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ジーン吉本が富山市内でお泊りしたのは、ドーミーイン富山でした。
場所は富山駅から富山地方鉄道市内電車に乗って、国際会議場電停で降りるのが一番歩く距離が短いです。ただし、西町電停で降りた方が便数が多くて便利です。西町電停からだと歩いて5分、総曲輪の商店街を抜けたところにあります。
場所的には、富山市の繁華街でもあり総曲輪から近く、観光名所の富山城址公園や富山市役所へ行くには便利です。ただし、富山市の呑む系のお店は富山駅の近くが多くて。北陸新幹線に乗る人と、夜呑みに行きたい人にはちょっと不便です。コンビニは、ファミリーマートが一番近いですが、富山城址公園方向に歩くとセブンイレブンがあります。
注意点として、道路を挟んで隣にお寺がありまして、早朝に「ご~ん」と鐘を鳴らすんです。この鐘の音が結構大きな音で、鐘の音で叩き起こされる感じになりまして、これを承知の上でお泊りしていただく必要があります。
ジーン吉本がお泊りしたのは、シングルルームです。ベッドが窓に沿って置いてあります。窓にカーテンがかかっていますが、開けても隣のビルが見えるだけで、景色はイマイチでした。
ベッドです。枕の上あたりに明かりがあります。枕元にテーブルがありまして、使い勝手が良かったです。
テレビと加湿器は足元にあります。ベッドにごろ寝しながらテレビが見れないのが残念なところ。タオルはテレビの下にあります。
デスク回りです。洗面台が室内にあって、しかもデスクと一体になっているという、ジーン吉本も初めて見る造りです。
一見すると「???」なのですが、これはかなり使い勝手がいいです。まず、デスクが広くて、しかもL字型になっている。しかも、使用済みのコップを洗面台にポーンと置けるんです。
賛否両論あるかも知れませんが、ジーン吉本的には、これはありだと思いました。ちなみに、洗面台の上に板を敷いて、テーブルを広く使えるようになっているのですが、この板の据わりが悪く、結局使いませんでした。
デスクの上です。ACコンセントと有線LANコネクター、電話機、目覚まし時計が置いてあります。
ACコンセントはビミョーに角度が付いていまして、ACアダプターや充電器の形状によっては、ACコンセントに刺さりません。また、目覚まし時計は部屋を暗くすると全く見えません。気になる人は、テーブルタップと目覚まし時計を持っていた方がいいと思います。
インターネットは、有線・無線共に利用できます。
デスクの引き出しの中には、非常灯とホテルの案内が入っています。
デスクと一体になっている洗面台です。洗面台というよりは、小さい流し台のような造りです。手洗いや身支度だけではなく、小さめの食器だったらここで洗えるという優れものです。ただし、カップラーメンを食べた後のスープは、ここではなくてトイレに流した方が無難です。
洗面台の下です。引き出しと冷蔵庫があります。
冷蔵庫の中は空です。写真左上のスイッチで、冷蔵庫の電源を切ることもできます。
冷蔵庫の隣には、電気ケトルとドライヤーが入っています。しかし、せっかく洗面台を室内に置くところまでやるんだったら、電気ケトルを置くんじゃなくて、小さめでもいいから電磁調理器とお鍋とケトルを置いて欲しかったですね。
引き出しの中には、マグカップとコップが入っています。ちなみに、コップはプラスチック製です。
お部屋の中には扉が付いています。
扉を開けるとこんな感じです。
お手洗いです。その奥が、シャワールームになっています。
お待たせいたしました。これが、ドーミーインルールと言ってもいい、シャワールームです。お部屋にはシャワールームしかありません。
「お風呂に入りたいんだったら、大浴場をどうぞ。」
というのが、ドーミーインのルールです。なので、女性やお子様連れで、どうしてもお部屋でお風呂に入りたいという方には向いていません。
扉のところにはハンガーがありまして、部屋着が置いてあります。ハンガーの数が多めなのが嬉しいところです。
ハンガーの下には、貴重品ボックスとスリッパが置いてあります。
天然温泉の大浴場が2階にあります。ドーミーインって、下手な温泉旅館よりもよっぽど立派なお風呂に入れます。
内湯がサウナ、水風呂と、湯舟が2つあります。露天風呂が岩風呂と檜風呂があります。内湯の湯舟が段になっていまして、上が小さめの湯舟、下が大きめの湯舟になっています。露天風呂の檜風呂は小さくて、一人しか入れません。全体が檜造りと言う訳ではなく、使い勝手としては一人用の壺湯に入っているような感じです。
温泉は薄い茶色の単純硫黄冷鉱泉です。ジーン吉本の体感温度的には、内湯と露天風呂が40~41℃、サウナが90℃でした。折角内湯を2段にしたんだったら、上段をあつ湯、下段をぬる湯にして欲しかったです。
露天風呂と書きましたが、厳密に言うとここは露天風呂ではありません。外気を取り入れて、露天風呂っぽくしているお風呂です。ただ、外気があんまり入ってこなくて、内湯と大差なかったです。なので、露天風呂に入れると思ってこのホテルを予約すると、いざお風呂に入った時にがっかりするかもしれません。
では、なぜ他のドーミーインみたく、最上階に露天風呂を設けなかったのかというと、すぐ近くにある富山市役所の展望塔から丸見えになってしまうからだと思われます。
で、これが富山市役所の展望塔から見たドーミーイン富山の建物です。正面の茶色い建物がそうなのですが、ビミョーな線ですね。これだと屋上に露天風呂を作ったら丸見えになってしまう可能性はありそうですね。
露天風呂が不発に終わっている感はあるのですが、そもそもサウナと水風呂があるという時点で下手な温泉旅館のお風呂に勝っていて、しかもかなり立派な温泉(写真でお見せできないのが残念ですが)に入れるのは確かで、ジーン吉本的には満足でした。
2階にはこのほか、自動販売機と製氷機、電子レンジ、コインランドリーがあります。
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富山駅から遠いというハンデはあるものの、天然温泉に入れるというメリットは大きいです。正直ここは十分お勧めできます。
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