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金沢駅を発着する北陸本線の特急が、サンダーバード、しらさぎ、ダイナスターです。近江塩津から湖西線に入り、京都・大阪へ行くのが特急サンダーバードです。かつては特急スーパー雷鳥サンダーバードと随分長い名前だったのですが、いつの間にか短くなりました。
滋賀県内もそのまま北陸本線を走り、米原・名古屋へ行くのが特急しらさぎです。こちらは、東海道新幹線から北陸方面へ行く乗客を意識したものです。北陸新幹線が開業してからできたのが、特急ダイナスターです。福井から金沢へ行く(あるいはその逆)区間特急です。このため、特急ダイナスターは朝と夜しか走っていません。
この特急サンダーバード、しらさぎ、ダイナスター、どれもほぼ同じ列車です。違うのは側面のロゴぐらいです。これは、特急サンダーバードのロゴ。’THUNDER BIRD’と描いてあります。
では、特急しらさぎはというと・・・無理やりロゴを消してあります。いや、そこまで無理して区別しなくても・・・。その他、帯が特急サンダーバードだと青1本なのですが、特急しらさぎは青とオレンジです。
また、号車番号と「指定席」「自由席」「グリーン車」の表示は、扉の横についています。JR西日本の特急は大抵こうなっていまして、見やすくていいと思います。
シートは号車によって色が違います。これは、赤系のシートです。
横から見ると、こんな感じです。JR発足してから間もなく登場した列車でして、ACコンセントはついていません。でも、座席は柔らかめで、座り心地はむしろ最近の特急より良かったです。
シート背面です。もともと大理石調の色合いだったのですが、後から修理したのでしょうか。プラスチック地のままになっているところがあります。せめてどっちかに統一すればいいんでしょうが。
カップホルダーは、肘掛けに収納されています。恐らく、座席を向かい合わせにしても使えるようにとの配慮でしょう。
一部の特急サンダーバードは、和倉温泉まで行きます。この特急サンダーバードとしらさぎ、ダイナスター。何と車内販売がありません。それどころか、自動販売機すらついていません。大阪から金沢だと結構の乗車時間のはずで、せめて自動販売機がないとまずいのでは?
特急しらさぎが金沢駅に入線する様子を、動画に撮ってきました。よかったら見てくださいね。
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