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今回ジーン吉本がお世話になったのが、アパホテル 千葉八千代緑が丘さんです。場所は、東葉高速鉄道の八千代緑が丘駅から歩いて1分・・・ていうか駅前にあります。
八千代緑が丘駅は、住宅街のど真ん中にあります。強いて言えばふなばしアンデルセン公園が近くにあるよねー(でもバスは出ていない)ぐらいで、東京ディズニーランドも幕張メッセも成田山新勝寺も成田空港も遠いんです。従って、八千代緑が丘駅って観光地でもなければビジネス街でもなく、ターミナル駅でもないので、正直なところ立地はかなりビミョーな感じです。
では、ここへお泊りするメリットはと言うと、ここは千葉県内のアパホテルで唯一、天然温泉の大浴場が付いているんですね。
八千代緑が丘駅はすぐ目の前で、その隣にイオンモールがあります。そのため、食べ物や飲み物などの買い出しには不自由しません。コンビニも、近くにセブンイレブンとローソンがあります。ただし、朝ご飯を食べるところは少なめなので、コンビニ飯で我慢できない人は朝ご飯付きにした方がいいです。
注意点として、ホテルの駐車場は1泊1,500円で、6台しか止まれません。郊外にあるホテルだと駐車場には不自由せず、しかも駐車場代は無料というところが多い中、ここはどうにかして欲しいポイントですね。
ジーン吉本がお世話になったのは、シングルルームです。
扉を開けて、カードキーをカードホルダーに入れるも、明かりがつかず。ここで、軽くパニックになります。よーく見ると、カードホルダーの隣りにスイッチが付いていまして、このスイッチを入れると明かりがつきました。
こちらがお部屋です。とにかく液晶テレビがデカいです。
逆方向を撮影すると、こんな感じです。
ベッドです。ベッドサイドに明かりがついています。
枕元には、エアコンと明かりのスイッチと、非常灯があります。埋め込み式の目覚まし時計が時代を感じます。
このシングルルーム、とにかく狭いです。デスクに座ると、椅子がベッドに当たるんですね。正直なところ、「コンパクトなお部屋」のレベルを超えています。
デスクです。デスク上には液晶テレビとテレビのリモコン、ティッシュ、電話、メモ帳があります。とにかく液晶テレビがデカくて、デスクの面積の半分以上を占めています。このため、デスク上にPCを並べるといっぱいいっぱい。ちょっとこのテレビはオーバースペックですね。
デスク上には、ACコンセントと明かりのスイッチが付いています。
「有線LANのインターネットが使えます」
・・・と書いてあるのですが、LANケーブルもLANポートも見当たりません。ただし、無線LANのインターネットは利用可能です。
引き出しの中には、ドライヤーと部屋着が入っています。
もう一つの引き出しの中には、コップと紙コップが入っています。
デスク下には、電気ポットと冷蔵庫があります。冷蔵庫のスイッチを切ることもできます。
冷蔵庫の中は空です。
バスルームです。蛇口の栓がお水とお湯に分かれているところが、時代を感じます。
バスタブです。決して広くはないのですが、このホテルには大浴場があるので、あんまり使うことはないかと思います。
洗面台は割と広めです。
備え付けのアメニティ類です。
2階には天然温泉の大浴場 玄要の湯があります。宿泊客のみ利用可能で、入り口にカードキーをかざして入ります。利用時間は15:00~0:00と、6:00~9:00です。ジーン吉本的には、朝は10:00まで利用可能にして欲しいです。
2階には大浴場のほか、コインランドリーと自動販売機があります。
大浴場は、内湯が軽く10人は入れそうなでっかい湯船が1つに、サウナと水風呂。それに露天風呂があります。露天風呂と言ってもお部屋の中で、外気が入るようになっている感じです。このため、開放感はゼロです。
内湯と露天風呂は天然温泉です。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉です。トロッと感のある黒いお湯です。正直これがビジネスホテルの大浴場とは思えないほど、いいお湯です。ジーン吉本の体感温度的には内湯と露天風呂が40~41℃、サウナが約90℃、水風呂が約20℃でした。
まずは内湯に入ります。前述の通り、ここは黒いお湯で、あまりの色の濃さに湯舟の床や段差が見えません。入ると肌がつるつるになる感じです。続いて、サウナに入ります。強いて言えば、テレビがついていないのが残念なのですが、サウナが付いているだけでもありがたいですね。大体5~6人は入れるかと思います。
水風呂に入った後、休憩します。露天風呂エリアに椅子が2つ置いてあるので、そこで休憩します。続いて、露天風呂へ。前述の通り、露天風呂の開放感はゼロなのですが、外気が十分に入るので露天風呂の気分は十分味わえます。ただ、露天風呂の湯舟の形がいびつで、三角形に近い形なのです。このため、広さの割りにあんまり人が入れない感じで、3人も入ればいっぱいです。お湯は内湯と同じ天然温泉で、いいお湯です。
続いて、サウナ→水風呂→休憩→内湯を繰り返しました。正直なところ、下手な温泉旅館よりもよっぽどいいお湯に入れるんじゃないかと思います。
1階にはフロントとお食事処、電子レンジと自動販売機があります。また、5階と10階にも自動販売機があります。注意点として、アルコールとたばこの自動販売機がありません。また、製氷機もありません。目の前のセブンイレブンで買う感じです。
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このホテルの最大のデメリットは、ビミョーな立地条件です。駅周辺に取り立てて何があるわけではなく、東京ディズニーランドへ行くには西船橋で乗り換え、成田空港や成田山新勝寺に行くには東葉勝田台駅で乗り換えです。しかも、西船橋にも成田にもアパホテルはありまして、敢えてここに泊る必要はなく、海浜幕張や西船橋、成田のアパホテルの方が交通に便利です。(海浜幕張のアパホテルはこの記事を、成田のアパホテルはこの記事をご覧ください)
しかしながら、天然温泉でサウナ付きの大浴場があるのは大きなメリットです。別にどこへ行くわけでもなく、ホテルでおこもりするのであれば、お部屋の狭ささえ我慢すればサイコーの条件と言えます。この天然温泉がいいお湯で、温泉を目当てにここへ泊まりに行くのもありだと思います。
番外編
東京メトロ東西線の05系です。東葉高速鉄道線に乗り入れます。東葉勝田台駅で撮影しました。
快速 中野行きの行先表示です。
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