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今日、なぜ伊豆に来たのかといいますが、赤沢日帰り温泉館に行きたかったんです。
赤沢日帰り温泉館は、高原の湯同様、最寄り駅は伊豆急行線の伊豆高原駅です。伊豆高原駅からは、送迎バスが出ています。休日の昼間は15分間隔、その他の時間帯と平日は30分間隔で運行されているみたいです。一応時刻表がありまして、伊豆高原駅の送迎バス乗り場にも書いてあるのですが、はっきり言ってあてになりません。なぜかと言いますと、休日ともなりますと、赤沢温泉郷-伊豆高原駅間の道路が激しく渋滞するため、時刻表通りに走れないんです。なので、送迎バスに乗る方は、時刻表通りに送迎バスが来なくても焦る必要はありません。気長に待ちましょう。
料金は、平日は大人1,230円、子供720円。休日は大人1,640円、子供930円です。ただし、伊豆高原駅の観光案内所で前売り入場券を買えば、100円引きで入館できます。脱衣場にはフェイスタオルとバスタオルが置いてありまして、自由に使い放題になっています。この他、館内着のレンタルが400円です。赤沢温泉ホテルをご利用の方は、無料で利用できます。(料金は、いずれも税込)
館内は、B1階がエステティックサロン。1階がフロント、レストランと売店。2階がお休み処と貸切風呂。3階と4階が大浴場になっています。大浴場は日替わりで男女入替制になっていまして、今日は3階が男性、4階が女性でした。
この赤沢日帰り温泉館、あの化粧品と健康食品で有名な、DHCが運営している日帰り入浴施設です。だとするともしかして、お湯にDHCの化粧品でも入ってるんじゃないかって思ってたら・・・冗談抜きでありました、DHCの湯。正確には、化粧品が入っているのではなく、DHCの入浴剤が入っているお風呂でした。お湯はカルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で、無色透明です。ただし、塩素消毒が入っているのか、温泉に入っているという実感はわかず。ただし、お家に帰ってみると肌がつるつるになっていたので、やっぱり温泉なんでしょうねぇ。(DHCの湯のせいかもしれませんが)
とにかく素晴らしいのが、この大浴場からの願望。この写真は1階で撮影したので手前に緑の木々が入っていますが、大浴場からだともっと高いところから眺めることができるので、あたかもお風呂のすぐ先が海のように見えます。また、大浴場がサウナ、露天風呂も含め、横向きに相当長い造りになっているので、解放感は抜群! いや、この景色は気に入りました。正直言って入館料は高いんですけど、あれは景色代。温泉は成分と効能で選ぶ人にとって見れば、期待外れに終わると思います。また、単に温泉は成分だっていうのであれば、それこそDHCにおんなじ成分の入浴剤を作ってもらえばいいわけで、なるほど温泉って景色とか雰囲気とかも大事なんだなって思いました。
大浴場は、DHCの湯の他に、とにかく広い内湯と、とにかく広い露天風呂、ドライサウナ、スチームサウナ、水風呂があります。このうち、スチームサウナを除いて、太平洋の絶景が見えます。また、内湯の一部がジャグジー、ジェットバス、寝湯になっています。面白いのがジェットバスと寝湯で、ジェットの位置が場所によってビミョーに異なるんです。ちなみに、天気が良ければ大浴場から伊豆七島が見えます。
さすがDHCだと思ったのが、お風呂上がりに利用するパウダールームに置いてある化粧品が全部DHCの製品で、しかも普通の日帰り温泉施設に比べてはるかに充実しているんです。もっとも、大浴場に置いてあるシャンプーとか、自動販売機で売っている飲料もDHC製品が混ざっていたりするのですが。
この後、レストランで軽く一杯・・・と思ったら、今日は激混みで、とてもじゃないけど入れる状態じゃありませんでした。なので、ここでのお昼ご飯は断念。ちなみに、レストランではどんなメニューがあるのか、別の日に撮った写真をご紹介しますと・・・
やはり伊豆だけありまして、地元のお魚を使ったメニューはすごく多いです。お刺身だけでもいろんな種類がある中、これは旬のお刺身。お値段は1,620円です。どのお魚が出るかは、その日の仕入れの状況よって異なるみたいです。お味ですか? そりゃあおいしくないわけがないでしょう。こういう日帰り温泉施設にして、これだけ新鮮でおいしいお刺身が出てくる時点で、感動的ですね!
これは穴子の柳川風鍋。お値段は972円です。鰻ではなくて穴子を使っているのが、なんとも海沿いの地らしいですね。穴子とごぼうを出汁で煮込んで、その上から卵をふわりとまとわせた逸品。いや、穴子と卵がふわふわで、それでいてごぼうがしゃきっとしていて、これはホントお酒が進む逸品ですね。
この施設の欠点は、お風呂上がりに休憩する場所が狭すぎるということ。2階にお休み処がありまして、ここが畳敷きでごろごろできるようになっているんですけど、毎度人でいっぱいで。2階の貸切風呂を潰して、休憩スペースに変えてようやく適切な広さなんじゃないかなと感じました。理想を言えば、お休み処とは別に、照明を落として仮眠が取れるスペースがあればいいですね。取っている料金が料金だけに、丸一日じっくり楽しめる日帰り温泉施設にして欲しいですね。
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DHC赤沢温泉郷
なお、近隣に赤沢温泉ホテルをはじめとして、赤沢温泉郷の各施設があるので、駐車場は広いです。また、赤沢日帰り温泉館にほど近い駐車場には、無料で利用できる足湯があります。
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