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石和温泉駅周辺には、瑰泉以外にも大規模な温浴施設があると聞いて行ってみました。クア・アンド・ホテル石和 石和健康ランドです。
場所は、石和温泉駅から歩いて20分位のところ。石和温泉駅の北口を出て、T字路を左に曲がり、ずーっと歩いたところにあります。こちらが施設周辺なのですが、はっきり言って石和健康ランドよりも夢庵の看板の方が目立ちます。
この他、石和温泉駅南口から無料送迎バスが出ています。石和温泉駅発が毎時30分、石和健康ランド発が毎時20分です。
営業時間は24時間(浴室清掃時間あり)で、入館料はレンタルタオル・館内着込みで大人2,050円、小学生以下3歳以上の子供970円です。午前3:00に在館の時点で、深夜料金1,080円が加算されます。JAF等の会員は350円割引になります。
玄関を入ったら、靴を下駄箱に入れます。フロントで、下駄箱の靴と引き換えに、ロッカーキーとタオル、館内着を受け取ります。館内はすべてロッカーキーで精算する仕組みになっていまして、帰るときに精算すれば下駄箱の鍵がもらえる仕組みです。
浴室に入ると、とんでもなく広い湯船が目に飛び込んできます。大きさは、5m×10mぐらいはあるでしょうか。ここは全身浴風呂と呼ばれているのですが、深さ1m、ジーン吉本の体感温度的には30℃ぐらいの低温風呂です。ここまで広いとプールにしか見えず、事実上プールとなっています。
内湯は他に、低温サウナ、高温サウナ スチームサウナ、水風呂、ナノバブル美白泉、気泡風呂、バイブラ風呂、電気風呂、寝湯(イベント風呂)、ラジウム鉱石風呂、薬湯、家族風呂があります。露天風呂には塩サウナ、石湯、信玄公隠塩湯、高濃度炭酸泉、陶器風呂、寝ころび湯があります。ジーン吉本の体感温度的には、高温サウナと低温サウナが90~100℃、高濃度炭酸泉が38℃~39℃、ラジウム鉱石風呂が42℃~43℃、その他が39℃~40℃でした。家族風呂は、オムツが取れていないお子様でも入ることができます。
細かい話ですが、かけ湯があつ湯とぬる湯の2種類あります。で、ラジウム鉱石風呂に入ります。正確な名前は「天然ラジウム鉱石風呂」なのですが、ここでジーン吉本はあることに気づきます。
「あれ、ここってもしかして天然温泉じゃないんじゃ?」
はい。ビンゴでした。石和温泉からほど近い場所に位置して、しかもこれだけたくさんの種類のお風呂があるというのに、実はここって天然温泉じゃないんです。そう言えば、施設の名前が石和温泉健康ランドじゃないんですよね。石和温泉に入りたいという方は、要注意です。
それにしても、これだけたくさんお風呂があると、どこから入っていいか迷う感じです。また、1回で全部回るのは厳しいです。
ラジウム鉱石風呂が熱かったので早々に退散して、高温サウナに入ります。高温サウナは自動的に空気を撹拌する仕組みになっていて、毎時00分にアロマの香りが流れる仕組みになっています。その後、水風呂→低温風呂に行った後、信玄公隠塩湯に行きます。露天風呂の中ではここが一番広くて、正確な名前は「信玄公隠塩湯『塩湯治』」なのですが、塩分濃度が1%だからなのか、塩気はほどんど感じませんでした。また、低温風呂と変わらないぐらいの深さでした。
ここでしばらく休憩します。ちゃんとごろ寝できるビーチチェアが置いてあるのが嬉しいですね。休憩したら、石湯→低温サウナに行きます。低温サウナは横にごろんとなって入れるのですが、低温サウナとは名ばかりで、キューティ吉本の体感温度的には高温サウナと変わらない、むしろこっちの方が熱いんじゃないかと思いました。
水風呂→低温風呂に行った後、薬湯へ。その後、電気風呂へ行きます。電気風呂は弱と強の2種類(各1名ずつ入れる)ですが、ジーン吉本は強に入りました。ジーン吉本的には、強でちょうどいい感じでした。
休憩後、高温サウナ→水風呂→低温風呂に行った後、寝湯へ。今日はグレープフルーツのお湯でした。全体的に、お湯はラジウム鉱石風呂を除いて、ややぬる目になっています。ま、夏は暑い山梨県なので、熱いお湯だとゆっくり入れないのですけどね。
お風呂から上がったら、大広間へ。ここが一番広いお食事処になっています。お食事処はこの他にも、居酒屋とそば処があります。
大広間のメニューもかなり充実しているのですが、最初に頼んだのがニンニクの丸揚げ。お値段330円とお手頃です。ご覧の通り、ニンニクを皮をむかずに、丸ごと揚げた状態で出てきます。ということで、名前からしてガーリック度最強のメニューなのですが、食べてみるとニンニクがほくほくした感じで、これはうまかったですよ。
続いて、甲州ほうとう。お値段は1,030円でした。山梨県に行くとやっぱりほうとうが食べたくなりまして、瑰泉に行ったときもふじやま温泉に行ったときも頼みまして、石和健康ランドのほうとうのお味は・・・ということで頼んでみました。ちなみに、注文してから出来上がるまでに約30分かかります。
蓋を取った直後、この写真のように白菜しか見えなくて、
「おいおい、ほうとうなのに、かぼちゃとほうとうは入ってないの?」
・・・と思ったら、下の方にがっつり入っていました。その他、ニンジンと里芋が入っています。確かに、このほうとうはうまい。かぼちゃは3つ入っていたのですが、大きめの切り身でして、時間が経つとともにお味噌に溶け込んで、実に濃厚な感じになります。山梨県でほうとうって、2人以上でないと頼めないお店もある中で、ちゃんと1人分サイズで出てくるのが嬉しいですね。ちなみに、ミニサイズの甲州ほうとうもあるそうですが、ジーン吉本は通常サイズを注文しました。
館内は、1階がフロントと浴室、岩盤浴、お食事処、ゲームコーナー。2階がマンガ&インターネットルーム、ボディケア、テレビルーム、マッサージルーム、ファミリールーム、イサケン☆アソビバとなっています。テレビルームは液晶テレビ付きのリクライナーがあるお部屋で、女性用・男性用・男女兼用の3つのお部屋があります。ファミリールームは畳敷きの休憩部屋です。マッサージルームには、電動マッサージチェアがありまして、なんと無料です。イサケン☆アソビバは子供向けの遊び場でして、卓球台やエアーホッケーなんかが置いてあります。
ジーン吉本は、テレビルームに行きました。ここが、仮眠室を兼ねています。ジーン吉本はここでお昼寝・・・なのですが、廊下との間の扉を閉めることができないため、廊下を歩く人の話し声が容赦なく入ってきます。しかも、照明は普通の明るさ。確かに、休憩施設はかなり充実しているとは思うのですが、ここまでやるんだったらテレビなしで証明やや暗め、廊下との間の扉が閉まっている仮眠室が欲しいですね。
仮眠の後、再度お風呂へ。先ほど入り損ねた陶器風呂に入ります。ここは1人分の大きさの湯舟なのですが、逆に言うとそれしか特徴がないので残念。高濃度炭酸泉に行きます。ここはテレビが付いていて、しかも他のお風呂よりも更にぬる目で、ついつい長湯してしまいます。この後、電気風呂に入って終了です。
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石和健康ランド
天然温泉こそないものの、これだけたくさんのお風呂に入れて満足でした。前述の通り、近隣には瑰泉がありまして、どっちがおすすめかと言われれば、正直どちらも十分お勧めできます。ただし、石和温泉に入りたいのであれば 、家族連れであれば石和健康ランドがお勧めです。
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