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フェスティバルウォーク蘇我に行ってみると、いつの間にか「湯の郷 ほのか」が出来上がっていました。ちなみにここは、もともと「スパ ビューナ」というヒーリングサウナが売りの温浴施設だったのですが、女性にターゲットを絞り過ぎたのが災いしたか、閉店して「湯の郷 ほのか」に変わったみたいです。ちょうど開店1周年だそうで、キャンペーンをやってました。
最寄駅は、JR京葉線・内房線・外房線の蘇我駅です。蘇我駅から、ハーバーシティ蘇我 無料巡回バスに乗って10分ぐらい、フェスティバルウォーク蘇我のバス停で降ります。無料巡回バスは、平日がおおむね15分間隔、休日がおおむね10分間隔で走っているので、電車で行っても問題ないと思います。(もっとも、とっても広い駐車場がありますけどね)
営業時間は10:00~翌9:00です。入浴料が、大人平日が1,200円、休日が1,400円。子供平日が600円、休日が700円です。バスタオルとフェイスタオルのレンタルが200円、館内着のレンタルが200円、岩盤浴用大判タオルのレンタルが100円です。JAFの会員は、タオルと館内着のレンタルが無料になります。それでも割引額400円なので、結構でかいと思います。クレジットカードは使えますが、Edyは使えません。(スパ・ビューナ時代はEdyしか使えなかったのですが)
館内は、1階がフロントとお食事処、ボディケア。2階が大浴場と岩盤浴、休憩所と軽食処。3階が露天風呂と貸切個室、仮眠室です。休憩所からは海が見えるほか、マンガ・インターネットが利用できます。また、無線LANインターネットも無料で使えます。スパ・ビューナ時代は事実上のデッドスペースだった、3階が改装されたのが嬉しいですね。
残念ながら、天然温泉ではありません。2階大浴場の内湯が、サウナと水風呂、月替わりのイベント風呂、塩風呂。露天風呂が月替わりの温泉(ただし入浴剤と思われる)と寝湯です。今月はイベント風呂がワイン風呂、温泉が北海道モールの湯でした。ジーン吉本の体感温度的には、イベント風呂と温泉が41℃~42℃、寝湯が38℃、塩風呂が36℃ぐらいでした。
思わず気に入ったのが、塩風呂。約36度のお湯にじっくりと浸かることで、じっくりミネラルを吸収しましょうということなのですが、サウナや岩盤浴で火照った身体をじっくり冷やすのにちょうどいい感じです。それ以外のお風呂がどうにもイケてなくて、テレビを見ながら入れる露天風呂も、イベント風呂も、熱すぎてゆっくり入れず。寝湯は広くて、寝ながら入るのにちょうどいい湯加減なのですが、ビミョーについている角度のせいで、ゆっくり寝ながら入れず。どうして素直に普通の寝湯(つまり、まっ平らな寝湯)が作れなかったのか、理解に苦しみます。(もっとも、スパ ビューナがこう作ったのですが)
3階露天風呂は、ジャグジーとシルキーバス、高濃度炭酸泉があります。ジーン吉本の体感温度的には、ジャグジーが41℃、その他が39℃ぐらいです。屋根の上の露天風呂なので、見晴らしがよく、とっても気持ちよかったです。しかも、ここが千葉市中心部からそれほど離れていないというのに、ビルらしいビルが見えず、空が広く見えます。ただし、気を付けないといけないポイントとして、日蔭らしい日影がないので、恐らく夏は暑くてどうにも入れないんじゃないかという点と、気を付けないと外から見えそうな点があります。ジーン吉本的にはとっても気に入ったのですが、2階大浴場と3階露天風呂は中でつながっていないので、いちいち服を着てからでないと行き来できないのが残念です。
2階の岩盤浴は、4種類あります。トルマリン岩盤浴とアロマ岩盤浴、麦飯石岩盤浴と黄土岩盤浴です。トルマリン岩盤浴とアロマ岩盤浴は、座って入るタイプの岩盤浴で、こちらは中でおしゃべりしてもいいことになっています。また、アロマ岩盤浴にはテレビがついています。入浴料には、岩盤浴の利用料金が含まれています。ただし、岩盤浴を利用する人は(・・・ていうか、ここへ来る人の大多数がそうなのですが)、タオル・館内着・大判タオルをレンタルしているみたいです。ま、あれだけ汗をかくわけですから、岩盤浴用の服が要るのは確かで、まさか岩盤浴着をわざわざ持参する人はいないでしょう。
1階のお食事処は、お風呂に入らない人は入浴料なしで利用できます。しかし、その名のとおり食事が中心で、呑みにはあんまり向いていない感じです。まず頼んだのが、海老フライ。尾頭付きのエビと、ホタテのフライが2個ついています。エビフライなんて何年ぶりだろうと思って頼んでみました。本来定食でご飯とお漬物がついているのですが、ジーン吉本は呑みと決めているので単品で注文しました。780円でした。ホタテがぷりぷりでうまかったです。ただ、エビはというと・・・尾頭付きなのはいいのですが、ナイフとフォークがなく、これを箸で食べろというのは至難の業。なので、ちょっとがっかりです。
続いて、冷や奴。280円と安かったです。ただし、およそスーパーにも並んでいるんじゃないかって感じのお豆腐で、至って普通。しかも、なぜかテーブルにお醤油が置いてなくて。言ったら持ってきてくれましたが、それぐらい最初からテーブルに置いておくべきでは・・・と思いました。
次に頼んだのが、天ざるそば。980円でした。ここでジーン吉本の戦略としては、天ぷらを肴に芋焼酎のお湯割りをグラス1杯飲んで、〆にざるそばを食べるつもりでした。で、芋焼酎のお湯割りを頼んだのですが・・・
出てきた芋焼酎がなんとこれ。900mlのボトルに入った芋焼酎 さつま司と、お湯が入った魔法瓶でした。いや、これグラスにして2~3杯分はあると思うんですけど。
従って、作戦変更。天ぷらもおそばも、酒の肴として食べることに。いや、日本酒ならともかく、焼酎はグラス単位で出さないとダメでしょう。ちなみに、天ざるそばのお味はというと、天ぷらは揚げたてで、エビはぷりぷり、衣はサクサクで、海老フライよりもこっちの方がおいしかったぐらいなのですが、おそばがどうにもダメ。ま、天ぷらがついて980円のおそばですから、お味を期待してはいけないのかもしれませんが。
スパ ビューナ時代に大いに不満のあったお風呂が改善されていた点と、全体的にスパ ビューナと比べて万人向けに改善されている点は評価できると思いますし、3階露天風呂はとっても気に入りました。ただし、お食事処のメニューは要改善と感じました。軽食処との棲み分けが難しいのはわかりますが、もう少しおつまみを充実させて欲しいのと、焼酎はグラス単位で出して欲しい。また、うどんと蕎麦は軽食処で出す代わりに、アルコール類とおつまみはお食事処で出すという手もありなのではないかと、ジーン吉本的には感じました。少なくとも、あのおそばの味は立ち食いソバのレベルを出ていないので(むしろ立ち食いソバの方がおいしい)、軽食処で出すレベルの味だと思います。
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