カテゴリー別アーカイブ: 静岡県

踊り子号だけ新しい車両にならないのはなぜ?


JR東日本 185系 特急踊り子号 伊豆急下田駅にて

国鉄がJRになってから30年が経過しまして、もう国鉄時代からの列車は絶滅危惧種状態になっています。それどころか、JRになってから登場した車両でさえ、引退したり転属したりしてしまった車両があります。例えば、京成スカイライナーが新しくなるちょっと前、成田エクスプレスが新車になりました。その前の車両だって、そんなに古いというわけではないのに。

国鉄時代の列車がどんどん淘汰されていく中で、未だに新車に恵まれない特急があります。特急踊り子です。

正しく言うと、スーパービュー踊り子がいるので、新車が来なかったわけではないのですが、踊り子を全部置き換えるには至りませんでした。

JR東日本 251系 スーパービュー踊り子号 伊豆急下田駅にて

では、なぜ踊り子号は未だ古いまんまなのか。その話をする前に、なぜ列車は引退するのかを見ていきたいと思います。

「そんなの簡単だよ。列車が古くなったからじゃん。」

いえいえ、そんなに簡単な話じゃないのですよ。なぜかと言うと、列車は色んな部品の塊でして、部品だけを新しくするという手があるからなのですよ。なので、車両の老朽化以外にも理由があるんです。例えば、「部品を交換するぐらいだったら、新しい車両を入れた方がコストが安くつく」とかいう感じです。

これ以外に、列車が引退する理由は、主に次のような理由です。

1.新しいシステムに対応するため

京成電鉄 スカイライナー AE型 前面 京成上野駅にて

前述の京成スカイライナーも、新しくなった理由は成田スカイアクセス線ができて、時速160km/h運転を行うためでした。それで、まだまだ十分走れるはずなのに、新車を入れたというわけです。

JR中央総武線各駅停車 E231系 6ドア車

また、数を減らしつつあるのが6ドア車。こちらは、ホームドアに対応できないため、入れ替えが進んでいます。

とにかく、新線が開業したり、新システムができた結果、従来の車両では対応できなくなり、やむなく入れ替えすることになったというケースが考えられます。

2.レアな車両だったため

生産台数が少なかった車両は、他の車両と部品を共通化するのが難しく、保守上の脅威になりやすいのです。このため、早い段階で廃車になるケースが多かったりします。

JR京葉線 E233系 前面 海浜幕張駅にて

例えば、中央線快速電車。こちらは製作費が高価だったためにあんまり生産されず、しかも故障率が高かったんです。この車両を使っているのは首都圏だと他に京葉線の一部列車しかなく、京葉線共々新車に入れ替わりました。

3.現在のニーズに対応できなくなったため

これは、お客さんから「この列車、古臭いね」と言われかねないといった理由も含みます。

それ以外に、小田急HiSEのケースがあります。もっと古いLSEよりも先に引退してしまった理由は、HiSEはハイデッカー車両ゆえにバリアフリーに対応できないためだそうです。

長野電鉄 1000系 特急ゆけむり 正面 湯田中駅にて

では、本題に戻ります。なぜ踊り子号だけ新車にならないのか。本当のところはJR東日本に聞いてみないとわからないのですが、高速バスが強敵にならないというのが大きいのではないかと思っています

首都圏を走る特急を、順番に見ていきましょう。まずは冒頭で説明した特急成田エクスプレス。こちらは京成スカイライナーのほか、各地を走るリムジンバスと競合関係にあります・・・ていうか、成田空港の開業当時はリムジンバスが一般的だったんです。

JR東日本 E259系 特急成田エクスプレス 前面 東京駅にて

続いて、常磐線を走る特急ひたち特急ときわ。こちらは東京駅から常磐道を経由して、常磐線各地を結ぶ高速バスと競合関係にあります。そのためか、JR世代の特急をさっさと引退させて、新車に入れ替えてしまいました。

JR常磐線 E657系 特急スーパーひたち 前面 上野駅にて

続いて、房総半島を走る特急わかしお特急さざなみ特急しおさい。房総半島を縦断する館山道が整備されたうえ、東京湾アクアラインもあるため、都心からの高速バスが色々走っています。しかも高速バスの方が便数が多く、列車が負け気味だったりします。

JR東日本 E257系 外房線特急わかしお 前面 安房鴨川駅にて

続いて、中央線を走る特急あずさ特急かいじ。こちらは、新宿駅から中央道を経由する高速バスが出ています。しかも、富士急ハイランドに行くには、高速バスの方が便利だったりします。

JR東日本 E351系 特急スーパーあずさ 新宿駅にて

・・・以上、ここまでがJRになってから新車になった特急です。共通しているのは、高速バスとの競合関係にあり、しかも高速バスが強敵なんですね。

では、新車に恵まれない特急は、特急踊り子以外にもう一つ、特急草津です。草津温泉へ行く高速バスはあるにはあるのですが、関越道が首都高につながっていないせいか、新宿行きでして。上野発の特急草津と競合関係になりにくかったりします。

JR東日本 651系 特急 草津 前面 浦和駅にて

で、本題の特急踊り子ですが、伊豆半島を縦断する高速道路がないためか、伊豆方面と都心を結ぶ高速バスは皆無なんです。この他、東海道新幹線も走っているのですが、乗車時間が1時間弱で途中で在来線に乗り換えないといけないので、新幹線のスピードメリットがあまり活かされないんです。

しかし、さすがにまずいと思ったのか、特急あずさと特急かいじを新車にした後、余った車両を特急踊り子に転属されるのではないかという説もあります。

JR東日本 E257系 特急あずさ 特急かいじ 新宿駅にて

特急踊り子って、ACコンセントが付いていないのは許すとして、内装の老朽化はハンパないレベルで、しかも観光メインの特急だというのに窓が小さく、もういい加減に新しくしないとまずいんじゃないかと思います。それとも、特急踊り子のあの車両って、JR東日本としては使い勝手がいいってことなんでしょうかねぇ。


旅行記:静岡・清水へ日帰りで旅しました その内容のまとめ


今回は、静岡へ日帰りで旅行へ行ってきました。その時のコースをまとめます。

今まで通過したことしかなかった静岡駅に、今回初めて降りてみました。それにしても、通過する新幹線の多いこと多いこと。

静岡駅から歩いて、静岡鉄道の新静岡駅に行きます。新静岡の駅ビルはショッピングモールの他、新静岡バスターミナルもあります。

静岡鉄道の新清水駅から、清水駅まで歩きます。新清水駅から清水駅までの道のりが、こんな感じ。やや寂しい感じがするのは否めません。

お腹がすいたので、清水魚市場 河岸の市へ。食べるんだったら、生しらすって決めていました。で、生しらすと桜えび丼を注文。こんなの静岡県じゃないと口に入らないし。いや、うまかったです。

首都圏から静岡県へのJR+宿泊セットプラン

旅行記:熱海市内をぶらぶら歩いて、ついでに温泉に入ってみた


平和通り名店街入口 この商店街を抜けて道なりに進むと、大江戸温泉物語 熱海温泉 あたみ があります

熱海と言えば、日本でも有名な温泉街ですね。たくさんの観光客が訪れます。

熱海 平和通り商店街 観光客でごった返しています

大江戸温泉物語あたみはこっち」という看板につられて、平和通り名店街へ。商店街の中は、多くの観光客でごった返しています。

大江戸温泉物語 熱海温泉 あたみ 建物外観

平和通り名店街を抜けて、坂を下っていくと、大江戸温泉物語あたみがありました。ここで日帰り入浴します。

熱海駅舎跡 熱海温泉 大江戸温泉物語 あたみのすぐ横にあります

熱海駅は、元々ここにあったそうです。熱海駅舎跡を示す石碑があります。

熱海 坂が多く、桜がちらほら咲いていました

熱海駅にはあれだけたくさんの観光客がいたにもかかわらず、平和通り名店街を過ぎるとぱったりといなくなります。恐らく坂の昇り降りが嫌なんでしょう。桜がちらほら咲いていました。

熱海 昭和の雰囲気が残る商店街 しかし、シャッター街と化していました

地元の人向けの商店街だと思うのですが、人影はまばら。商店街というよりは、シャッター街と言ったほうが正しいかもしれませんね。

熱海 温泉街 何とも昭和の雰囲気のホテルがあります

商店街といい、ホテルといい、昭和の空気を感じます。「人生は旅」ってキャッチフレーズが泣かせます。ちなみに、この通りの先に、大湯間欠泉があります。

熱海 本町商店街バス停 ここが桜通りです

本町商店街バス停です。バス停は橋の上にありまして、川沿いが桜並木になっています。

熱海 マリンスパあたみバス停付近からサンビーチを眺める

坂を下った先は、サンビーチと言って、砂浜が広がります。こうして見てると、どこかのリゾート地に来たような錯覚を起こします。(・・・て、熱海も十分リゾート地だという説もあるのですが)

熱海温泉 マリンスパあたみ 建物全景

マリンピアあたみです。日帰り温泉を楽しみに来てみたのですが、ここはプールがメインの施設だそうで、残念ながら断念。ちなみに、水着のレンタルもあるそうです。

熱海 マリンスパあたみバス停付近 猫がいました

マリンピアあたみの近くには、早島行きの船のりばがあります。ここで、一匹の猫を発見。キューティー吉本は、その先のアタミロープウェイ熱海城へ行きます。

大湯間欠泉 市外通話発祥の地 記念公衆電話 もちろん本当に通話できます

熱海は日本の市外通話発祥の地だそうです。大湯間欠泉のそばに、公衆電話ボックスがあります。しかし、大湯と聞いて日帰り温泉を想像していたキューティー吉本は、大湯間欠泉を見てがっかり。人は入れないんですね。

湯前神社 境内

でも、近くに温泉浴場 大湯を見つけて、ちゃんと日帰り温泉には行ったのでした。ここは、大湯の近くにある湯前神社ですね。

熱海温泉 小沢の湯 日帰り温泉ではなく、源泉でした

熱海7湯めぐりというのは、7つの外湯で温泉巡りをしましょうということではなく、熱海の7つの源泉を見に行きましょうということでした。これは、7湯のうちの一つ、小沢の湯です。

JR東海道本線 熱海駅 バスターミナル

熱海市内は坂が多く、歩いて回るには向いていないと感じました。熱海駅から素直にバスに乗ったほうがいいと思います。湯~遊~バスも走っていることですし。



日帰り入浴レビュー:熱海温泉 温泉浴場 大湯 温泉旅館 日航亭


熱海温泉旅館 日航亭 温泉浴場 大湯 入口

折角熱海に来たので、温泉に入って帰りたいと思います。大湯間欠泉のすぐ近くに、「温泉浴場 大湯」なる看板を見つけて、恐る恐る行ってみると、どうやら温泉旅館 日航亭に併設されている、日帰り入浴施設的なもののようです。

熱海温泉旅館 日航亭 温泉浴場 大湯 建物

場所は、熱海駅から歩いて15分ぐらいのところ。湯~遊~バスだと大湯間欠泉バス停から1~2分ぐらいのところにあります。ただし、熱海駅からだったら歩いたほうが早いと思います。

営業時間は9:00~20:00で、料金は大人1,000円、子供500円です。シャンプーとボディソープは備え付けのものがありますが、タオルはついていません。ロッカーは有料で100円です。

熱海温泉旅館 日航亭 温泉浴場 大湯 大浴場入口 手前が男湯 奥が女湯 男女入れ替え制です

大浴場は、男女入れ替え制になっています。この日は手前が男湯、奥が女湯でした。脱衣場には脱衣かごのほか、有料のコインロッカーが置いてあります。コインロッカーが100円リターン式でないのが痛いところです。

内湯は、シンプルにでっかい湯船が一つ。露天風呂も、でっかい湯船が一つです。内湯にサウナ的な扉がついていまして、「おお! サウナがあるのか」と思ったら、扉が打ち付けられていて、入れなくなっていました。恐らく昔はサウナがあったんだと思います。また、露天風呂と言っても、一部屋根がないお風呂で、開放感はありません。

温泉はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、ごくわずかに白濁したお湯です。これを源泉かけ流しにしています。温泉投入口や湯船に湯の花がこびりついていまして、ここはいいお湯なんだと実感します。キューティー吉本の体感温度的には、41~42℃。普通よりもやや熱めといったところでしょうか。



まずは、内湯に入ります。ここはタイル張りのお風呂になっています。次に、通路を抜けた先の露天風呂に入ります。露天風呂は岩風呂風になっています。で、休憩して内湯に入り・・・と繰り返していました。空気感としては、昭和の匂いがぷんとする感じです。

館内には、大浴場のほかに、家族風呂があります。また、お昼寝こそできないものの、休憩スペースがありまして、畳敷きの部屋の他に、フロントの脇にソファーが置いてあります。

熱海温泉旅館 日航亭 温泉浴場 大湯 玄関

温泉旅館の入浴のみの利用と考えれば相場だとは思うのですが、一般的な日帰り温浴施設と比較すると、これで入浴料1,000円は高いと思います。これだったら、タオルをつけて欲しいと思います。とはいえ、熱海駅から歩ける範囲であるのと、どこかなつかしい感じになれるのと、気軽に入れる施設なのがうれしいですね。


湯前神社


湯前神社 大鳥居

熱海温泉の大湯間欠泉のすぐそばに、湯前神社という神社があります。この石鳥居と石灯籠は、江戸時代に熱海温泉に湯治した大名が寄進した石造物で、熱海市指定文化財です。

湯前神社 ここも温泉が出ていました

キューティー吉本もお参りしたいと思います。で、熱海らしく、ここにも温泉が湧いています。

湯前温泉 社殿

これが社殿です。こじんまりしていますが、立派な建物ですね。