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JR西日本の駅の中で、一番乗り換えが厄介な駅なんじゃないかと、ジーン吉本が勝手に思っている駅、京都駅です。
なぜ厄介なのかというと、まず乗り入れ路線が多いということ。JR線だけでも、東海道新幹線・京都線・琵琶湖線・奈良線・嵯峨野線と、お隣の山科駅から湖西線に入る列車が発着します。
でもって、京都駅に乗り入れる特急列車(臨時列車を除く)は、北陸へ行く特急サンダーバード、山陰本線へ行く特急きのさき・特急はしだて・特急まいづる、鳥取へ行く特急はくと、関西空港へ行く特急はるか、和歌山方面へ行く特急くろしお・・・と、これまた結構な数です。
さらに厄介なことに、京都駅って東海道新幹線を除いて、平面なんですよ。しかも、山陰線のホームが恐ろしく端っこにあるんです。(ま、京葉線の東京駅よりはましですが)
11番線・12番線です。東海道新幹線で、名古屋・新横浜・東京方面に行く列車が発着します。
13番線・14番線です。東海道新幹線で、新大阪・岡山・広島・博多方面に行く列車が発着します。
京都駅の東海道新幹線のホームは、駅の南側にあります。京都駅の南側は南口ではなく、八条口と言います。写真は、その八条口でして、ガラス越しに新幹線が見えます。
日本一長いホーム、0番線です。
「え~、日本一長いホームって、東京駅にあるんじゃないの?」
なぜここが日本一なのかというと、後述の30番線と1つのホームでつながっているからでして、長さは558mあります。0番線は、元々は1番線と呼んでいまして、敦賀・福井・金沢方面に行く、特急サンダーバードが発着します。また、鳥取からの特急はくとは、0番線で乗客を降ろした後、回送電車になります。
2番線・3番線です。主に琵琶湖線で、大津・草津・米原・近江塩津方面に行く列車と、山科から湖西線で、近江今津・敦賀方面に行く列車が発着します。
4番線・5番線です。主に京都線で、大阪、神戸、明石、姫路方面に行く列車が発着します。
6番線・7番線です。主に東海道本線・山陽本線・智頭急行線などを経由して、鳥取へ行く特急はくとや、阪和線・紀勢本線などを経由して和歌山・新宮方面へ行く特急くろしお等が発着します。
8番線・9番線です。主に奈良線で、宇治・城陽・奈良方面に行く列車が発着します。
10番線です。主に奈良線で、宇治・城陽・奈良方面に行く列車が発着します。以前はここが8番線だったのですが、隣に現在の8番線・9番線を増やした結果、10番線になりました。
お待たせしました。嵯峨野線(山陰本線)のホームです。前述の0番線から西側へ、ずーっと歩いた先にあります。写真は、その入り口にある案内掲示板です。
左が30番線で、主に関西空港へ行く特急はるかが発着します。
右が31番線で、主に福知山から城崎温泉方面に行く特急きのさきと、東舞鶴方面に行く特急まいづると、天橋立方面に行く特急はしだてが発着します。
32番線・33番線です。嵯峨野線で亀岡・園部方面に行く列車が発着します。
一応34番線というのもありますが、降車専用ホームです。
京都駅の北側にある駅舎です。北口とは言わずに、烏丸口(「とりまる」ではなく「からすま」と読みます)と言います。ただ、デカすぎるうえに、手前にバスターミナルがあるので、あんまりよく見えなかったりします。
もっと近くで撮ると、こんな感じ。これだと京都駅ってわかりますよね。
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京都駅の中はかなりの広さです。東海道新幹線から嵯峨野線(山陰本線)に乗り換えるとなると、端っこから端っこへ歩く感じになりまして、歩いておよそ15分かかります。お乗り換えの際は、乗り換え時間にご注意ください。
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