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JR花咲線は釧路-根室間で、正確に言うと根室本線の一部です。ジーン吉本は釧路市内にお宿を確保しまして、釧路から根室までは花咲線で行くことにしました。
と思っていたのですが・・・
ここで驚愕の事実が判明。これが釧路市中心部にある標識なのですが・・・
「え!? 根室まで124kmもあるの?」
首都圏だと東京-安房鴨川ぐらいの距離。ひゃー さすが北海道。
で、こちらが根室行きの列車です。正式名称は根室本線と、本線と名前にあるにもかかわらず、完全にローカル線です。たった1両で、ワンマンカーです。1日6本しかないので、乗り遅れ厳禁です。ただ、結構お客さんは乗っていました。
釧路駅を出ると、しばらくは釧路市の市街地を走ります。市街地を抜けると、列車は林の中を走ります。手元のスマホは、圏外! マジか…
さすがJR北海道のローカル線、駅舎が貨車になっている、通称 貨車駅が結構あります。また、ホームが木の板張りになっている駅もあります。写真は、尾幌駅です。
そうかと思うと、すごく新しい駅舎もあります。写真は、門静駅です。
門静駅を過ぎると列車の速度が落ちまして、「景色をお楽しみください」とアナウンスが流れます。ここで、列車は海沿いを走ります。予想通りと言いますが、お客さんのうち大半は観光客でして(・・・てジーン吉本も観光客ですが)、車内では写真撮影が始めます。
列車は厚岸駅に到着します。ここでお客さんがパラパラと降りていきます。
厚岸駅を抜けると、列車はまた海沿いを走ります。湿原を抜けると、門静駅です。
茶内駅です。浜中町はモンキー・パンチの出身地でして、駅にはルパン三世の看板があります。これは、銭形警部ですね。
茶内駅では、列車の行き違いのため、しばらく停車します。
浜中町付近では、列車は草原・・・と言いますか牧草地帯を走ります。花咲線ではよく鹿が出没しまして、列車が急停車するケースがあります。
列車は、厚床駅に到着します。かなり新しい駅舎です。昔は、標津線との乗換駅でした。現在では、標津線は廃止になりました。
列車は、別当賀駅に着きます。別当賀駅から、列車は海沿いを走ります。写真奥に海があるのですが、見えますでしょうか。
列車は、根室市に入ります。写真は西和田駅です。見ての通りの貨車駅ですね。
終点が近づいてきました。牧場には牛がいます。
列車は、東根室駅に着きます。ここが日本最東端の駅です。ここで記念撮影のためにしばらく停車してくれるのかと思ったら、停車時間わずか。えーん、西大山駅(JR線最南端の駅)とか半家駅とかだったら、記念撮影の間、停車してくれたのに・・・
列車は、根室駅に到着。釧路駅からおよそ2時間30分でした。普通列車の割に早く着いたのは、駅の数が少なく、ほとんどの駅で乗降客0だったからかも知れません。
事実、釧路駅から根室駅まで乗りとおした人が、かなりの割合でいました。この方々とは、この後の納沙布岬行きのバスでも一緒でしたから、まず観光客と見て間違いないでしょう。(・・・て、ジーン吉本も観光客なのですが)
帰りの列車で遭遇した、このシート。これ、もしかして0系新幹線のシートの、モケット張り替えた奴じゃないですかねぇ。
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