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ジーン吉本が一番よく乗ってる新幹線、にもかかわらず今までブログに登場しなかったのが、東海道新幹線だったりします。恐らく、ジーン吉本的にはあんまりにも当たり前すぎて、今まで書いてなかったんでしょうね。
東海道新幹線は、東京-新大阪を結ぶ新幹線です。東京駅からは、東海道新幹線区間内を走る列車の他、新大阪駅から先の山陽新幹線へ乗り入れる列車も走っています。なので、東京駅をはじめ、東海道新幹線の駅には、「東海道・山陽新幹線」と書いてあります。
東京駅では、東海道・山陽新幹線と、東北・上越・秋田・山形・北陸・北海道新幹線の改札口は別々です。なぜかと言うと、東海道・山陽新幹線はJR東海、東北・上越・秋田・山形・北陸・北海道新幹線はJR東日本の路線だからです。
東海道新幹線が開業したとき、列車の愛称は2種類。一部の駅にしか停まらないのが「ひかり」、各駅停車が「こだま」でした。
残念ながら、開業したときの0系の写真は見つかりませんでした。その代わりと言っては何ですが、0系とまったくおんなじ形で、黄色い新幹線の写真が見つかりました。ドクターイエローと言って、計測用の列車ですね。(むしろこっちの方が珍しいって言う説も…)
後に、最高時速270km/hと、従来の東海道新幹線よりも速いのが出ました。これが、「のぞみ」です。なぜ新しい愛称になったのかと言うと、登場当時の「のぞみ」は完全に特別扱いでして、「のぞみ」用の新幹線特急券を買わなければいけなかったり、新幹線回数券では乗れなかったりと、実に使い勝手の悪い列車だったんです。にもかかわらず、東京-新大阪間を結ぶ最終列車が「のぞみ」で、最終電車で東京(または新大阪)に行く人から銭を巻き上げようという、何とも悪どいJR東海。
初代「のぞみ」こと300系の写真も、見つかりませんでした。その代わりと言っては何ですが、動画が見つかりましたのでここに載せておきます。(むしろこっちの方が珍しいって言う説も…)
現在は、「のぞみ」も「ひかり」も「こだま」も、最高速度・料金は同じです。では、どこが違うのかと言うと、「のぞみ」は最速達列車で、新大阪駅までの停車駅は品川・新横浜・名古屋・京都です。「ひかり」も速達列車ですが、「のぞみ」の停車駅の他に、三島・静岡・浜松・豊橋・岐阜羽島・米原のいずれかの駅に停まります。また、一部の割引切符では「のぞみ」に乗れません。
「こだま」は各駅停車ですが、名古屋行きの「こだま」もあるので、名古屋以西は各駅に停車する「ひかり」が運転されています。愛称が「のぞみ」「ひかり」「こだま」と別れた結果、名古屋以西が各駅停車になる「ひかり」が、途中駅で別の「ひかり」に抜かれるというパターンがなくなりました。
300系の後に登場した、700系です。登場当時、その顔立ちから「アヒル」と呼ばれたりもしました。現在ではだいぶ数を減らしていて、主に「こだま」として運転されています。270km/h出すと大揺れする300系と違って、270km/hでも乗り心地がよくてびっくりしたもんですけどね。
絶賛増殖中なのがこちら、N700系です。いつの間にやら、一番本数が多いのが「のぞみ」で、「のぞみ」は大抵N700系で運転するようになりました。座席にコンセント、公衆無線LANサービス、全車禁煙で喫煙コーナー付きと、今までの東海道新幹線と比べてサービス内容を大幅に変えた車両でもあります。
N700系が、豊橋駅を通過する動画です。ここって長い直線でして、N700系も全速力で通過していきます。
グリーン車の座席です。普通車と比べてシートに重厚感があり、4列シートなのでゆったりしています。また、フットレストが付いています。
シート背面です。フットレストは、高さを調節することもできます。
シート背面テーブルです。正直これはかなりの広さ。ノートPCを置いてマウス操作をしても、まず問題ないでしょう。
真ん中の肘掛には、読書灯とシートヒーターのスイッチが付いています。また、ACコンセントが使用可能な時、緑色のLEDが点灯します。
グリーン車は、すべての座席にACコンセントが付いています。ACコンセントは、真ん中の肘掛についています。
リクライニングボタン・・・て言うかスイッチです。手前に引くと、シートバックが倒れます。奥に押すと、シートバックが置きます。ただし、リクライニングは電動式ではありません。
テーブルは、肘掛にも付いています。ただし、大きさは小さめ。飲み物を置くとちょうどいいでしょう。
普通車指定席および自由席です。山側、つまり富士山が見える側は2列シートです。D列が通路側、E列が窓側です。窓の下にはACコンセントがあります。
同じく海側、つまり海が見える側は3列シートです。A列が窓側、B列が真ん中、C列が通路側です。写真ではわかりにくいですが、B列の席だけやや広めになっています。また、窓の下にはACコンセントがあります。
シート背面です。シートバックテーブルの背面に、車内の案内があります。また、テーブルの下には網状の物入れが付いています。カップホルダーがないのが残念。
ちなみに、東海道・山陽新幹線は、東京方向が16号車で、新大阪・博多方向が1号車です。なので、東京ディズニーランドへ行く場合、1号車に一番近い階段、つまり八重洲南口への階段を降りると乗り換えが楽、と言う攻略法があったりします。(京葉線・武蔵野線に乗り換える場合、八重洲南口から更に南を目指さなければならない)
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