーミーな感じになるようにして欲しかったですね。ちなみに、お値段は1,000円です。

ふじやま温泉 3階展望休憩室

この後、2階の休憩室でお昼寝。「うたた」と名前がついているからには、ここがお昼寝ポイントのはずなのですが、場所は1階フロント上、しかも2階お食事処の隣。しかも扉がついていないため、騒音が丸聞こえ(ちなみに、こういう日帰り入浴施設で一番騒がしいのは、フロントかお食事処かどっちか)。とても眠れたものではありません。

3階と4階にも休憩室がありまして、富士山が見える方向に大きな窓がついているのですが・・・しかし、休憩室としてはこれがあだになっている感じでして、写真のとおり、西日がまともに入るため、まぶしくてゆっくりできません。作った人としては、「富士山が見えていいだろう」と思ったんでしょうけど。

ふじやま温泉 窓から富士急ハイランドが見えます

キューティー吉本が前回来たときは、とんでもない劇混みでした。しかし、今回はそれが嘘のように、がらがらでした。明らかにお客さんが離れていると感じました。

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ふじやま温泉

ハイランドリゾートホテル&スパの宿泊客は、ふじやま温泉に無料で入れます。また、富士急フリーパス券付きプランの場合、富士急ハイランドに入れます。

高速バスの乗り場に近い、駐車場は無料、しかも全国的にも珍しい泉質と、ハードウェア的にはいいものが揃っているのですが、ソフトウェア的には大いに改善が必要と感じました。一番強く感じたのはお食事処で、あの金額を取っておきながら、セルフサービスというのはありえないと感じました。もう少しお手ごろな値段のメニューにするか、値段そのままでセルフサービスをやめて、注文は席で受け付け、商品は席まで運ぶようにするべきだと思います。

その他、送迎バスの時間、ゆっくり入れない天然温泉など、改善の余地は大いにあると思います。次回キューティー吉本が行ったときにはこれらが改善されて、いい施設になっていることを期待したいと思います。




ぴえんのイラスト 女性
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